2021年10月1日金曜日

屋根外壁塗装で足場があるうちに地デジ・BSアンテナ取替工事

10月になりました。
おかげさまで、10月の予定がほぼ埋まっております。
11月のご予約もぼちぼちいただいています。
たくさんのご依頼、誠にありがとうございます。

本日は、初めてご依頼いただいたお客様のお宅で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。

アナログ時代のアンテナが建っていて、まだ使えているのですが、屋根と外壁の塗装を行うと言うことで、この際に既存アンテナを撤去して、壁面に地デジとBSのアンテナを取付けたいとのご希望です。

塗装屋さんと直接工事の打ち合わせをさせていただいて、足場を組んで、水洗いが完了した後に新しいアンテナを付けておいて欲しいとの事で、本日お伺いしました。
通常は塗装が完了した後に取付けるのですが、塗装作業の数日間、屋根上のアンテナを撤去してしまうとテレビが映らなくなるため、仮設のアンテナを付けるのではなく、新しいアンテナを取付けておくという事です。

まずは宅内の設備改修から取り掛かります。
今回、4K8K対応のBSアンテナを取付けるため、宅内の古い部材はすべて4K8K対応品に取り替えていきます。

このユニットは直付けタイプと言って、ケーブルの芯線が露出しているため、シールドされていません。

高シールドタイプのユニットへ取替えます。

すべてのお部屋のユニットを、取替えなければ意味がありません。
なぜそんな事をしないといけないかと言うと、ブースターでBS波を増幅した場合、シールド性が低いものを使用すると、そこから電波が漏れ出して、Wi-Fi設備などに障害が出る事があるためです。
自宅の中だけで済めばいいですが、酷い場合はお隣のお宅にも影響がでる事もある様です。
そのため、適正な部材を使う必要があります。

分配器は、ユニットバスの天井裏にあります。

こちらの分配器はコネクタ接続なので、シールド性には問題はありませんが、周波数帯域が狭い旧型なので、取替えます。

4K8K対応の分配器に取替えました。

アンテナ取付けに掛かります。
位置決めをして、取付金具を設置。
宅内の天井裏へケーブルを通しておきます。

アンテナを取付けて、松山本局とBS衛星を狙います。

足場があるにも関わらず、BSのレベルは素晴らしくいい値が出ました。

地デジはお隣の建物が影になっているので少し不安でしたが、エラーフリーで問題なく受信できました。

アンテナ周りはこんな感じで完成。
来週から塗装の予定ですが、アンテナは塗装屋さんが養生してくれるそうです。
いい業者さんで良かった(^_^;)

さて、また宅内へ戻って、2階の天井裏へ。

地デジとBSのケーブルを天井裏へ引込みましたから、この付近へブースターを設置します。

ブースターには100V電源が必要なため、近くのコンセント回路から分岐して、コンセントを増設。

ブースター本体と電源部を、この位置へ設置しました。

各部屋で受信レベルを測定しながら、ブースターの出力レベルを調整します。

BS、いい値です。問題ありません。

地デジもエラーフリーでいい値がでました。

お部屋によっては、ユニットからケーブルを延長してテレビに接続しているところもあります。
これも直付けタイプなので、ダメですね。

コネクタ式に取替えて、シールド性を上げます。

テレビに接続して、きちんと映ることを確認。

あとは、既存の古いアンテナを撤去して、工事完了です。
これで屋根もキレイに塗装ができる様になりましたね。

「ありがとうございました。これで台風でも気にせず過ごせます。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

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