2026年7月7日火曜日

外構工事が遅れて完工まで2か月掛かったエアコン工事

いつもお世話になっているお客様が新築されたので、移設×3台と新設×3台のエアコン工事をご依頼いただき、本日完工でした。

機器はすべて、お客様支給品です。

まずは4月末頃に、エアコン移設のための取外しにお伺いしていました。
賃貸住宅にお住まいで4台設置していましたが、1台は2007年製でしたので処分をお奨めして3台移設する事にしました。

新しいお家は完成していて、少しずつ荷物を運んでいる状況でしたので、早速取付に。
まずは2階から。
いきなりこんな所にエアコン専用コンセントが...

外せないカーテンボックス...
しかも天井との間は360mm程度。コンパクトタイプの室内機しか付きませんね。

図面上もこの位置なので、作業を開始します。
位置決めをして配管穴を開けていきます。
サッシの上には壁内に水切りがあるので、できるだけ上の方へ穴を開ける必要があります。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

カーテンボックスがあるので、室内機を掛けた状態で配管接続することはできません。
先に繋いでおいて掛ける方法で。

この工法、配管を押し込みながら行うので、一人では結構大変なのです。

さて、隣の部屋の室内機も先にやっておきたいと思います。
この部屋も変な所にコンセントがありますね。
棚の上に取付けてしまうと、せっかくのスペースが台無しになるので、右に寄せて取付けます。

ここからちょっと作業内容を省いていきますね。
6台あるので、記事が長くなってしまいますので。

配管穴を開けて、室内機を設置します。

隣の部屋の室外機と一緒にベランダ置きです。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

狭いベランダです。
二段置台を使う方法もありますが、価格の面と後のメンテナンス性を考えると、この設置方法がベストです。

作業が終わると試運転を行い、

異常がない事を確認して、2台完了です。
これ、左に寄せていたらどうなっていた事か。

次にリビングに掛かります。
配管穴を右で抜くか、左で抜くかで悩みましたが、左は筋交いがあるのでリスクを避けて右でいきます。

壁裏センサーで柱の位置を入念にチェックします。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。
穴の右側2cmのところに柱があります。

スリーブを挿入して、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

実は5月時点で外構工事が終わっていません。
ブロックを敷いて、嵩上げして室外機を置く事も考えましたが、「まだエアコンは使わんよ」とお客様が言われるので、外構が終わってから室外機を置くことにしました。
なので地上置きの室外機4台は、外構が終わってからということに。

とりあえず、室内機は全部取付けていきます。
こちらは洗面所。
また棚ですか...。この設計士さんはエアコンがどういうものか理解してない様です。

この建物は特殊で、1階裏部分はコンクリートの擁壁に覆われていて、壁の厚みが430mmもあります。

という訳で、これも配管を繋いで取付ける工法で。

ホント、大変なんですよ、一人でやるの...

こちらは2階の納戸。
納戸にエアコンいるの?と思いますが、まぁそこはお客様のお考えで。

配管穴を開けて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらは2階の趣味室。
奥にコンセントがありますが左の本棚を置きたいとの事で、右へ寄せて取付けます。

左の壁しか外壁に面していないので、マンションで使うMDダクトを使用しています。

先ほど1階部分は擁壁と書きましたが、こんな感じです。

こんな感じで、裏の方へ配管を回していきます。


高所で長い配管を取り回していくのは、結構大変な作業なんです。

3台分の配管を降ろしておきました。
裏の方は浸透性のアスファルトを敷くそうなので、当然室外機なんか置けませんね。

アスファルトを敷く際に邪魔にならない様に、高い位置で配管をまとめておきました。

さて、ここまでが5月上旬の作業でした。
ここから2週間位で外構工事が終わる予定でしたが...

外構屋さんの都合とか、雨の影響で2か月も経過してしまいました...
暑くなってきたので、先週リビングの室外機だけでもと、外の工事を終えた帰りに取付けにお伺いしてきました。

あれ?何かアルミの柱がありますよ?
なんと、図面にはない、中庭へ入るための門扉が付くそうで...
いやいや、そこに室外機置く様に図面に描いてありますけど...

どうにもならないので、室外機を左へ寄せて設置。

左は玄関なので寄せたくなかったんですけどね。仕方ありません。
お客様は「ドレンは垂れ流しでええよ。」と言われますが、垂れ流しにすると玄関に向かって勾配が付いているので、どうなるかは解りますよね。

塩ビ管を使って左の中庭に流す様にしました。
本当に図面取り、ここに室外機で良かったのでしょうか...。もやもやが残りました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してリビングが完了です。

そして本日、裏の室外機3台を取付に。

配管距離が長いので、しっかりと真空引きを行います。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
浸透性のアスファルトなので、ドレンは垂れ流しでも水たまりになる事はありません。

あとは試運転を行い、

異常がない事を確認して、

お引渡しです。


何かといろいろ大変だったし、もやもやもいっぱい残りましたが、お客様はあっけらかんとした方なので少し救われています。
という訳で、お隣の親御さんのお家にも、エアコン2台取付けを追加でご依頼いただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
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