2021年3月27日土曜日

中古住宅を購入されたお客様宅でエアコン取付工事とCATV光ねっと新設工事

初めてご依頼いただいたお客様宅で、エアコン取付工事とネット新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2220-W 霧ヶ峰スタンダードタイプを2台、お買い上げいただきました。


先月ご相談いただいた際に、現地調査にお伺いしていました。
以前住まわれていた方は、CATVをご利用されていた様で、CATVの同軸ケーブルが残置されています。
今回、テレビはアンテナ受信で、ネット回線のみ、CATVの光ねっとサービスをお申し込みです。
光ケーブルの引込みも、既存の保安器の位置へ入れてもらうことにします。

「アンテナが付いてるんですけど、映るかどうかも調べてもらえませんか」との事で、こちらも調査。
UHFのコンパクトタイプのアンテナが設置されています。


テラス屋根の支柱に、BSアンテナが設置されていました。


宅内のTVユニットのところで、受信レベルを測定してみます。(測定器はお客様のご友人からの借り物です)
おっと。ギリギリのレベルのチャンネルがありますね...
ブロックノイズが出るか出ないか微妙なレベルです。

BSは、全然ダメですね...


原因は、宅内で4分配しているのに、ブースターが無く、UHFとBSをミキサーで混合しているからです。
前に住まわれていた方は、これで映っていたんですかね?
こちらはブースターに取り替える事にします。

エアコンのご購入もご相談いただきましたが、リビングの方は7年目の日立製のエアコンがありました。
7年目ですから、洗浄したらまだ使えそうでしたが、「新しい方がいい」との事で取替えます。

外周りはこんな感じでした。
すごい置き方ですね...(^_^;)
右側のお部屋は、当面エアコンは必要ないということで撤去のみです。

こちらのお部屋は、三洋製でかなり古いので取替えます。


こちらも変な取付け方していますね...


という事で、CATVへ申込書を提出。
お見積りをさせていただきましたが、既存のエアコンはリフォーム業者さんが撤去してくれるとの事で、リフォーム工事が終わる3月末頃にお伺いする事にしていました。

そして本日、朝一番から工事にお伺いしてきました。
エアコン工事までに、光ケーブルの引込みが入るか心配でしたが、きっちり入れてくれていました(^^)


先にネットの工事を進めていきます。
光ケーブルを引くお部屋は、リビングではなく、ご主人のお部屋に。
こちらのコンセントのところに引いてくるのですが、既存配管はないため、隠蔽配線になります。

外壁側は断熱材がびっちり入っているので、コンセントのところから天井裏まで立ち上げるのは結構難しいです。
エアコンの穴があるので、これを経由してなんとか呼び線が天井裏へ通りました。

キャビネットは建物のちょうど反対側なので、外壁に穴を開けて光ケーブルを天井裏へ。


天井裏へ潜り込んで、ケーブルと呼び線を手繰り寄せます。


宅内側へ光ケーブルが通りました。
新しくノズルプレートを設置して、壁から引き出しました。


屋外キャビネットのところで、引込側と宅内側の光ケーブルを接続。


キャビネット周りはこんな感じで完成。


宅内側へ移って、光ケーブルの末端に光コネクタを取付けて、レベルを確認。

異常がなければS-ONUへ接続します。

S-ONUの電源を投入して、センターへ設置報告。
持参したパソコンを繋いで、速度測定を行います。


100Mbpsのサービスで、上り下り共に90%以上の速度が出ていますね(^^)
ネットの工事はこれで完了。

テレビの方に掛かります。
ミキサーを撤去して、UHF/BSブースターに取替えます。


BSアンテナの方向が少し悪かったので微調整して、宅内で受信レベル測定。


あとはテレビを接続して、きちんと映ることをご確認いただいてテレビの工事が完了です。

ここまでが午前中の作業でした。

午後からはエアコン工事に掛かります。
エアコンの撤去はされていましたが、配管化粧カバーまですべて撤去されています...
化粧カバーは既存流用の予定でしたが、無くなっているので新しいものを取付けることにします。

まずはこの室外機を置くところの整地。
室外機を置いた後にDIYでセメントを流した様で、ここだけへこんでしまっていました。

隣のお庭から土を運んで、表面に少し砂利を敷きました。
急遽の対応だったので、これが精一杯です(^_^;)

エアコンの取付けに掛かります。


配管穴は既存のものを流用しますが、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


新しい化粧カバーはアイボリー色にしました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認。


もう一台の方も。


こちらの配管穴は、筋交いに当たっていました。
穴の位置が高すぎるのと、左へ寄せすぎたために、筋交いへ当たってしまった悪い例ですね。

室外機周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「きれいに取付けていただいて、ありがとうございました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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