2021年12月29日水曜日

2021年今年もお世話になりました(年末年始のお休みについて)

本日29日(水曜日)を仕事納めとし、12月30日(木曜日)~1月4日(火曜日)までを休業とさせていただきます。

2022年1月5日(水曜日)を仕事始めとさせていただきます。

とてもありがたい事に、年明け1月はエアコン工事はありませんが、リフォームを中心に電気工事のご依頼が結構入っています。
あと毎年のことですが、国家試験の会場お手伝いなども入っていて、ほぼ予定が埋まっている状況です。
いつも忙しくさせていただいている事に、心より感謝申し上げます。

さて、毎年ぎりぎりにお届けさせていただいているカレンダーですが、先週金曜日から本格的にお届けを開始しまして、 エアコンやエコキュート、ボイラーなどの機器のご購入、CATVの新規ご契約をいただいたみなさまへ、感謝の気持ちを込めてお届けさせていただきました。
お会いできたお客様方々には、「あのエアコンに取替えてもらって、めっちゃ快適です!」「電気代が減ったみたいで良かったです!」「いつも忙しそうやけど、無理しられんよ。」「来年もこのカレンダーもらうために何かお願いせんといかんね。」などなど、お喜びのお声と阿部を気遣っていただくお声をたくさんいただきました(*^^*)
お会いできなかったお客様には、お電話いただいたり、メールやメッセンジャーでご連絡いただきました。
このお声をいただくために、阿部は一年間頑張って来れました<(_ _)>

今日は午前中にカレンダーお届けが完了しまして、午後からは一年間一緒に頑張ってくれたタウンエースくんの洗車を行いました。
ずっと小雨が降っていたので、ワックスは断念しました...
なんか昨年もそんな感じだった様な。
年明け時間があれば、ワックス掛けてあげたいと思ってます(u_u*)

そして、夜中にこのBlogを書きながらやっているのは年賀状の印刷。。。
只今23時... 今日中に帰れる気がしません...(^_^;)

それではみなさま、今年一年大変お世話になりました。
たくさんの方々との出会い、たくさんの経験をさせていただきました事に、心より感謝申し上げます。
来る年もご期待に沿えるお手伝いができる様、体調に気をつけて頑張って参ります。
年末年始はかなり冷え込む予報となっている様です。
みなさまも体調を崩される事なく、良いお年をお迎えくださいませ(*^^*)

2021年12月28日火曜日

この寒い中エアコンが壊れて修理に挑むも治らず急遽エアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、急遽エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV5621S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

既存機は、7年前にアベ冷熱技研でお買い上げいただいたBXVタイプです。
先週メッセンジャーで、「阿部さん、室内機から温風が出て来なくなったんですが、いつでもいいので診てもらえませんか。」とご連絡いただき、フル装備で点検にお伺いしていました。

2階リビングでメインで使われているエアコンです。
室外機はベランダ置き。

エアコンは室内機、室外機共に動作しています。
「ガス不足かな?」と思い、ゲージを当てて運転圧を測定。
あれ???
ゲージの針が、1.0MPaを指したまま動きません。。。
冷房に入れても、暖房に入れても同じです。

コンプレッサーは動いています。少し音が高いですが...

とりあえず阿部の見立てとして四方弁の不具合と思いました。
四方弁とは、ガスの流れを変えて、冷房にしたり暖房にしたりする切替え弁です。
(詳しくは「四方弁」でググると詳しく解説されているサイトが見つかります)
四方弁の中の弁を動作させるために、電磁コイルが付いています。
ガスの流れが切り替わらない場合は、この四方弁か電磁コイル、または室外機基板の不具合が考えられます。

この電磁コイル、古い機種は冷房時には無電圧、暖房時には常時電圧が掛かる仕組みでしたが、メーカーサービスへ確認すると、現在は機種によって違うらしく、今回の機種は冷房・暖房どちらも瞬間的に直流280Vが掛かるとのことで、テスターを当ててその瞬間を待ちます。

カチっとリレー音が鳴って電圧が上がりましたが、183V程度しか出ません?
メーカーサービスに再度確認したところ、基板が怪しいとの事で変えてみることに。

基板が到着したその日にお伺い。

ついでに電磁コイルも取替えておきます。

外装をはぐって、電気系統を取替え。

ベランダ置きのため、熱交換器にびっしりとホコリが詰まっていたため、掃除機でキレイに取り去ります。

作業が完了すると試運転。
しばらく運転。。。
しばらく運転。。。
しばらく運転。。。

...暖まらない...
四方弁に少し衝撃を与えてみるも変わらず。
気になっていたコンプレッサーの音が少し高くなった感じがします...
もう嫌な予感しか思い浮かびません...

