年明けから掛かっていましたリフォームに伴う電気設備工事とエアコン設備工事が完了しました。
リフォーム中、何件か記事を書いてきました鍼灸院さん。
いつもお世話になっているFB友さんの「鍼灸ここわ」さんです。
昨年末に、移転先の電気関係についてご相談をいただいて、年明けから「阿部さんの空いてる時間に作業してもらったらいいです」と、大変ありがたいご依頼をいただきまして、ぼちぼちとやっておりましたが、本日でお引渡しさせていただきました。
最後に残っていた工事は、エアコン移設工事です。
中古の店舗兼住宅をご購入されたので、古いエアコンが数台残っていました。
2台は先週、新しいエアコンに取替えさせていただいた記事を書きましたね。
あと2台残っていたのは、2階リビングのこちら。
ナショナルの文字が懐かしい、1998年製...
1階店舗に設置されていた、こちら。
ダイキン製で、2002年製。
室外機はこんな感じに並べて置かれていました。
柵を取り払うと、こんな感じ。
このスペースかなり狭くて、ダイキンの室外機に至ってはレンガ塀の内側に置けないため、下にブロックを積み重ねて無理矢理置いている状態でした。
先月、とりあえず全部撤去していました。
この狭いスペースに、安全にどうやって置くかが悩みどころです。
さて、取付けるエアコンですが、ほんとは今まで使われていたエアコンを移設するのと、店舗に新しいエアコンを設置するつもりで見積もりしていました。
そんな折、ちょっと変わった学習塾のメンバーのFB友さんから、「阿部さん、今度引越しするんやけど、誰かエアコン欲しい人いないかなぁ?」とご相談いただいたんですけど、そのエアコンが23畳用...
それも2台...
1年半しか使ってないとの事で、自分が欲しいなぁと思いましたけど、23畳用とか、よっぽど広いリビングのお宅じゃないと必要ありません。
ちょっと大きすぎるよねぇ... と言うやり取りをしていて、フッとここわさんの事を思い出して、「1台やったらここわさんの店舗にいいかも知れん。直接話ししてみたら?」とお奨め。
しばらくして、「2台決まった!」と... え?2台...(^_^;)
という訳で、そのちょっと変わった学習塾さんへ取外しにお伺い。
なにがどう変わった学習塾なのかは、長くなるので書きません(^_^;)
詳しくはこちらをどうぞ→ 「ミライ∞ラボ」
室外機はどこにあるんだろう?と探したら、こんなところに...(´;ω;`)
実は阿部、この時、腰痛が最高潮で、コルセット巻いての作業です。
「阿部さん、歩き方が変」って笑われるくらい動きがぎこちない状況で、室外機の重さはナント!!
しかしこの室外機、よくここに置いたなぁと感心。
窓を外して、室外機にロープを巻いて、男二人で引き上げました...
その後は、急な階段を一人で43.5kgを抱えて軽トラへ積み込み。
2台目を軽トラに乗せたところで、ふらついて転けそうになったのは内緒です(*μ_μ)
取外作業中に現場へここわさんが来られて、「阿部さん、手袋外してこっちへ来てください」…( ̄▽ ̄;)
手のひらのツボをグリグリっっっ!
( >д<)イタタタタタ!!
グリグリっっっ!
( >д<)おおおおおっ!
グリグリっっっ!
あれ?
グリグリっっっ!
お?
「はぃ。腰どうです?」
あれ?痛くない…( ̄▽ ̄;)
すごっ…( ̄▽ ̄;)
ホントは鍼を刺すのがのが一番いいんだそうですけど、応急処置でハリ付きのシールをツボに貼ってくれまして、午後からコルセット無しでキビキビ作業できる様になりました(;・∀・)
人間のカラダって、改めて不思議です...
ラボさんからここわさんへ移動して、まずは2階リビングから取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
2階ですからハシゴ作業。
無理すると腰に響きますが、普通の作業なら腰の痛みは感じません。
1階の店舗側も。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
23畳用のデカイ室外機が2台ですから、横並びでは絶対置けません。
二段置台で、縦置きにします。
これがですね、このスペースがかなり狭いので大変苦労します...
