以前からエアコンの修理などご依頼いただいていた、別府町の「自家焙煎 i・珈琲」さんが、石風呂町へ移転されるとの事で、移転先の電気容量増設工事にお伺いしてきました。
移転先の建物は、以前喫茶店~学習塾として使われていたそうです。
ちなみに借家ですので、不動産屋さんの許可をいただいての施工となります。
既存設備は、電灯契約と動力契約。
分電盤は、電灯が主幹50Aです。
今回、コーヒーの焙煎機とエスプレッソマシンが入るので、主幹を75Aへ容量増設します。
動力は1回路ありますが、エアコンだけにしか使われていません。
この3馬力のエアコン、使っていたそうですが、かなり古いですよね(^_^;)
「阿部さん的にこれはどうなのか、見るだけ見てもらえません?」という事で、目視点検。
はぃ、止めておいた方がいいですね...(^_^;)
かなり腐食していますし、動いてても5年も6年も使える感じではありません。
年式から、電気代もかなりのものだと思われます。
それに、このエアコンだけのために、動力の基本料払うのがもったいないです。
という訳で、エアコンは業務用ではなく、家庭用の壁掛形ルームエアコンを取付けする事になりました。
図面を作成して、四国電力へ増設申請を行います。
では、電気工事に掛かります。
ベストな場所に点検口があるので助かります(^^)
1階天井裏は、ほとんどスペースがないところが多いですが、こちらの場合はフトコロが広くて配線作業もサクサクいきます。
専用コンセント増設箇所を開口して、入線していきます。
エアコン取付け場所にも、200V専用コンセントを。
配管穴も開けておきます。
壁が汚れていますが、この後、クロス屋さんが入って貼り替えます。
宅内配線が終わると、外周りの一次側ケーブルの張替えです。
電気容量が増えるので、ケーブルもその許容電流に応じたものに取替えます。
既存メーターを取外して、ケーブルをまとめていきます。
アナログメーター(右)から、スマートメーター(左)へ取替えます。
こういう風に。
こんな感じでメーター周り完成です。
電柱からの引込みケーブルの張替えは、電力の引込班が行うので、とりあえず仮接続します。
動力側の引込みは、その際に撤去してもらいます。
宅内へ戻って、分電盤を取替えます。
クロス張替えが終わったら、コンセントとプレートを取付けて完了。
焙煎機のところにも専用コンセントを設置しました。
絶縁抵抗計を使って、異常がないか確認後電源投入。
主幹ブレーカーは75Aの漏電遮断器(中性線欠相保護付き)で、回路数も14回路になりましたから、容量不足を気にせず安心してご使用いただける様になりました。
お客様支給品ですが、エアコンも取付けさせていただきました。
ZXVで冷房能力9.0kwですから、省エネでもガンガン冷えますよ(*´∀`*)
「今回はありがとうございました。照明関連でまたご相談するかもしれません。その時は宜しくお願いします。」と、とてもお喜びいただきました。
お引っ越しはまだですが、OPEN楽しみですね(^^)
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
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