お客様にご説明し、この際に取替えるか、一度メーカーのサービスマンに点検してもらうかお聞きしたところ、「修理で治るなら」と言うことで、現状をすべて伝えてサービスへ託しました。

数日して現地からサービスマンが電話してきました。
「阿部さんですか?なんか、どこも悪くないんですけど。ちゃんと暖房運転してるし、ガス圧も正常ですが、どうしましょう?治ったのかも知れないし、また症状が出るかも知れないし。」
なんとまぁ...

その経験豊富なサービスマンに詳しく話を聞くと、「電磁コイルの電圧は瞬時電圧なんで、テスターで測れない事が多いです。僕らでも見誤ることが多いですから。今症状が出ていないんでハッキリとは言えませんが、恐らくコンプレッサーの圧縮不良でしょう...」と。

コンプレッサーですか。
人間で言えば心臓です。
出してもらった修理見積もりは12万円近く...
三菱でコンプレッサーが7年で壊れたのは初めてです...
阿部はショックでたまりませんでした。

サービスマンが点検したあとも、しばらく使えていたんですが、日曜日にお客様から「やっぱりダメでした。新しいのに取替えます!阿部さんの空いてる時でかまいませんからお願いします!」とご依頼いただきました。

さて、物があるのか??それより年末にメーカーは出荷してくれるのか???
日曜日の晩は眠れませんでした...
月曜日の朝一番に担当へ電話。
「えぇ?...マジですか。無理かも知れませんけど、なんとかしてみます。」



で、サクッと本日入荷(・_・;)
しばらくメーカーと仕入先には頭が上がらないです(u_u*)

実は先週末からカレンダーをお届けに回ってたんですけど、今日入荷したので急遽午後から取替えにお伺いです。

まずは既存機を撤去。
途中、リフォームされた様で、クロスが残念なことに...

クロスが貼れていないところに被さる様に室内機を取付けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

配管化粧カバーは流用で、配管類は新しいものに取替えました。

後は試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
今回は三菱霧ヶ峰が7年しか持たなかった事に、非常にショックを受けております。
寿命が縮まった原因を上げるとすると、室外機の熱交換器にびっしりとホコリが詰まっていた事と、ベランダを目隠しのカーテンで全周を塞いでいたため、南向きのベランダで夏場に高温が続いて、放熱ができずにコンプレッサーに負荷が掛かりすぎたんではないかと推察します。
目隠しの件とホコリの件はお客様にお伝えさせていただきました。

「年末お忙しいのにすみません。年明けになるんやったら暖房機買おうかと思って、ネット検索してたところでした。早々に対応してもらって、暖かく年越しできます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年12月23日木曜日

建物床下の湿気を排出するため床下用換気扇新設工事

いつもお世話になっているFB友さんでもある、借家のオーナーさんからのご依頼で、借家へ床下用換気扇の新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 V-09FFS3 床下用換気扇セットをお買い上げいただきました。

こちらの借家、今年2月にエアコン工事とCATVをご加入いただいたお宅です。
住み始めてから、押入れの中の湿気が気になるとの事で、床下用換気扇を取付けて様子を見ることになりました。

今回は北側と西側の通気口を利用して、3台のファンを取付けます。

まずはグリルを撤去。

開口部を利用して、ケーブルを通していきます。

3箇所のケーブルを通して、ファンへ接続。

パネルを付けて、しっかりと取付けます。

塩ビ管でケーブルを保護して、コントローラーを設置。
電源は、井戸用ポンプの電源から取ります。

電源を投入して、運転時間などの設定を行います。

三菱の床下用換気扇は、コントローラ内に湿度センサーが内蔵されていて、タイマー運転でON/OFFするだけでなく、屋外の湿度の状況を見て、空気が乾燥している時だけ運転してくれます。
湿度の高い雨の日などは運転せず、確実に湿気を取り去ってくれるスグレモノです。

