2023年6月13日火曜日

壁面では電界強度が弱いところでCATVからアンテナ受信へ切替工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取付工事にお伺いしてきました。

今回のお客様はCATVのテレビとネットの契約されていますが、CATVの光ケーブル化が行われるため、ネット契約はそのまま継続で、テレビの契約をやめてアンテナ受信にしたいというご希望です。
こういうご希望、最近増えていますが、場所的になかなか難しいところもあります。
今回のお宅は、玄関側脇にCATVの引込みが入っています。
テレビの送信塔は、建物の反対側方面になります。

現地調査にお伺いして確認したところ、反対側はお隣の建物が接近しているため壁面アンテナでは受信ができませんでした。
建物をぐるっと調査しましたが、一番受信状態が良かったのがこの場所。
ただしこの場所でも、壁面に取付けると、テレビ愛媛のレベルが低すぎて入りません。
屋根より上に上げると、なんとか受信可能なレベルまで上がります。

屋根上に八木式のアンテナは美観上NGなので、壁面金具とポールを使って設置する様にご提案し、ご依頼いただきました。

では工事に掛ります。
道路からハシゴを立てての作業なので、パイロンを置いて安全対策。

まずは、ケーブルを分配器のところまで通さないといけません。
軒下に穴を開けて、ケーブルを天井裏へ。

2階の点検口から、ケーブルキャッチャーを使って手繰り寄せます。

ケーブルがすんなり通ったので、アンテナを取付けていきます。
この建物は軒先がかなり出ているので、伸縮金具を使います。

防錆ポールを立てて、UHFアンテナで松山本局を狙います。

いつもはNHKでレベルを見ますが、今回は受信レベルが低いテレビ愛媛を基準に方向を探ります。
場所柄、本局方向に山があるため、一番いいところでこのレベルです。
一応、エラーは出ていないので、ここからブースターで増幅します。

アンテナ周りは、こんな感じで完了。

点検口のところの分配器脇に、CATVのブースターが設置されています。

CATVのブースターを外して、新しいUHFブースターと電源部に取替えました。

テレビのところで受信レベルを測定しながら、ブースターの出力レベルを調整します。

エラーもなく、いい感じにレベルも上がりましたね。

あとはテレビのチャンネル設定を行って、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
「思ったよりアンテナも目立たずに仕上げてもらって、ありがとうございました。また何かありましたらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

0 件のコメント:

コメントを投稿