500mmのブロックが入るところまで、できるだけ左へ寄せますが、右側に段差があるので、段差解消のためにCチャンネルを2本重ねて高さ調整をしています。
見えないところですけど、かなり手間が掛かっているところです。
ドレンは垂れ流しにせず、ずっと奥にある足洗い場の方まで引っ張っています。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
柵を元通りに取付けて、室外機周りは完成です。
もともとガスボンベは室外機の位置にありましたが、ガス屋さんにお願いして離隔距離を取っていただきました。
作業が完了すると試運転。
異常がない事を確認して、お引渡しです。
結構広い店舗で、西日が当たるところなので、23畳用がピッタリでしたね。
「いろいろ大変な作業だったみたいですみません。腰大丈夫ですか?OPENしたら、また寄ってくださいね。ホントありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
今回はいろんなご縁が繋がって、工事は大変でしたけどやり甲斐のあるお仕事でした(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
2020年2月27日木曜日
2020年2月23日日曜日
令和元年度 八坂地区自主防災連合会 防災資機材貸与式
世間は三連休中日でしょうが、午前中は昨日の雨で延期になっていたエアコン工事を済ませて、午後からバタバタと松山市消防局城東支署へ。
八坂地区自主防災連合会の防災資機材貸与式に参加してきました。
阿部は、なんちゃって副会長ですから、しっかりお手伝いしなければならないところですが、最近ホントバタバタで、役員会も全然参加できてません...(*μ_μ)スミマセン
さて本日は、八坂地区にある各町内の町内会長さんや、防災会長さんに集合していただいて、希望されていた防災資機材をお渡しします。
ヘルメットや拡声器。
ここ数年は、エコトイレも人気です。
人気のアルミ製リアカーは金額が張るので、年に1台づつ、希望される地区へ貸与しています。
各地区の防災資機材も、かなり充実してきましたね。
あと、我らが八坂地区自主防災連合会の備品として、今回初めて発電機を導入しました。
一般家庭にあるカセットコンロのガスボンベを使って発電できるスグレモノです。
ガソリンタイプに比べて、軽量、静音、ニオイが少ないというメリットがあります。
八坂地区の防災資機材も、かなり充実しました。
まだ足りない物もいっぱいありますので、今後も活動を続けていきます。
防災訓練もしかり、いざという時に役立てる仕組みを作っていきたいですね(*^^*)
八坂地区自主防災連合会の防災資機材貸与式に参加してきました。
阿部は、なんちゃって副会長ですから、しっかりお手伝いしなければならないところですが、最近ホントバタバタで、役員会も全然参加できてません...(*μ_μ)スミマセン
さて本日は、八坂地区にある各町内の町内会長さんや、防災会長さんに集合していただいて、希望されていた防災資機材をお渡しします。
ヘルメットや拡声器。
ここ数年は、エコトイレも人気です。
人気のアルミ製リアカーは金額が張るので、年に1台づつ、希望される地区へ貸与しています。
各地区の防災資機材も、かなり充実してきましたね。
あと、我らが八坂地区自主防災連合会の備品として、今回初めて発電機を導入しました。
一般家庭にあるカセットコンロのガスボンベを使って発電できるスグレモノです。
ガソリンタイプに比べて、軽量、静音、ニオイが少ないというメリットがあります。
八坂地区の防災資機材も、かなり充実しました。
まだ足りない物もいっぱいありますので、今後も活動を続けていきます。
防災訓練もしかり、いざという時に役立てる仕組みを作っていきたいですね(*^^*)
カテゴリ:
防災士活動
2020年2月22日土曜日
勾配天井の2階子供部屋へ三菱霧ヶ峰JXVタイプエアコン新設工事
以前から、エアコン洗浄や浴室乾燥機をお買い上げいただいているお客様から、エアコン新設工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-JXV2519-W ムーブアイ極搭載のハイスペックモデルをお買い上げいただきました。
こちらのお部屋、勾配天井になっています。
右側の正規の位置に取付けようとすると、右上部が天井に当たるため、全体的に室内機を下げるしかありません。
これでは部屋の中に温度ムラができるので、効率が悪くなります。
ご提案させていただいたのは、窓の上。
ただし、ここは2階。
ハシゴが立てられるスペースは狭いです。
そして取付ける部屋の窓の上には庇が...
窓の上に配管穴を開けてしまうと、ハシゴが立たないので作業ができなくなります。
それに化粧壁が10cmほど葺いているので、余計に無理です。
という訳で、配管穴を開ける位置が悩みどころです。
壁の中は見えませんが、こんな感じになっているハズです。
こうなると、穴を開けれる位置は自ずと決まってきます。
慎重に位置決めをして、配管穴を開けていきます。
一気には開けません。
なぜなら、こんなのが出てきますから...(p_-)
エアコンの電源ケーブルですね。
柱の左にコンセントがあるのに、こちら側を通しているのは恐ろしいですね。
電気工事屋さんのトラップですかね(^_^;)
ケーブルを避けて貫通。
手前の分厚い木材は下地です。奥に柱が見えますね。
右側には、やはり筋交いがいました。
ほんの少し上でも、ほんの少し右でも当たってしまう、微妙な位置でした。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。
位置決めをして、背面板を取付けます。
午前中、結構な雨が降ってたんですけど、午後からは快晴。
ただし、時折風が強くなって、ハシゴが倒れそうです...
