2023年7月26日水曜日

数十年エアコンがなかった部屋へエアコン新設工事

いつもお世話になっているFB友さんのご紹介で、ご親戚のお家へエアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

取付けるお部屋は、戸建て2階のベランダがあるお部屋です。

では取付けに掛ります。
建物は鉄骨造。
鉄骨造は木造と違って、変なところに鉄骨があったりするため、壁裏センサーで鉄骨の位置を調べます。
今回も変なところに鉄骨が入っていますね。

配管穴の位置が決まったら、穴あけを行います。

無事貫通。配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機の背面板を取付けておきます。

さて、このベランダ、下から見上げる排水パンがありません。
ベランダの上にドレンを垂れ流しにすると、ボタボタと下に滴り落ちてしまいます。

なので、ドレンは別に取らないといけません。

ベランダ側面を貫通して、縦樋に差し込んでおきました。

エアコン取付けに戻ります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

ここ、雨戸の収納部分のためかなりタイトですが、なんとか収まりました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

さて、エアコン取付けを想定していないお部屋のため、専用コンセントがありません。
現地調査を事前に行いましたが、1階の分電盤からこのお部屋まで専用ケーブルを引くのは、かなり大掛かりな工事になります。
費用的な面と安全面についてお客様と何度かお話して、2階部分ではエアコン以外の大きな電気製品を使うことがないという事で、足元のコンセントから分岐しました。
基本的には専用回路であるべきです。
今回の選定機種は、最大消費電力が1,500Wを超えることがないので、この様な形にしています。
他のコンセントも同一回路になっていますから、ブレーカーが落ちない保証はありません。
ブレーカーが落ちる様であれば、費用を掛けて専用回路を増設しなければならない事を、お客様にご了承いただいています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「ありがとうございました。順番待ちでも阿部さんにお願いする方が間違いないよねって話よったんですよ。他の部屋のエアコンもそろそろ取替えやと思うんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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