2021年7月1日木曜日

18年使用のシャープエアコン故障のため三菱霧ヶ峰へ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、2階子供部屋のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2520-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はシャープ製。
こちらの家にお引越しの際に移設工事で取付させていただいたものです。

2003年製で、今年運転してみたらご臨終の様で、今回取替えのご依頼をいただきました。

お部屋は2階で、室外機は地上置きです。
作業開始前のこの時、日が射してたんですけどねぇ...

室外機がお辞儀しているのでおかしいなぁと思ったら、プラロックが破損していました。
移設前から使っていた安価なタイプのプラロックなので仕方ありませんが、どうもおかしい...
室外機の天板がへこんでいて、何か擦った様なサビが付いていますね。
奥にガスボンベがあるので、もしかすると...

さて、作業に掛かります。
敷地が狭いので、隣のアパートの敷地へハシゴを立てさせていただいての作業です。

既存機を撤去しました。

ビスを外す時に、かなり硬かったので不思議に思って見ると...
先の方が錆びていますよ...
これ、壁内が湿気ている証拠です。
以前にも他のお宅で見たことがありますけど、その時は壁内への雨漏りが原因だったため、大掛かりな改修工事になったのを思い出しました。
嫌な感じですねぇ。
お客様に報告しておきます。

作業を進めます。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外に出て見ると、先ほど日が射していたのに、一気に雨がどしゃ降りになっていました...

一瞬延期にしようかと思ったんですけど、カッパを着てハシゴ上の接続箇所にシートを掛けました。

これなら配管接続が可能です。
エアコン工事は水分が大敵です。
配管内部に水滴が入ってしまうと、運転中に内部で凍ったり、冷凍機オイルの劣化を促進したりと、機器の寿命を縮めてしまいます。
阿部がずぶ濡れになろうが、配管内には一滴の水分も入れません!

今回はしっかりとシートが張れたので、作業を進めます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。
今後天板をへこまされない様に、室外機の上にはお客様が板でも敷くそうです。
まぁ、誰がやったかは判りませんが。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「雨の中、ありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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