2023年2月23日木曜日

ドアホン取替えがワイヤレス周辺機器の周波数が変わって総取替え

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ドアホンの取替工事にお伺いしてきました。

ドアホンの取替えなんか1時間も掛からないでしょと思うかも知れませんが、丸一日掛かりました...

パナソニック製 家中どこでもドアホン+ワイヤレスカメラをお買い上げいただきました。

既存機もパナソニック製です。
「終了」ボタンが押しても反応しなくなって、ずっと点きっぱなしの状態になると言うことで、取替えのご相談をいただいたのですが...

ワイヤレスモニター子機が数台ある上に、1階駐車場にもワイヤレスセンサーカメラが繋がっています。
不具合のある親機だけ取替えようかと思ったら、現行品では、このワイヤレス機器の周波数が変わってしまい互換性がないことが判明しまして、総取替えしないといけなくなりました...
いやぁ、結構な金額になりますね。
でも取替えないと使えないですから、ご依頼いただきました。

ついでに、駐車場のカメラをもう1台増やして欲しいとのことで、増設分の電源工事も追加となりました。

では作業に掛かります。
既存の親機を撤去。

1階玄関の玄関子機も取替えです。

この弱電ケーブル、被覆が硬化してボロボロになるのでアベ冷熱技研では使いません。
こういうのは誤動作の原因にもなりますから。

ケーブルの抜き替えはできないので、絶縁テープで保護して利用します。

新しい玄関子機が付きました。

2階の内玄関にも玄関子機があるので、こちらも取替え。

新しいモニター親機を取付けて、動作確認。
通常のドアホンならここで終了ですが、ここからが大変です。

ワイヤレス子機が3台、ワイヤレスカメラが2台。
親機の近くでペアリング設定をしておきます。
ワイヤレス子機はこれで使えますが、カメラは取付けないといけません。

既存のカメラがあった場所には100V電源があるので、それに接続して1台目完了。

増設する側のカメラは、近くに電源のないところに設置するため、既存のカメラ電源から分岐してケーブルを通します。

どうせ電源を引っ張るならと、コンセントの増設も追加でご依頼いただいて取付け。

増設側のカメラも取付けて、取付作業は完了です。
取付作業は完了です。
取付作業は...

これ、カメラに人感センサーが付いていまして、センサーで感知するとチャイムが鳴ってモニターに映ります。
いいやん!って思うでしょうが、表の通りの人の行き来でも反応するので、センサーの検知範囲を探るのが大変です。
カメラとセンサーが同じ筐体にセットされているため、センサーで感知しない様に奥へ向けるとカメラの映したい範囲から外れてしまうとか、なかなか角度を決めるにも大変な作業でした。

とりあえず上手く行く様になってお引渡しをさせていただきましたが、夜になってお客様から「人が居ないのに延々とカメラが交互に反応して、誤動作しよるみたい」とご連絡がありまして、親機の設定画面のところで、センサー感度を落としていただくことで落ち着きました。
う~ん...センサーも良し悪しですねぇ...

お客様にはお土産までいただきまして、「カメラの画質が良くなったんで、見やすくてええわぃ。また何かあったら頼むけん、お願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

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