2023年1月23日月曜日

屋根上の古いアンテナを撤去して壁面にフラットアンテナを新設工事


先週、エアコン工事をご依頼いただいたお客様宅で、本日はアンテナ新設工事にお伺いしてきました。

元々アンテナは建っていますが、新築当初からのもので古くなっているため取替えます。
確かにアナログ時代の広島向けも上がっているので、結構な年式の様です。

今回、屋根上に建てるのではなく、2階の壁面に取付けてほしいとのご希望です。
取付けは可能ですが、ケーブルの引込みが建物の反対側にあるため、こちら側まで引き直さないといけません。

では作業に掛かります。
2階の点検口から天井裏へアクセスします。

天井裏で既存の引込みケーブルが取れれば、それに接続して延長できるんですけど、奥まで進んで行っても、寄棟屋根のためにそこまで辿り着けず...

仕方ないので、2階天井裏から1階の分配器まで新たにケーブルを通さないといけません。
壁の間にタコ糸を落として・・・

1階の点検口から、向こうの方に落ちてきたタコ糸を手繰り寄せます。

今度はタコ糸に同軸ケーブルを繋いで、2階天井裏へ引いて行きます。
二人なら早いんですけどねぇ...

次にハシゴに登って・・・

先ほどのケーブルを軒先まで通しました。

アンテナを取付けるための金具を設置。

アンテナを取付けて、松山本局を狙います。
松山本局からは距離があるため、一部チャンネルはかなりレベルが低い場所です。
いつもは20素子相当のアンテナを使いますが、今回は少しでも受信状態を良くするため、26素子相当のものをチョイスしました。

エラーフリーのいい値が出ました。

宅内は5分配されているので、ブースターは必須です。
少しでもロスを抑えるため、アンテナに近い2階点検口のところにブースターを設置しました。

1階分配器のところで既存アンテナのケーブルを抜いて、新しいケーブルと差し替えました。

リビングのテレビのところで、受信レベルを測定。

エラーフリーでいい感じの値が出ました。

あとはテレビに接続して、映り具合をご確認いただいて、新しいアンテナの取付工事は完了です。

さて、古いアンテナを撤去しようとハシゴを掛けようとすると、午前中晴れていた空はどんよりと曇って、小雨がパラパラ...
風も強くなってきました...
撤去作業に掛かってしまうと途中で止めることはできません。
北側は苔が乗っている様で、濡れると滑りそうです...

「無理しなくていいですよ。外すのはいつでも、阿部さんの都合のいい時でかまいませんから。」とのお客様の声に甘えさせていただきました。
案の定、帰りにはしっかりと雨が降り出して、止めておいて良かったと...
今週はずっと天気の状態が悪い様なので、しばらくお伺いできそうもありません。
今日はなんとも歯切れの悪い終わり方でした(´・ω・`)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2023年1月19日木曜日

新築ユニットハウスでCATV光インターネット・電話新設工事

昨年末にエアコン取付工事にお伺いさせていただいた新築のユニットハウスへ、インターネットと電話の新設工事にお伺いしてきました。

年末に引込みは入っていましたが、まだ外構工事が残っているということで、宅内工事は今日まで延期していました。

機器を設置する場所は、給湯室の戸棚の上です。

建築中に打ち合わせしていて、光ケーブルのための空配管を入れてもらっていたので、それを利用してケーブルを通していきます。

屋外のキャビネット横に出てきました。

光ケーブルは、被覆をはぐと髪の毛の様なガラス製の芯が出てきます。
被覆が付いていない芯はシャーペンの芯の様に簡単に折れてしまうので、慎重な作業になります。

引込側と宅内側のケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

キャビネットへ整然と収めます。

外部が完了すると、宅内へ移ります。

光ケーブル末端に光コネクタを取付けて、受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と納めます。

S-ONUとTAの電源を投入して測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

電話で通話ができることを確認して作業完了。
あとは、お客様が用意されたWi-Fiルーターを接続してお引渡しです。
これでネット環境も整って、快適にお使いいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年1月18日水曜日

エアコン室外機をベランダ置きから屋根置きへ変更して取替工事

先週の分電盤取替工事の続きで、本日はエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はシャープ製。

室外機はベランダに置かれていました。
このタイプのベランダは室外機の振動が響くので、ここへ置くのはお奨めしていません。

配管ルートはこんな感じでした。

なぜかダクトは立ち下げまでで、横引きはテープ巻き仕上げ。
直射日光が当たる南側なので、断熱材がボロボロになって内部の銅管が露出していました...

配管の件と室外機の振動の件を考慮して、スリムダクトは新しいものに取替えて、室外機を屋根置きにする様ご提案させていただき、ご依頼いただきました。


先週の分電盤の記事にも書きましたが、このお部屋だけエアコン専用コンセントがありません。

電源は延長コードを使って、足元のコンセントから取っていました。
6畳用のエアコンとは言え、見過ごす訳にはいきません。
専用コンセント増設で対処します。

では作業に掛かります。
既存の室外機を撤去。
ベランダが有効に使える様になりましたね。

既存の配管とダクトも撤去します。
既存のダクトは、微妙に斜めに取付けられていました。
寸法ミスですかね?

既存機の撤去が終わると、専用コンセントの取付けに掛かります。
畳を上げて、1階の天井裏へケーブルを落とし込みます。

1階の点検口からケーブルを引き寄せて、先週引いてきたケーブルと接続。

こんな感じで立ち上げて。

専用コンセントが付きました。

ではエアコン取付けに掛かります。
配管穴にスリーブが入っていなかったため、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。
土壁でビスが効かないので、スライド金具を使ってしっかりと固定します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

新しいスリムダクトに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
屋根置台は、腐食しにくい溶融亜鉛めっき仕上げを使用しています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでまた快適にお使いいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。