2022年10月20日木曜日

住宅リフォームに伴う専用回路増設と分電盤取替工事

いつもお世話になってるお客様のご実家が、キッチンと浴室のリフォームをされるという事で、電気工事のご依頼をいただき、本日完了お引渡しさせていただきました。

キッチンのリフォームと言うことで、アベ冷熱技研へのご依頼は、IHクッキングヒーターの専用コンセントと、レンジ専用コンセント、エアコン×2台の専用コンセント増設です。

分電盤を拝見すると、空いている回路は1つしかありませんでした。

製造年を確認すると、1975年という表示が...
この機会に、分電盤の取替えも一緒にご依頼いただきました。

こちらのお宅、この夏にエアコンを取付けて、専用コンセント増設を延期した経緯があります。

建物が鉄骨造で、屋根がある部分の天井裏は結構見通しがいいんですけど...

2階が乗っている部分は、

こんな感じで鉄骨が先を塞いでいて、全く見えない状態です。

前回はどうにもならず断念しましたが、今回はリフォームで天井も貼り替えるということで、リフォーム業者さんに「どこでも開口していいよ」と許可をもらっていたので、心置きなく開口。
ここと、和室の点検口を駆使して、各所へケーブルを通していきます。

1階和室のエアコン用。

2階和室のエアコン用。

レンジ専用は、どうしても壁の中にケーブルが通らないので、既存のコンセントを...

レンジ専用回路にしました。
天井裏でこのコンセントのケーブルを見つけて、天井裏で新しいケーブルと繋ぎ替えをしています。

IH専用回路は一度屋外へ取り出して、新しいキッチンが座ったら取り込みます。
浴室換気乾燥機もあるそうなので、それ用の専用回路も通しておきました。

さて、全部隠蔽配線でできたと思ったら、最後の分電盤のところで壁の中にケーブルが通らないことが発覚...

かなり時間掛けて格闘してみましたが、まったく通らずで断念。
一部露出配線になります。
ここまでがキッチンリフォームに取り掛かる前の作業でした。

ほぼ三週間後の本日、リフォームが完了したので再度工事に訪問。
まずは既存分電盤を撤去。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

露出配線部分は、モールダクトを使って仕上げました。

新しい分電盤になって、安全にお使いいただける様になりました。

キッチンも新しくなって、気持ちがいいですね。

IH専用コンセントの仕上げに掛かります。

200V30Aのコンセントを設置。

外部配線は、塩ビ管を使って保護しています。

浴室換気乾燥機の電源は、浴室の窓の上にボックスで止めました。
ここから先は、ユニットバスを組む時に、リフォーム屋さんが接続するそうです。

エアコン専用コンセントも取付けて、

見た目もスッキリ、安全にお使いいただける様になりました。

最後に、IHクッキングヒーターを設置して電源投入。
異常がないことを確認して、お引渡しです。
リフォームはまだしばらく続くみたいですが、キッチンは今晩からお使いいただけます。

「お忙しい時に面倒な事お願いしてすみませんでした。これで安心して使えます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

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