あとは試運転を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。
空間の湿度管理はなかなか難しいところがあります。
これで押入れの中が改善されるかどうか。
上手くいく事をお祈り申し上げます(^_^;)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な工事も、お気軽にご相談ください。

2021年12月21日火曜日

23年目のバス換気乾燥機がもの凄い音になったのでパナソニック製へ取替工事

分譲マンションにお住まいのお客様から、バス換気乾燥機の取替えをご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

パナソニック製 FY-13UG6V 予備暖房もできる換気乾燥機をお買い上げいただきました。

既存機は、INAX製。

運転すると動作はしますが、ゴォーーーという、もの凄い音がするため、夜間は使えないという事です。

ファンモーターのベアリングの不具合だと思いますが、1998年製ですし、新しいものに取替えですね。

しかしこの換気扇。天井の上に乗ってる状態なんですけど、この取付け方が正解なんですかね?
通常は下から上に向けて取付けるのが一般的です。

もうひとつ気になったのが、換気扇のスイッチがあります。
これをONにしないと、リモコンを操作できません。
お聞きすると、マンション購入時の基本仕様は、乾燥機能の付いていない一般的な換気扇だったそうで、オプションで換気乾燥機に変更したそうです。
通常、換気乾燥機は、電源を本体へ直接接続になりますから、スイッチが絡んでいるのはよろしくありませんね。

お見積りをさせていただき、ご依頼いただきましたので、本日取替えにお伺いしてきました。
まずは既存機を撤去。
あ、今回パナソニック製を選んだのは、この開口寸法に合わせるためです。
この開口寸法、メーカーによって微妙に違うため、元々の開口寸法に合うものを選択しないと設置ができません。

23年分のホコリがダクトから出てきました...(^_^;)
取れるものは全部取出してしまいます。

既存機はパッキンが手前側に付いていたので、やっぱり天井裏に置く方法が正解なのかも知れませんね。
でも。これのせいで、この後かなり苦労します...

外した後、天井裏に補強として設置されているLアングルに切り欠きを発見。
既存機は置いて取付けてあったので、この切り欠き部分からビスで挟み込む様に固定されていました。
新しく取付ける機器も同じビスピッチですが、ここが切り欠かれているため、下からビスを揉んでもスカスカになってしまいます。

Lアングルは外す事ができないので、どうしようかかなり悩みましたが、車に積んでいた角材をLアングルに乗せて、これにビスを揉むことにしました。

取付けにかなり苦労しましたが、しっかりと留める事ができて一安心です。

既存のダクトを接続して、隙間なくアルミテープでシールします。

古いリモコンも撤去して。

新しいリモコンに取替えました。
換気乾燥機の電源は直結にしてスイッチは必要ないので、照明のスイッチのみにして、コスモシリーズのスイッチに替えました。
キレイでしょ(*^^*)

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
実はここに書いてないところでもかなり細々と苦労しています。
大汗かいて、取替えに3時間掛かりました(´;ω;`)

「わぁ、スッキリしていいですね。音も静かになったし、これで気持ちよく年越しができます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*´∀`*)

この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2021年12月18日土曜日

新築マンションで今年最後のエアコン新設と移設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設×2台と移設×2台の工事にお伺いしてきました。

エアコンはすべてパナソニック製で、お客様支給品です。
今回のご依頼は、新築マンションへの取付けです。

「松山でのエアコン取り付けを請け負っている業者を探している折に、貴社のホームページを拝見いたしました。ブログから大変丁寧な仕事をなさっている様子が伝わり、是非とも貴社に取り付けをお願いしたいと考えています。」と、メールをいただき、現地調査の上でお見積り、ご依頼いただきました。

工期は三日間取らせていただきました。
初日は、現在お住まいのマンションから移設する、2台のエアコン取外しです。

パナソニック製8畳用が2台です。

取外して、配管穴にはきちっとキャップを。

その日のうちにエアコン2台と、工具、材料を新しいマンションの方へ搬入します。
新築マンションですから、引越しラッシュです...
日中は引越業者とエアコン業者がひしめき合っていて、エレベーターは使えません。
なので、夜中の22時にお伺い。
こんな時間なので、誰もいません(^_^;)