勾配もキツイので、後ろに倒れない様にロープを巻き付けての作業開始です。
ホント、ハシゴの勾配が取れてないので、ビスを揉むチカラが入りません(´・ω・`)
なんとかダクトを取付けて、室内側へ。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
ちょっとマンションの一室みたいな室内機周りになってしまいましたけど、エアコンの効率としてはこの位置が最適です。
これで子供さんのお勉強も捗りますね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
三菱電機 MSZ-JXV2519-W ムーブアイ極搭載のハイスペックモデルをお買い上げいただきました。
こちらのお部屋、勾配天井になっています。
右側の正規の位置に取付けようとすると、右上部が天井に当たるため、全体的に室内機を下げるしかありません。
これでは部屋の中に温度ムラができるので、効率が悪くなります。
ご提案させていただいたのは、窓の上。
ただし、ここは2階。
ハシゴが立てられるスペースは狭いです。
そして取付ける部屋の窓の上には庇が...
窓の上に配管穴を開けてしまうと、ハシゴが立たないので作業ができなくなります。
それに化粧壁が10cmほど葺いているので、余計に無理です。
という訳で、配管穴を開ける位置が悩みどころです。
壁の中は見えませんが、こんな感じになっているハズです。
こうなると、穴を開けれる位置は自ずと決まってきます。
慎重に位置決めをして、配管穴を開けていきます。
一気には開けません。
なぜなら、こんなのが出てきますから...(p_-)
エアコンの電源ケーブルですね。
柱の左にコンセントがあるのに、こちら側を通しているのは恐ろしいですね。
電気工事屋さんのトラップですかね(^_^;)
ケーブルを避けて貫通。
手前の分厚い木材は下地です。奥に柱が見えますね。
右側には、やはり筋交いがいました。
ほんの少し上でも、ほんの少し右でも当たってしまう、微妙な位置でした。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。
位置決めをして、背面板を取付けます。
午前中、結構な雨が降ってたんですけど、午後からは快晴。
ただし、時折風が強くなって、ハシゴが倒れそうです...
勾配もキツイので、後ろに倒れない様にロープを巻き付けての作業開始です。
ホント、ハシゴの勾配が取れてないので、ビスを揉むチカラが入りません(´・ω・`)
なんとかダクトを取付けて、室内側へ。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
ちょっとマンションの一室みたいな室内機周りになってしまいましたけど、エアコンの効率としてはこの位置が最適です。
これで子供さんのお勉強も捗りますね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:
エアコン工事
2020年2月21日金曜日
二日間掛けてエアコン取替工事と専用コンセント増設電気工事
年明け1月にバスカラットをお買い上げいただいたお客様から、エアコン取替工事をご依頼いただき、昨日と本日の二日間掛けて工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2219-W 霧ヶ峰汎用タイプを2台お買い上げいただきました。
既存機の1つは三菱霧ヶ峰でした。
タイマーランプが点滅して、風も出ません。
室外機がまったく反応しないので、恐らく電気系統の故障です。
さすがに部品がない年式ですから、買い替えしか選択肢がありません...
2階で、1階の方には室外機を置くスペースがないため、屋根置きになっていました。
この工法、結構見掛けるんですけど、危ないですよね...
屋根の流れ方向が違うので、この架台の正規の使用方法ではありません。
地震が起こると激しく左右に振られて、屋根の角に掛かっているステンレスワイヤーが切断して落下しますね... 恐ろしい。
電源は、足元のコンセントから延長コードを使っていました。
エアコンは専用回路が基本です。
「とりあえず見積もりしますね。」と帰ろうとすると、「阿部さん、実はこちらの部屋にも古いのがありまして...」
おぉ!これわ懐かしい(*´艸`*)
ナショナル製ですが、軽く40年はいってる感がします。
さすがに動かないみたいで、ずっと放置されているそうです。
室外機の架台の腐食具合が、年月を物語っていますね。
「とりあえずこちらも見積もりしてもらえますか?予算の都合で1台だけになるかも知れませんが(^_^;)」
かしこまりました。
こちらの電源も足元から取ってるんで、専用コンセントが必要ですね。
「いつでもいいですから。阿部さんが空いてる時で。」というお言葉に甘えて、数日バタバタでまったく手付かずでしたが、なんとか御見積書をお渡し。
「ぜひお願いします!」とご連絡いただき、昨日から工事に掛からせていただきました。
まずは既存機を撤去しないと始まりません。
屋根の勾配がキツイ上に、滑りやすい瓦...
