2019年9月11日水曜日

22年目の東芝エアコンが故障のため三菱霧ヶ峰へ取替工事

まだまだ暑い日が続きますね...
現在、すべてのご依頼をお休みしていますが、みなさま体調は大丈夫でしょうか?

今日は、以前エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、エアコン取替工事のご依頼をいただきましたので、お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2219-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


お客様は以前からFB友さんでもあり、今回、メッセンジャーで故障対応依頼をいただいていました。
既存機は東芝製で、1997年製造品。

電源を入れるとしばらく運転して、室内機のフィルターランプが赤く点滅して止まるとの事です。
室内機が動いているので、恐らく室外機側電気系統の異常と思われますが、さすがに22年前の部品はありません。
取替えのご依頼をいただきました。

「普段使ってない部屋なんで、阿部さんの空いた時でかまいませんから。」とお気遣いいただき、本日お伺いです。

お部屋は2階で、室外機は屋根置きにされていました。

「特に気にしてないし邪魔にならないんで、ベランダ置きでいいですよ。」との事で、新しい室外機はベランダ置きで進めていきます。

既存配管はこんな感じでした。

22年も経つと、留めていた樹脂サドルも腐ちてしまって、上から紐で吊り下げられていました。
黒いビニールテープは、BS専用ケーブルを留めています。

室外機から撤去に掛かります。


かなり腐食が進んでいましたね。


室内機を外す時、背面板が浮いたので「ん?」って思ったら、全然ビスが効いていませんでした。

石膏ボードに、普通にビス打っても効く訳がありません。
地震が起こったらと思うと、恐ろしいですね。

撤去完了です。
配管穴にはスリーブが入っていません。


穴の高さもかなりタイトですが、なんとか行けそうです。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


ベランダ置きに変更するため、配管に縛ってあったBS専用ケーブルを単独で壁面へ留めていきます。


新しいエアコンの取付けに掛かります。
背面板を設置。下地の無いところは、ボードアンカーを使ってしっかりと取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はテープ巻き仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ドレンは垂れ流しにせず、排水口まで塩ビ管を使って導きました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「おぉ、よく冷えよる。ちょうど明日、うちの親が来てこの部屋使うんで、ちょうど良かったです。また他の部屋も古いのがあるんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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