2019年12月17日火曜日

真夏に暑くて倒れそうなキッチンにエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様からのご依頼で、ご実家のキッチンにエアコンを取付けてほしいとの事で、本日工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2519-W 霧ヶ峰 標準タイプをお買い上げいただきました。

あ。すみません。写真の撮り忘れで、完成写真がこれしかありません(^_^;)

ご相談いただいた内容は、「この台所、真夏は5分とおれんくらい暑くてタマランのよ。エアコンを付けてもらいたいんやけど、どこに付けたらええんやろか?」との事。

写真左側の隣は座敷。写真右側の隣は洗面所と浴室。写真を撮影している側の後ろはリビング。
残るは正面の戸棚を潰して付けるしかないな...と思うでしょうが、窓があるから外壁だろうと思ったら、向こう側には倉庫があります...(´;ω;`)
そりゃ風も通らないから暑い訳だ...

さてどうしようか...
かなり家中を歩き回って、設置できそうな場所を決めました。
ここです。

ここから左へ向けて、廊下があります。

この廊下を横引きして。


ここへ室外機を置いてはどうか。
配管経路11mあります...

問題は配管が廊下を横切って行くので、見た目はかなり悪いです。
「いやいや、見た目なんかどうでもええんよ。あの暑さには耐えれんけん。お願いします。」と、即答いただきました(^_^;)

エアコン専用コンセントも増設しないといけないのですが、「これね、オーブン使ったらブレーカーが落ちるんやけど、これも何とかできますかね?」とお客様。

うわ。タコ足で危ないじゃないですか。

それも延長コードで。。。

ここもついでに増設しましょうねという事で、ご依頼いただきました。

では工事に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきますが、土壁なので慎重に。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


廊下は勾配を取りながらサドルを取付けておきます。


外壁側へも穴開け。


ここもしっかりと貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


廊下側は大変です...


化粧テープを巻いて。


サドルできちっと留めます。

見た目は悪いですね。仕方ありません...

外部もこんな感じで。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


さて...電気工事に掛かります。

主幹ブレーカーは50Aで十分な容量がありますが、分岐回路が少ないので増設しなければなりません。

こんな感じで、既存の分電盤の脇に分岐ブレーカーを取付けて、化粧モールを使って配線していきます。


分電盤周りはこんな感じで完成。


オーブンのところには、専用回路で4個口のコンセントを作りました。


エアコン専用コンセントの配線も。


こんな感じで完成。

はぃ。すみません。ここまでしか写真がないんです。
朝9時スタート、夕方5時半まで掛かって、体力も気力もガタ落ちで...

「いやぁ、大変な工事でしたなぁ。これで来年の夏は涼しく過ごせますわ。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
よくよくお聞きすると、今年の夏頃に息子さん(今回ご依頼のお客様)にエアコンの取付けをお願いしていたそうですが、どうも忘れていたご様子で...(^_^;)
まぁ、暖房も使えますから、ぜひ寒い時期も使って下さい(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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