雨が降ると絶対上がれませんが、幸い昨日から暖かくいいお天気でのスタートです(^^)
室外機を外すためにバルブのところを見ると、少しオイルが滲んでいます。
バルブキャップがゆるゆるだったので、数年掛けてじわじわ漏れていた様ですね。
いわゆる施工不良です。
架台から室外機を外すためには、この腐ったボルトを外さないといけません。
ここまで錆びるとまったく回りません...
もう上下にボックスレンチを当てて、力いっぱい回してボルトを折ります。
簡単に書きましたけど、急勾配の足場と狭いところに腕を回して、チカラ任せの作業なので、頭の血管は数本切れたと思います(´;ω;`)
そしてこの滑りやすい急勾配を、30kg超えの室外機を抱いて隣の部屋の窓まで...
実は阿部、月曜日からずっと腰痛に苦しんでいます。
痛止薬飲んでおくべきだったと、この時激しく後悔...(´・ω・`)
この後、ずっと腰が痛いのを我慢しながら作業を進めていきます。
室内機も撤去しました。
次にこちら。
こちらの撤去は、一緒に現場に出た親父に担当してもらいました。
こちらも勾配はキツイですが、もし滑っても隣の擁壁があるので下まで落ちることはありません(^_^;)
さすがに架台のナットは回せないので、ディスクグラインダーで切断。
なんとか取外しました。
室外機の底は、ボロボロで底が抜けてました...
室内機も撤去完了。
エアコンの取付け前に、配管穴を利用して専用コンセント増設工事に掛かります。
足元のコンセントも開口部として使って、ケーブルを通していきます。
2階の点検口から、、、
隣の部屋のエアコンのところにもケーブルを。
1階の点検口から、、、
2階から降ろしたケーブルを分電盤の方へ。
洋室に100Vアース付きコンセントを設置。
和室の方にも100Vアース付きコンセントを設置。
分電盤のところで、ブレーカーに接続します。
前回、バスカラット施工時に増設していた分岐ブレーカーボックスに、専用ブレーカーを増設して、コンセント増設工事は完了。
既存のエアコン撤去に時間が掛かったので、ここまでで一日目が終了。
二日目の本日、エアコン取付けに掛かります。
配管穴には貫通スリーブを挿入。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
配管はテープ巻き仕上げ。
架台は、錆びにくい溶融亜鉛メッキ仕上げの屋根置台でしっかりと固定。
屋根置台は、この方向で取付けるのが正規の施工方法です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して洋室の方が完了です。
和室の方に掛かります。
こちらの壁は土壁ではありませんが、薄い石膏ボードにモルタルを塗った壁材なので、土壁同様にビスが効きません。
スライド金具を使って、しっかりと背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
複雑な屋根構造なので、ハシゴを使って配管を取り回していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
こちらは屋根勾配の向きが違うため、壁面置台を使ってしっかりと固定しました。
壁内の柱にコーチスクリューでガッチリ留めてあるので、地震でも大丈夫です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
お客様に出来栄えを確認していただいて、喜んでいただくのがいつものシメなんですけど、実はお客様はこの二日間お留守でした。
わざわざスペアキーを作っていただいて、「阿部さんの空いてる平日で、いつでもいいですから。信頼をしてますので、すべてお任せという事でお願いします。さすがに仕事休む訳にいかないので、立ち会いができずスミマセン。」と、絶大の信頼をいただきまして、気の引き締まる二日間でした。
今晩帰宅されて、暖かいお部屋でお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)
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お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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既存機の1つは三菱霧ヶ峰でした。
タイマーランプが点滅して、風も出ません。
室外機がまったく反応しないので、恐らく電気系統の故障です。
さすがに部品がない年式ですから、買い替えしか選択肢がありません...
2階で、1階の方には室外機を置くスペースがないため、屋根置きになっていました。
この工法、結構見掛けるんですけど、危ないですよね...
