2019年12月19日木曜日

床置形パッケージエアコン×2台の同一屋内移設工事

ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただいた企業様のご依頼で、作業場に設置されている床置形パッケージエアコン×2台の移設工事にお伺いしてきました。

東芝製 5馬力と6馬力タイプの床置形パッケージエアコンです。


移設前はこの位置に並んで設置されていました。


室外機もこんな感じで。


年明けに新しい大型機械が入るそうで、このエアコンが邪魔になるそうです。
一台は右側へ移設。


もう一台は対面側へ移設をご希望です。


まずはポンプダウンを行って、配管内のフロンガスを室外機へ回収します。

室外機は右側のものだけ、対面側へ移設します。

まずは対面側から取り掛かります。
今までは土間に直接室内機が置かれていましたが、ブロックが少し上がっているため、通常は室外機を乗せる架台を加工して室内機を設置します。

こうして室内機を上げてやる事で、土間のホコリを吸いにくくする効果もあります。
上げると不安定になりそうですが、架台の足元はしっかりとアンカーで留めてありますので、ビクともしません。

位置決めをして、配管穴を開けます。


室内機を乗せて、配管類を接続していきます。
この室内機60kg超えてるので、架台に乗せるのも一苦労です...


配管サイズは3分5分と太いため、ベンダを使って曲げ加工をします。


えっちらおっちらと、室外機を移動。


91kgありますから、一人で移動するにはなかなかの大汗ものです...


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

電源工事は、専属の電気工事屋さんがいらっしゃって、パパっと専用ケーブルを引っ張ってくれました。

この時点でお昼なんですけど、休憩しません。時間がもったいない。
次の作業に掛かります。

横移動させる室内機の方は、既存配管を延長して移設します。


既存配管と新しい配管を溶接接続。


室内機の配管穴が大きく開口されたままで使われていたので、アルミテープで塞いでおきます。

この作業場、結構オイルミストが多くて室内機もベタベタするくらいです。
このオイルミストをフィルターを介さずこの穴から吸い込んでしまうと、あまり機械的によろしくないため、侵入口を塞ぐことは大切です。

こちらも配管接続が完了すると、しっかりと真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


対面側はこんな感じで。

あ。上部には転倒防止対策をしています。写真撮り忘れ...

右側へ移動した方も、こんな感じで。

いやぁ、昼飯抜きの一切休憩なしで8時間ぶっ通し作業は、さすがにキツイですね。
でも昼休憩してたら今日中に終わらなかったかも知れません(^_^;)

「助かりました。実はこの工事、どこの業者さんにも断られたんです。良かったです、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
これで年明けに新しい機械を迎えれますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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