2021年8月27日金曜日

軽量鉄骨造タイル外壁のお家でエアコン新設工事

今日は、中古住宅を購入されたお客様のお宅へ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

取付ける場所は、広いリビングの一角です。
リビングの反対側に8.0kwのエアコンが設置されていますが、軽くL字形になっているこの一角に風が届かないため、この位置へ6畳用のエアコンを新設します。

建物は軽量鉄骨造で、外壁はタイル貼り。
しかも、エアコン用の配管穴は空いていません。
通常、この手の建物は配管穴が開いてるんですけどねぇ...

仕方ないので、配管穴開けから作業に掛かります。
室内側で位置決めをして、内壁側を開けていきます。

内側から開けるので、タイルはこんな感じで剥がれます。
まぁこれは想定内です。
寸法取りして外側から開ければいいじゃない?と思うでしょうが、軽量鉄骨造ですから、壁内から何が出てくるか判りません。
外壁側を先に開けてしまって何か出てくると、どうにもならなくなりますから、最小のリスクで作業を行います。

もちろん、タイル貫通は外側から開けます。
これを内側からやると、タイルがバキバキに取れてしまいますから...(^_^;)

こんな感じでキレイに開きました。
剥がれているところは後ほど。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
他のお部屋のダクトがホワイト色のLDダクトでしたので、同じものをチョイスしています。

穴開けの際に外れてしまったタイルは、元の位置へ。
コーキング剤で貼り付けていますから、防水もバッチリです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


淡々と書いてますが、今日は昨日に引き続き、熱中症警戒アラートが出ています。
南側で隠れるところがないので、まぁまぁな地獄です。
デジタル温度計が暴走してしまいました...


スマホも高温で壊れそうです...


倒れない様にコマメに水分補給をして、室外機周りが完成。
霧ヶ峰の室外機がコンパクト過ぎて、ダクトの端末が見えちゃってますね。
建物の基礎が高いのと、水切りが特殊なので仕方ありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
あ。今回のエアコンはお客様支給品です。

「暑い中、ありがとうございました。秋になったら、他の部屋の分解洗浄をしたいので、またお願いしますね。」と、エアコン洗浄のご依頼もいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年8月24日火曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修工事

本日は7月後半から取り掛かっていた、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が、壁クロス貼りが終わった様なので、器具取付けにお伺いしてきました。

このBlogをご覧になっている方にはご存知の、いつものマンションです。
オーナー様からのご依頼で、建築とは別に直接お取り引きさせていただています。
入居者が出る度に、古い設備の改修リフォームをしている訳ですが、今回の部屋は、数年前に一度、軽くリフォームしている部屋でした。

当初、そんなに手を加える予定ではなかった様ですが、いろいろお話してるうちに、いろいろと追加になって、まぁまぁなボリュームになりました...(^_^;)

エアコンは付いていましたが、これは取外して新しいものに取替えます。

配管はテープ巻きなので、取替えのついでにスリムダクトで化粧仕上げにします。
取外したエアコンは一時お預かりして、洗浄後に保管して、将来別のところへ取付ける予定です。

トイレの換気扇は、洗面所とトイレの二室用換気扇になっています。

毎回ここは取替えに苦労するので、天井を落としたついでに取替えておかなければなりません。

本体を取付けておいて、大工さんが天井を貼った後にグリルを取付けます。

分電盤もかなり古いので、この際に取替えておきます。

今回、レンジ専用と浴室乾燥機専用回路を増設しなければなりません。
洗面所の天井も落としてもらって、ここを点検口代わりにケーブルを通していきます。

収納の天井をはいで、クロスを貼り替える壁を一部開口して、点検口代わりに通していきます。

キッチン脇へ、レンジ専用のケーブルが通りました。
簡単に書きましたけど、天井裏スペースは数センチしかないため、結構大変な作業です。

ダイニングにあるドアホン親機と、ネット用のLAN関係の位置替えもします。

ドアホン親機はダイニングのスイッチのところへ移動。
LAN関係は、大工さんが棚を作ってくれるので、そこへコンセントと共に移動します。

このお部屋は、前回のリフォームの際にダウンライトにしていた様で、今回これをすべて調光式に替えたいという事で、全撤去。

このダウンライト、パナソニック製ですけど、虫が入ってますね...
密閉されているのかと思ったら、そうでもないんですね。

と、ここまで既存の撤去から、専用回路増設までが先月の作業でした。

そして、クロス貼りが終わったとの事で、昨日から二日間掛けて器具付けにお伺いしてました。

古いコンセントやスイッチはすべて取替えます。

テレビユニットは直付け形なので、、、

ノイズに強いコネクタ式に取替えます。

レベル測定を行って、異常がない事を確認。

配線器具が変わると、部屋の雰囲気が変わりますね。

レンジ専用コンセントはアース付きで、安全にお使いいただけます。

スイッチ類も、コスモシリーズはキレイですね。

ドアホン本体はスイッチのところへ移動。

LANなどのネット関係は、棚の上にまとめて置ける様にしています。

ダウンライトも取替えて、調光・調色ができる様になりました。

浴室乾燥機も取付けて、天井裏でダクトを接続。

照明スイッチとリモコンを設置。

古い分電盤を撤去して。

パナソニック製のコンパクトブレーカー搭載分電盤へ取替えです。

エアコン工事に掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ベランダ周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してエアコン工事完了です。

阿部の仕事はここまでです。
あとは設備屋さんがキッチンを据えて、美装屋さんがキレイにしてくれたら完工です。
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。