屋根の流れ方向が違うので、この架台の正規の使用方法ではありません。
地震が起こると激しく左右に振られて、屋根の角に掛かっているステンレスワイヤーが切断して落下しますね... 恐ろしい。
電源は、足元のコンセントから延長コードを使っていました。
エアコンは専用回路が基本です。
「とりあえず見積もりしますね。」と帰ろうとすると、「阿部さん、実はこちらの部屋にも古いのがありまして...」
おぉ!これわ懐かしい(*´艸`*)
ナショナル製ですが、軽く40年はいってる感がします。
さすがに動かないみたいで、ずっと放置されているそうです。
室外機の架台の腐食具合が、年月を物語っていますね。
「とりあえずこちらも見積もりしてもらえますか?予算の都合で1台だけになるかも知れませんが(^_^;)」
かしこまりました。
こちらの電源も足元から取ってるんで、専用コンセントが必要ですね。
「いつでもいいですから。阿部さんが空いてる時で。」というお言葉に甘えて、数日バタバタでまったく手付かずでしたが、なんとか御見積書をお渡し。
「ぜひお願いします!」とご連絡いただき、昨日から工事に掛からせていただきました。
まずは既存機を撤去しないと始まりません。
屋根の勾配がキツイ上に、滑りやすい瓦...
雨が降ると絶対上がれませんが、幸い昨日から暖かくいいお天気でのスタートです(^^)
室外機を外すためにバルブのところを見ると、少しオイルが滲んでいます。
バルブキャップがゆるゆるだったので、数年掛けてじわじわ漏れていた様ですね。
いわゆる施工不良です。
架台から室外機を外すためには、この腐ったボルトを外さないといけません。
ここまで錆びるとまったく回りません...
もう上下にボックスレンチを当てて、力いっぱい回してボルトを折ります。
簡単に書きましたけど、急勾配の足場と狭いところに腕を回して、チカラ任せの作業なので、頭の血管は数本切れたと思います(´;ω;`)
そしてこの滑りやすい急勾配を、30kg超えの室外機を抱いて隣の部屋の窓まで...
実は阿部、月曜日からずっと腰痛に苦しんでいます。
痛止薬飲んでおくべきだったと、この時激しく後悔...(´・ω・`)
この後、ずっと腰が痛いのを我慢しながら作業を進めていきます。
室内機も撤去しました。
次にこちら。
こちらの撤去は、一緒に現場に出た親父に担当してもらいました。
こちらも勾配はキツイですが、もし滑っても隣の擁壁があるので下まで落ちることはありません(^_^;)
さすがに架台のナットは回せないので、ディスクグラインダーで切断。
なんとか取外しました。
室外機の底は、ボロボロで底が抜けてました...
室内機も撤去完了。
エアコンの取付け前に、配管穴を利用して専用コンセント増設工事に掛かります。
足元のコンセントも開口部として使って、ケーブルを通していきます。
2階の点検口から、、、
隣の部屋のエアコンのところにもケーブルを。
1階の点検口から、、、
2階から降ろしたケーブルを分電盤の方へ。
洋室に100Vアース付きコンセントを設置。
和室の方にも100Vアース付きコンセントを設置。
分電盤のところで、ブレーカーに接続します。
前回、バスカラット施工時に増設していた分岐ブレーカーボックスに、専用ブレーカーを増設して、コンセント増設工事は完了。
既存のエアコン撤去に時間が掛かったので、ここまでで一日目が終了。
二日目の本日、エアコン取付けに掛かります。
配管穴には貫通スリーブを挿入。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
配管はテープ巻き仕上げ。
架台は、錆びにくい溶融亜鉛メッキ仕上げの屋根置台でしっかりと固定。
屋根置台は、この方向で取付けるのが正規の施工方法です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して洋室の方が完了です。
和室の方に掛かります。
こちらの壁は土壁ではありませんが、薄い石膏ボードにモルタルを塗った壁材なので、土壁同様にビスが効きません。
スライド金具を使って、しっかりと背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
複雑な屋根構造なので、ハシゴを使って配管を取り回していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
こちらは屋根勾配の向きが違うため、壁面置台を使ってしっかりと固定しました。
壁内の柱にコーチスクリューでガッチリ留めてあるので、地震でも大丈夫です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
お客様に出来栄えを確認していただいて、喜んでいただくのがいつものシメなんですけど、実はお客様はこの二日間お留守でした。
わざわざスペアキーを作っていただいて、「阿部さんの空いてる平日で、いつでもいいですから。信頼をしてますので、すべてお任せという事でお願いします。さすがに仕事休む訳にいかないので、立ち会いができずスミマセン。」と、絶大の信頼をいただきまして、気の引き締まる二日間でした。
今晩帰宅されて、暖かいお部屋でお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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