いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
今回、エアコン機器はお客様支給品です。
まず1台目。既存機も三菱霧ヶ峰。
新築時に移設された様で、18年経過しているため取替えをご希望です。
室外機はベランダへ置かれていましたが、そろそろベランダの防水塗装を考えているとのお話で、ベランダへ室外機を置かない様にしたいとの事です。
お部屋の反対側を見ると、エアコン専用コンセントがあります。
既存機の電源は、ここから延長して使われていました。
そもそもこちら側に取付けるんじゃないの?と思いましたが...
このお部屋、3階なんです。
恐らく作業ができないので、既存機はベランダ側に置いたものと思われます。
とは言え、当社も3階の窓上まで届くハシゴは持ち合わせていません。
しかもハシゴを立てられる場所は、一段下がった裏道。
3階の窓の下くらいまでが精一杯の高さです。
では、どの様にしたか、作業開始です。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
マンションなどで使うMDダクトを取付けて、背面板を設置。
屋外もダクトを取付けていきます。
外壁がモルタルなので、下穴を開けてからビス留めをしていく訳ですが、まぁ高いところで電動工具使うのは、かなり疲れます...
真っ直ぐ下ろすのが一番大変です。
かなり時間が掛かってしまいました。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管もスリムダクト内へきっちりと納めました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きしている間に、既存機を撤去しておきました。
アフターの写真はありません...
外周りはこんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目完了。
ですが...片付けしていたら日が暮れてしまったため、1日目が終了。
続いて本日朝から、1階洗面所に設置されているエアコンの取替えです。
既存機は日立製。
よく見たら、電源は延長コードで近くのコンセントから取っていました。
分電盤が近くにあるので、専用コンセント増設もご提案させていただきました。
室外機はこの位置。
室外機が密集していますが、この位置しか置けません。
既存機を撤去。
貫通スリーブは入っていませんでした。
奥に何が見えるんだろうかと思ったら、ガス管の様です...
この配管穴を利用して、専用コンセントのためのケーブルを通していきます。
分電盤の裏には浴室点検口があるので、ここから天井裏へアクセス。
専用コンセントを取付けて、配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存ダクトは流用ですが、横引きがテープ巻きだったので、一部ダクトを延長しておきました。
室外機下にはブロックを敷いて、底面の耐久性を上げます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「いつもキレイにしていただいて、ありがとうございます。一ヶ月以上待ってもこの仕上がりなら、待って良かったと思えます。もう阿部さんにしか頼まないんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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