初めてのお客様のご依頼で、リビングに設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 霧ヶ峰スタンダードタイプ、お客様支給品です。
既存機はダイキン製の薄型エアコンです。
まだよく冷えて使えてはいますが、ファンモーターから凄い音がします。
2007年製ですから、修理とかではなく取替えをご希望です。
室外機は建物裏にまとめられていて、隠蔽配管になっています。
隠蔽配管のエアコン取替えは断られることが多く、今回のお客様も取替えができる業者を探されていて、アベ冷熱技研を見つけていただきました。
エアコンの仕組みをしっかりと理解していて、隠蔽配管の注意点やデメリットがわかる有資格者であれば、隠蔽配管の取替えなどはそんなに難しいものではありません。
基本、阿部は新築での隠蔽配管をお奨めしていません。
見た目はいいですが、建物に対するデメリットの方が大きいからです。
ここで詳しくは書きません。お会いした際にはお話させていただきます。
では、作業に掛かります。
天気予報は晴れの予報ですが、嫌な風が吹いて雲行きが怪しいです...
しっかりとポンプダウン運転を行い、配管内のフロンガスを室外機側に回収して撤去します。
天気が怪しいので、先に室外機を接続しておきます。
室内側に取り掛かります。
既存室内機を撤去。
室内機に接続されていた断熱ドレンホースが、カフスの根元でスッポ抜けました...
接着剤を使わずに、テープだけで留めていた様です...(施工不良)
配管の断熱材が黒ずんでいるのは、黒カビです。
冷媒配管は断熱材で覆われていますが、長い時間運転しているとどうしても結露します。
そこへホコリ等が付着してカビになってしまいます。
この配管、壁の中や天井裏を通っていますから、見えないところでも同じ様になっていますよ。
スッポ抜けたカフスは、室内機のドレンパンに付いていました。
これは再利用しません。
新しい室内機の背面板を設置。
新しいフレアナットを取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
新しいカフスを接着剤で取付けて、
しっかりと室内機のドレンパンへ接続しておきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きしている間に小雨が降り出して、片付けをしている間にどしゃ降りになってズブ濡れになりました...
今日は晴れの予報です...
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
凄い音がなくなって、快適なリビングになりましたね(^^)
「ありがとうございました。またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。