2017年10月31日火曜日

バイクパーツ屋さんで天カセパッケージエアコン現地分解洗浄作業

今日は午後から、バイクカスタムパーツの「ワンズアンドエム」さんに、エアコン洗浄にお伺いしていました。


オーナーのKさんは以前からのFB友さんで、以前ご自宅のエアコンも分解洗浄をご依頼いただきました。
今回は店舗に設置されている、天井カセット形パッケージエアコンの洗浄のご依頼です。

三菱電機製 PLZ-RP80AA 天井カセット形4方向吹出しタイプ

かなり古いタイプのエアコンで、三菱電機製です。
室内機の品番で調べてみると、2004年に生産終了しています。
え?と言うことは、13年以上は経過しているという事ですね(^_^;)

中を覗いて見ると、結構熱交換器が目詰まりしています。

エアコンの効きが悪いとの事での洗浄ご依頼です。
洗浄すれば風量は上がるので、効きは良くなるかも知れませんが、既に生産終了品です。
もしもの時には、部品が無ければ修理が不可能です。
その場合は一切の保証はない事をご理解いただいて、お引き受けしました。

では分解を始めます。

パネルを外して、基板を外して、ドレンパンを外して... どんどん解体していきます。

基板やファンモーター、ドレンポンプなどの電気系統は、すべて取り外します。


天井には、ボディと熱交換器だけになりました。


洗浄液が飛び散らない様に、しっかりと養生して洗浄に掛かります。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでゆっくりと丁寧に洗います。

「1時間半から2時間程度で完了します」とか言われる業者さんとは違います。
何時間掛かっても、しっかり汚れが落ちるまであきらめません(*^^*)

熱交換器↓

※少し斑点が見えますが、これはホコリではなく、長年使い込んでアルミフィンに焼き付いている斑点です。これはこすっても落ちません。

ドレンパン↓


ファン↓


まぁあれだけ汚れてましたから、廃液も凄い色です(^_^;)


洗浄が完了すると、ある程度水切りをして、再度組立てに掛かります。


作業が完了すると試運転。
室内でも15℃という気温なので、暖房運転に入れました。


あとは、異常がない事を確認してお引き渡しです。


オーナーのKさんが、作業中の写真をFBでシェアしてくれました(*^^*)

Kさん、ありがとうございました(*´ω`*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年10月29日日曜日

マイホームフェスタ2017へ行ってきました

この土日、台風接近で雨模様。
現場作業の延期もあって、今日はお休みしました。

まぁ休みだからといって、ぼぉ~っとしてる性格じゃないんで、FB友さんからも招待状いただいていました「マイホームフェスタ2017」に行ってきました。

毎年、アイテム愛媛で開催されている、県内の住宅メーカーさんや建設業関係の方々が開催するイベントです。

昨年は行けなかったんですが、2年ぶりに最新住宅情報を仕入れに(*^^*)
アベ冷熱技研は、基本空調屋ですが、建物の構造や壁内に使用されている部材を知っておく事は、とても大切な事です。


会場には、子供たちも遊べる場所があったり、飲食コーナーもあり、ほぼ一日楽しめます。


会場に着いて最初に行ったのが、FB友でもある「自然派住宅専門店ワンズスタイル」代表の神野和彦さんが企画した、「木のリノベーション スペシャルセミナー」。


いや実はですね、軽い気持ちで席に座って聞き始めたんです(^_^;)


あら、この方、結構テレビとかに出演されてて、結構有名人っぽいですよ・ω・


マンションを主体にリノベーションをされているそうで、最近流行りのお洒落なリノベーションの危険性や、悪質業者の実態などを、写真事例を交えて講義いただきました。

コンクリートの天井や壁面をわざと見せるスケルトン仕様のお部屋。
見た目はいいけど、断熱されていないから結露しまくりで、カビだらけ、水分を大量に含んでコンクリート壁の崩落、エアコン落下など、、、見た目重視で望むとかならず失敗するという、阿部にとっては何ともワクワクする事例がいっぱいでした(^^)

