2017年6月14日水曜日

賃貸アパートのエアコンがカビ臭いので許可いただいて分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV281-W(2011年製) 標準タイプのエアコンです。

こちらの建物は賃貸アパートで、このエアコンはもともと設置されていたものです。
この様な場合は、基本的に不動産屋さんかオーナーさんの方へお願いする訳ですが、「お客様の方でご自由に」とお断りされる場合もあります。
今回もその状況で、お客様の方で確認許可をいただければ、洗浄をお引き受けさせていただいています。

うわぁ...フィルターは定期的に掃除をお願いしますね(^_^;)

今回はカビ臭いとの事で、エアコン分解洗浄をご依頼いただきました。

室内機を取外す訳ですが、ダクト内でドレンホースが外れていました...
まぁよくある光景ですが、ガムテープで留めてたんですね(^_^;)
どんな業者さんが施工したんだろう?

ここは再取付けの際に、しっかり接続させていただきます。

持ち帰った室内機を分解していきます。
配管の断熱材内部から、異様にサビが出てきます?


断熱材を剥いで見ると、配管折れ防止用のスプリングが腐食しています。

鉄製なので少しは腐食しますが、これはちょっとヒドイです。
賃貸住宅ですから、もしかするとエアコンクリーニングした際に洗浄剤が流れ込んだのかも知れませんね。
取付けたまま洗浄すると、この部分は水で洗い流しができないので、残った洗浄液で腐食が進んだ可能性があります。
サビを全部落として、防錆スプレーを吹いておきます。

電気系統を取り除いて完全分解。三菱のGVタイプはシンプルで大好きです(*^^*)


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。


配管接続が完了すると、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あ、いい匂いがします。」とお客様。
いえ、別に香りは付けてませんので(^_^;)
「いや、ホントカビ臭かったんですよ。臭いがなくなって良かったです。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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