初めてのお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。
三菱電機 MSZ-BXV404S-W(2014年製)×2台、共にフィルター自動掃除機能付きタイプです。
まずは室内機をお預かりするため、取外しにお伺いします。
まぁ外してビックリです。
コンセントは機器の後ろに隠れてしまうので仕方ないにしても、、、
冬なのに室内機外すとドレン水が溢れてきたのでおかしいなぁと思ったら、穴の位置より室内機の位置が低いんですね...
これは再取付けの際に修正しないといけません。
室内機を外すので配管の接続も外す訳ですが、まぁ酷いフレア加工です...
室内機と銅管を繋ぐ部分は、フレアツールという工具を使ってラッパの様に銅管の末端を開くのですが、この部分がパッキンの役目も担っていて、ここに傷があるとガス漏れを引き起こします。
エアコン工事の一番大切な部分ですが、、、酷い施工ですね。
これでガス漏れしていなかったのは、余程の幸運の持ち主です。
こういうフレアを作る人に、エアコンを触ってほしくないです...
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器(居間)
ボディ内部(居間)
ドレンパン(居間)
ファン(居間)
熱交換器(座敷)
ボディ内部(座敷)
ドレンパン(座敷)
ファン(座敷)
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛ける前に、取付け位置を修正します。
スライド金具も取替えたいところですが、塗り壁に塗り込まれているので、外すと大変なことになるのでやめておきました(^_^;)
背面板も逆勾配になっていたので、水平に取付け直しておきました。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、居間の方が完了
座敷の方も異常がない事を確認して、お引渡しです。
取外す時に、タバコのニオイはしないのに、室内機が茶色くなっていたのでお聞きすると、いつもお線香を焚いているそうでした。
「あらぁ、真っ白でキレイになりましたねぇ。またしばらくはキレイに使えますね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
電気工事のご依頼もいただいていますので、来週またお伺いさせていただく予定です。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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