「いい仕事をすればするほど儲からない。そんな業界が無資格、無知識な悪質業者を産んでいる。」その言葉が、阿部にはぐっと身に沁みます。
誰のため?もちろんお客様のため。損をしてほしくない。失敗をして欲しくない。
そんな思いから、「信頼されるためにはどうしたらいいか?有名になればいいじゃない!」という気持ちから、メディア(フジテレビ:にじいろジーン等)に出演される様になったそうです。
有名人のいう事しか聞かないこの世間もどうかと思いますが、こういう一直線な人、大好きです(*^^*)

株式会社サンビック」代表 友政伸也さん。

ここで詳しくは書きません。サンビックさんのホームページをご覧ください。
リフォーム・リノベーションの業界にも、こんなすばらしい取り組みをされている業者さんがいるんだと感激しました。
何百万・何千万と掛けるリフォームを、どの業者に依頼するかはお客様次第です。
良質な業者は10%ほどしかいないこの業界で、本当にいい業者を見付けれるかもお客様次第です。
そういう見分け方を学ぶには、とてもいいセミナーだったと思います。
あ、松山では「ワンズスタイル」さんがお薦めですね(*^^*)

そのワンズスタイルさんも、大きなブースを展開していました。


愛媛の南予方面では、「オンリーワンハウス昭和建設」代表 氏間貴則さんとこですね。
氏間さんは神野さんと伴に、かなり以前から自然派住宅に取り組んでいる先駆者です。


他にもいろいろ周りました。
愛媛CATVもブースを出していたので寄ってみましたが、かなり盛況でぜんぜん声も掛けることもできず(^_^;)


最後に寄ったのがコチラ。
松前町にある、「新興工機株式会社」さん。

以前からのFB友でもある、Iさんからお誘いのチラシをいただいたので、是非立ち寄ってみたかたブースです。
Iさんは「僕、写真ダメなんですよぉ~」ということで、殺風景な感じの画になってますが、この周りにも結構興味を持たれたお客様が展示品をご覧になっています。

一番興味があったこの商品。
以前から、「阿部さん、うちの事務所に事実物設置してるんで、見に来てください。」ってIさんにお誘いいただいていたんですが、もぉずっとバタバタで今日まで拝見できていなかった商品。
「ステラシステム」です。

これ空調システムです。
写真右側のパイプを組合せたパネルの中に不凍液が流れていて、その不凍液を左のヒートポンプで冷やしたり温めたりして、冷房・暖房を行うシステムです。

いわゆるオイルヒーターっぽい感じで、パネルから発せられる輻射熱を利用します。


エアコンで言う、熱交換器をむき出しにして部屋の中に立ててある感覚です。


ただしこのステラシステム、他のメーカーとは違い、パイプ素材がポリプロピレンという樹脂でできています。

他メーカーでは金属製が多い中、樹脂製を使うメリットは、腐食しない・手で触っても強烈な熱さを感じない・リサイクルが容易などがあります。
今回、広い会場で体感する事はできませんでしたが、新興工機さんの応接室に設置されているそうで、夏場はエアコン無しでかなりひんやりと爽快感が味わえたそうです。

このシステムの最大のメリットは、「無風」。
そう、自然循環なので、風がありません。
エアコンの風が嫌いなご高齢者さんや、風が当たると困る細かな作業をされるお部屋などに最適です。
近いうちに、老人ホームへの納入も決まっているそうですよ。
空調屋の阿部としては、これも目が離せない商品ですね(*^^*)

他のブースもいろいろ拝見させていただきました。
お久しぶりのFB友さんたちや、取引業者の方々ともお会い出来て良かったです。
今日もいい勉強させていただきました(^^)

2017年10月25日水曜日

以前D社にエアコンクリーニングしてもらったエアコンの分解洗浄作業

エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-W22SE-W(2008年製) 子供部屋でご使用です。

先週の続きで、こちらのお宅で2台目です。
1週間ごとに1台ずつお預かりして、合計3台洗浄します。

このお部屋のエアコンは、以前D社に「エアコンクリーニング」をしてもらったそうです。
分解してみると、こんな感じになっていました。
室内機を取付けたまま洗うと、こんな風になるの典型的な状態ですね。

分解せずに洗うと、熱交換器の奥側、吹出口の奥側に洗浄液が届かないため、奥の方にはカビが残ってしまう訳です。
これが「洗ってもらったのに、臭いが取れてない」原因になります。
なので、アベ冷熱技研は徹底的に分解して丸洗いをします。

お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


やっぱりこのお部屋もここが気になるので...


