2024年5月6日月曜日

新築マンションで三菱霧ヶ峰×2台エアコン取付工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV5624S-W エモコテック搭載霧ヶ峰エアコン×1台
三菱電機 MSZ-GV2223-W スタンダードタイプ霧ヶ峰エアコン×1台
を、お買い上げいただきました。

建物は今年2月に完成した新築マンションです。
まずはリビングから。

ベランダ周りはこんな感じで、結構広いです。
今日はGW最終日なのに朝から雨模様ですが、マンションなので雨に打たれることなく作業ができます。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成
ドレンは塩ビ管を使って、排水溝まで導きました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してリビングが完了です。

昼休憩を挟んで、2台目の寝室へ。

室外機は玄関脇の通路側へ置きます。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。
グレー色は薄すぎるし、ブラウン色だとなんか違うという感じで、他のお宅を見てみるとブラック色を使っていたので他に合わせました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成
プラロックもブラックなので、この方が締まって見えますよね。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
新しいお家で快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年5月4日土曜日

11年目の東芝エアコンを洗浄せずに三菱霧ヶ峰へ取替工事

約9年前にエアコン工事をさせていただいたお客様のご依頼で、エアコン取替えと新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-GV2823-W 霧ヶ峰スタンダードタイプ×2台を、お買い上げいただきました。

まずは1階居間から。
2013年製造、東芝製です。9年前に中古品としてアベ冷熱技研で取付けさせていただきました。
まだ動いてはいますが、効きが悪くなってきたとの事。
内部を見るとかなり汚れているので、洗浄すれば治る可能性もありますが、10年以上経過しているので洗浄はお奨めしませんでした。 東芝ですし。

「じゃぁ、これは新しいのに取替えてもらって、2階の部屋にも1台取付けてください。」と即決いただきました。

室外機はこの位置。

テープ巻き仕上げのため、南側の直射日光と酸性雨の影響でボロボロになっていました。
この際に、外部配管はスリムダクトにします。

では作業に掛かります。
既存機を撤去して、新しいエアコンの背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1階取替えが完了です。

昼休憩を挟んで、2階へ新設。
エアコン専用コンセントと配管穴は開いています。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

ここから延々ハシゴ作業です。
隣のアパートの駐車場スペースをお借りして、安全に作業を行います。
当然ですが、お客様を経由して、アパートのオーナー様の許可をいただいています。
許可をいただくのは、お客様ご自身でお願いしています。
許可が取れない場合は、安全に作業ができないためお引き受けできません。

いやぁ...今日の南側は真夏の様な暑さでまいりました... 日陰は涼しいんですけどねぇ。
ハシゴの上での横引きは、モルタル壁という事もあって結構大変な作業でした。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

アース(接地)は2台共、室外機側で取りました。

室外機周りは、こんな感じで完成。
もぅ暑さでフラフラ状態です...

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
これでこの夏は、快適にお過ごしいただけますね。

帰り際に、「暑かったでしょう?これ良かったらどうぞ」と、たくさんお土産をいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年5月2日木曜日

8馬力ツインパッケージエアコン フロン回収~全撤去作業

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、使わなくなった業務用パッケージエアコンの撤去作業にお伺いしてきました。

撤去するのは、ダイキン製の4方向天井吊形ツインタイプ、8馬力のエアコンです。

昨年の4月に9.0kwのルームエアコンを設置させていただいたので、このエアコンは使われていません。
過去記事→ 「8HPパッケージエアコンの調子が悪いので29畳用のルームエアコンを取付け」 https://techabe.blogspot.com/2023/07/8hp29.html

このエアコン、店舗の広さから見てもオーバースペックなのに、設置当初からあまり効きが良くなかったそうです。
お聞きすると、他の現場でキャンセルになったものを取付けられたそうです...
まぁキャンセル品で新品を取付けたものですから、効きが悪いの原因ではないと思いますが、気持ちは晴れませんね。

当時の8馬力ですから、室外機も大きいです。

銘板を見ると、170kgの記載が...

地上置きなので、ユニック車横着けで吊れるやろって思いますよね。
無理なんですよ、これがこの状況なもので...

まぁ、一人でぼちぼちやりますよ。
まずはフロン排出抑制法に基づいて、機器内に残っているフロンガスを回収します。
回収ボンベに回収したフロンガスは、破壊処理業者へ持ち込み適正に破壊処理されます。
業務用エアコンは家庭用エアコンの家電リサイクル法とは違い、フロン排出抑制法の扱いになります。

ちなみに、銘板に記載されているフロンガスの量は4.0kgでしたが、回収できたフロンガスの量は3.0kgでした。
1.0kgはどこへ行ったんでしょうか?
漏れてたのか、最初から少なかったのか。
1.0kgも少なかったら、そりゃぁ冷えも悪かったでしょうねぇ...

ガス回収が完了すると、室内機を取外していきます。
室内機も30kg超えているので、電動リフターを使って安全に降ろします。

室内機2台、撤去完了です。
開口部の補修は、お客様のお知り合いの建築業者さんへご依頼されるそうです。

配管は外部のみ撤去。天井隠蔽部分は残置とします。
配管穴が大きく開けられていたため、普通のエアコンキャップでは塞ぐことができません。

仕方ないので、ステンレス製のカバープレートで塞ぎました。

さて、170kgの室外機は一人ではビクともしません。
一人で運べるところまで、地道に分解していきます。
分解作業は嫌いではありません。内部構造が見れるので、なかなか面白いです。

ここまで分解しました。これでも奥に見えるコンプレッサーは、80kg以上はあると思います。
ここまでが昨日の作業でした。

そして本日午後から、軽トラに乗り換えて再訪。
コンプレッサー乗せるのにかなり苦労しましたが、なんとかやっと...
荷台に乗せて、ここから元通りに組み立てていきます。

はぃ、こんな感じで積み込み完了です。
ユニック車なくても、やればできる!
いや...できればやりたくないです...

撤去完了です!スペースが広くなったので、自転車やバイクも置けますね。

よく見てみると、室外機があったところに水道のバルブボックスがありました...
このエアコン設置した業者さん、いろいろやってましたねぇ...残念です。

アベ冷熱技研は「第一種フロン類充填回収業者登録店(愛媛県)」、「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工です。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。