さすがにお客様に立ち会っていただける時間帯ではありません。
初めてのお客様ですが、「阿部さんを信頼していますから、三日間セキュリティキーをお渡しします。勝手に出入りしていただいてかまいません。」と、絶大の信頼をいただきまして<(_ _)>


移設分搬入。

使用する材料と工具も、ごっそりと搬入しておきました。
車から5往復くらいしましたけど、誰とも合わずに30分程度で完了。

二日目の朝です。
引越業者が作業始める前に上がって作業開始です。
リビングから取り掛かりたかったんですけど、午前中はカーテン屋さんが作業に来るとの事で、隣の部屋から開始。

位置決めをして室内機を設置。
配管類を接続していきます。

パナソニックのフィルター掃除機能は、回収したホコリを屋外へ排出します。
旧型はその排出ホースが太くて、取り回しが大変だったりするんですけど、新型になって細くなりましたね。
施工性は良くなりましたけど、またホコリが目詰まりしそうですねぇ...
なんでパナソニックはこの方式にこだわってるんですかね?

屋外に放出しますから、化粧カバーもそれに対応したものになります。
このカバーの施工方法を誤ると、この中にホコリが山盛りになって放出されなくなってしまいます。
パナソニックあるあるです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

後は試運転を行い、異常がないことを確認して1台目が完了。

しかしなんでコンセントを天井面に取付けるんですかね?
阿部的には気になって仕方がありません...

カーテン屋さんが帰られたので、午後からはリビングで。
今日の天気予報は荒れる予報です。
午前中晴れてたのに、風が強くなって一気に曇ったと思ったら、雨が降り出しました...

屋内の作業を進めていきます。
室内機を設置して、配管類を接続していきます。

このお部屋、右配管は厄介です。
室内機左側はこれ以上寄せることはできない上、穴の位置がここなので、配管接続がシビアです。
それに、7.1kwの高能力なため、配管サイズが4分。
穴の中に接続部を納めてしまう業者さんがいますが、メンテナンス時に苦労するので止めてほしいですね。

なんとか接続して、真空引き開始。
室外機を設置する頃には雨は上がりましたが、台風か?というくらいの強風に煽られます...

こんな感じで完成。
左のドアが半分くらいしか開かない様に設定されているので、出入りが大変でした。

試運転する頃には日が暮れてしまいました。
まぁ予定通りの進み具合です。
ひとりぼっちで準備から掃除までやってますから、仕方ありません。
二日目が終了。

そして本日三日目。
玄関脇のエアコン設置に取り掛かります。
マンションなので仕方ないとは言え、玄関前に室外機って、どうにかならないものですかね?

ドレンはここへという事ですが、もうちょっと低い位置にしてもらえませんか?

微妙な勾配を付けて、なんとか配管。

エアコンを取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続。

室外機を設置して、真空引き開始。

換気フードもあったりで、なんとも微妙な位置に座りました。

試運転を行い、異常がない事を確認して移設分の1台目が完了。

移設分2台目に掛かります。

室内機を設置して、配管類を接続していきます。
やっぱり左配管が好きです。
左配管なら接続が室内機の裏でできるので、左右の自由度が上がります。
左配管不得意な業者さんが多いですが、阿部は左配管の方が工事やってる気分になれるので好きです(*^^*)

こちらもきちんと真空引き。
真空引き作業は、配管内の空気を排出するだけが目的ではなく、空気中に含まれる水分を乾燥させる目的の方が重要だったりします。
水分が残っていると、氷の結晶になって機器内で詰まりを起こしたり、冷凍機オイルを劣化させたりするリスクが出ます。
なので、しっかりと真空を引く事が、機器を長持ちさせる事に繋がりますね。

室外機周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
今朝はスタートが早かったので、暗くなる前に完工できました。
昨日から一気に冷え込んできて雪が降りそうでしたが、なんとか無事お引渡しです。

「やっぱりお願いして良かったです。キレイに取付けていただいて、ありがとうございました。これで明日の引越しは暖かいところでできそうです。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。