こんな感じに仕上げさせていただきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あぁ、やっぱり付けたままではキレイにならないんですねぇ。これで気持ちよく使えます。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

そして、帰りに次回の分をお預かりしました。
また来週再取付けにお伺いさせていただきます。


アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年10月24日火曜日

三津駅前にOPENするクレープ屋さんで三菱霧ヶ峰エアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様から、「今度お店をやるんで、阿部さんにエアコンをお願いしたいと思いまして。」という事で、本日取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5617S-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


場所は、伊予鉄三津駅脇。


外周りの改装はほぼ終わって、看板の文字入れくらいで完成ですかね。


内装もほとんど完成しているんですけど、お客様がいろいろとコダワリを持たれていて、現在進行系です(^_^;)
エアコン取付け位置は、このドアの上辺りです。


室外機はこの場所にしか置けません。

ただし、足元には水道のメーターとバルブがあります...

早速、取付けに掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。

変なところに穴を開けてると思うでしょ?
表の看板のところに配管が出るのはカッコ悪いので位置を下げて、ドアのすぐ脇には柱があるのと、コンセントを交わして配管を取り回すためには、この位置がベストな位置なんです。

いつもの様に、配管穴に貫通スリーブを挿入します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
この辺はマンションなどの配管工事と同じ要領ですね。


三菱電機のエアコンは、側面が入り組んでいます。

これによってボディの剛性がUPしている訳ですが、慣れてない施工者によっては泣かされる部分でもあります。
阿部にとっては、ここが腕の魅せどころ(*^^*)
ピシッと突き合わせさせていただきました。

ひとつ残念なのが、これ。

エアコンは水平に取付けてあります。
右に傾けている訳ではありません。
しいて言えば、少し逆勾配気味にもしています。
...そういう事です。深くは書きません。お客様も改装中に違和感を感じていらっしゃったそうです(´・ω・`)

外周りに掛かります。
水道メーターが点検できる様、架台で30cmほど室外機を持ち上げます。


室外機を据えて配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


目の前に排水溝があるので垂れ流しでもいいんですが、さすがに店の出入口脇なので、コケが生えてもいけないため、塩ビ管で導きます。


水道メーターの点検も可能です。
メーターの取替時は苦労されるかも知れませんが...


こんな感じで完成です。


さぁ試運転と思ったら... この電気工事屋さん大丈夫ですか?
これ逆だったら大変な事になりますから(^_^;)


さくさくっと電圧切り替えをして、試運転開始。

異常がない事を確認してお引き渡しです。

なんでコンセントプレートが無いの?って思いますよね。
はぃ、まだお客様がいろいろされてます(^_^;)

なにせ、新品のピカピカが許せないとの事で、わざと古臭い仕上がりになる様に、プレートも塗装細工中です(*^^*)
これなかなかの仕上がりだと思いません?

大工さんがキレイに貼り付けてくれた板も、色が気に入らないとの事でご自分で塗装(*_*)


極めつけはこの配管。
新品のピカピカのステンレス管だったんですよ(^_^;)

この塗装技術、ぜひ習得したいです(*^^*)

看板はいつできるんですか?
「今、作ってるとこです」... うぉっ、看板までご自分で。

すごいですねぇ。まだ少しイジるそうですが、いつOPENできることやらって感じでした。
はぃ、OPEN日は決まってません。
なかなか面白そうなお店になる事は間違いなさそうです。
ぜひ! ...って、いつOPENなんだろう(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。