三菱電機 MSZ-BXV4025S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機は東芝製です。
年式は不明ですが、新築当初からあるそうなので30年以上経過しています。


まだ動いてちゃんと冷えていますが、いつ寿命を迎えるか不安なため取替えます。
室外機周りはこんな感じでした。

当初ご相談いただいたのは、手前の隠蔽配管のエアコン取替えでした。


手前の隠蔽配管はリビングのもの。奥の露出配管はダイニングのもの。
リビングとダイニングのエアコンは対面で設置されていましたが、リビングの方が故障で動かない状態でした。
当初はリビングの隠蔽配管のエアコンを取り替えるつもりでしたが、故障してから長い間置いていた様なので、既存配管を流用するリスクを考慮すると、ダイニングの方のエアコンを取り替える方がメリットがある事をご提案させていただいて、今回ご依頼いただきました。
既存機を取外していきます。
ダクトカバーを外すと、配管穴にはパテがありませんでした...

室内機を撤去しました。
コンセントが見当たらないなと思ったら、室内機の後ろで直結されていました。


取外す時に配管が抜けないと思ったら、配管穴が50Φしかありませんでした...
この業者さんは50Φのコアドリルしか持っていなかったんでしょうか。

配管穴の拡張も考えましたが、石綿飛散防止対策が必要になるためお客様の負担が大きくなるため、このまま行きます。
エアコン電源コードの直結は禁止されています。
位置を下げて、コンセントを取付けました。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


今回、配管穴が小さすぎて貫通スリーブが挿入できなかったため、室内側の穴もパテで塞いで気密性を確保します。


配管は新しいものに取替えますが、既存配管化粧カバーは流用。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


蚊取り線香が写っていますが、虫除けスプレーをしていても大量の蚊が寄ってくる環境でした。
室外機周りは、こんな感じで完成。


リビングではお客様のお父様が養生されています。
リビングにエアコンを設置すると直接風が当たるので良くありません。
隣のダイニングに設置することで、快適にお過ごしいただける様になりました。
「お忙しい時期にありがとうございました。これで安心です。スマホで遠隔操作もできる様なので試しにやってみたいと思います。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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