2018年7月19日木曜日

銘菓処 渡部製菓さんで3馬力天カセパッケージエアコン取替工事

暑い日が続きますね(;´∀`)
今日はFB友さん繋がりでご紹介いただいた、南高井にある渡部製菓さんでパッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。


三菱電機 PLZ-ERMP80ER 3馬力天井カセット形パッケージエアコンです。


既存機は日立で、1999年製でした。


とりあえず動いてはいますが、不調で、何度かメーカーに修理に来てもらったそうですが、解消せず取替えをご希望でした。

現地調査にお伺いしたのは、6月末でした。
当社繁忙期のため、取替えするにしても三週間ほど先になる事をご了承いただき、御見積書を提出、ご依頼いただきました<(_ _)>

で、長い間お待ちいただいて、本日工事にお伺いしてきました。

まだコンプレッサーも動いているので、一度ポンプダウンしてフロンガスを室外機側へ回収します。
(現地回収は時間が掛かるため、持ち帰ってじっくり回収します。)
室外機が外れました。既存配管は流用します。


電動アッパーを使って、既存室内機を撤去。


ここも木材を使って吊り下げていました。

木材は乾燥すると縮むため、ボルト・ナットで締め込んでいても、永年すると緩んでしまいます。

今回はLアングルを使って、吊り下げます。

簡単に書いてますが、この天井裏、5分も居たら倒れそうなくらいの灼熱地獄です(´・ω・`)

既存配管を流用しますが、長さが足りないとか、接続位置が違うなどあるため、末端は延長したり加工したりします。

これもずっと灼熱の天井裏で行います。
絶え間なく汗が噴き出してきます...
サウナなんか行くより、天井裏に座ってるだけでも痩せれますよ(;´∀`)

配管加工が終わると、室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


室外機周りの配管も、溶接して延長。
配管類を接続して、しっかりと真空引き作業を行います。


真空引きしている間に、パネルを取付けておきます。


外周りはこんな感じで完成。


リモコンも取替えて、電源投入。


試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

実は渡部製菓さん、年中無休なのでお店営業しながらの取替工事でした。
暑いのでかき氷とか買いに来るお客さんが多いんだろうなぁと思ってたら、結構大判焼き目当てに来られる方が多くてびっくり。
今日は暑いので作ってなかったんですが、「前に買った時、かなり美味しかったんでまた来たんよ。え?今日は作ってないの?残念やなぁ...」と、かなり残念そうに帰られるお客様が多かったのが印象に残ってます。
FB友さんにお聞きすると、とら巻もお奨めだそうです。
「地域の人たちのお店」って感じで、かなりお奨めですよ(*^^*)

かなり長い間お待たせいたしましたが、「いやぁ、暑い中ありがとうございました。明日からお客さんも暑い思いせんでよくなります。ホント、助かりました。」と、大変お喜びいただきました。
なんと作業場はエアコン付けてないそうです。
「お菓子が乾燥するのを防ぐため」だそうで、お菓子へのこだわりと愛情が伝わりました。
でも無理しないでくださいね( ´ー`)

さあ、持ち帰ったエアコンはフロン排出抑制法に基づいて、機器内のフロンガスを回収します。

回収ボンベに回収したフロンガスは、破壊処理業者へ持ち込み適正に破壊処理されます。
この様に、業務用エアコンは家庭用エアコンの家電リサイクル法とは違い、フロン排出抑制法の扱いになります。

アベ冷熱技研は「第一種フロン類回収業者登録店(愛媛県)」、「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工です。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年7月18日水曜日

西陽が当たる灼熱の子供部屋へエアコン新設工事

先月、エアコンの取替工事をご依頼いただいたお客様から、「2階子供部屋にもエアコン取付をお願いしたいと思います。」とご依頼いただき、新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機です。


取付けるお部屋は、2階子供部屋。
西陽がガンガン当たるので、かなり暑い様です(^_^;)

真下は玄関。
室外機を置く場所に悩みましたが、それは後ほど。

まずは配管穴を開けていきます。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続して行きます。
既にこの時点で、作業着はシャワーを浴びた様になってます(´;ω;`)


外周りの作業に掛かります。
午後からの作業で、南側から西側へ太陽が移動してクラクラします...


抜群のタイミングで、差し入れをいただきました(*´∀`*)

ちなみに水筒に麦茶を入れて持っていますが、アクエリとかポカリは最高にありがたいです(*´艸`*)

配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。


室外機の位置はここにしました。
霧ヶ峰は配管長10mまでチャージレスなので、距離が長くても全然大丈夫です(*^^*)


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

試運転中に子供さんが来られて、「わぁ涼しい!うれしい!」と、とても喜んでいました(*^^*)
「一番暑いときにすみません。ホントありがとうございました。また他の部屋もあるんで、またお願いしますね。次は夏場は避けますので(^_^;)」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

【お知らせ】2018夏 エアコンや電気関係の点検・修理のご依頼について

アベ冷熱技研のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。


毎年の事ながら、この繁忙期の修理対応について、記載させていただきます。

・エアコン修理のご依頼について
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
当社施工物件以外の修理につきましては、ご予約の受付順となりますので、お急ぎの場合は施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方が早いかと思われます。

・エアコン点検及び見積りについて
修理見積りのお問い合わせをよくいただきますが、無料ではできません。
工事見積りなど、目視で見積りできるものと違って、修理見積りは、まず点検作業が必要です。
故障の原因特定をしないと、必要な部品や作業内容を決めることができないためです。
よって、点検作業費用をご請求させていただきますので、ご了承ください。
なお、見積もりの結果、当社へ修理をご依頼いただける場合や、機器の買い替えをご依頼いただく場合は、点検作業費は必要ありません。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設など、簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
分電盤改修や漏電修理など、電気工事のみの場合、お急ぎでしたら知り合いの業者さんをご紹介できます。

毎年繁忙期はバタバタします。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、ほぼ一人で休みなく動き回っておりますので、ご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

15年使用壊れても一切保証なしでエアコン分解洗浄

いつもお世話になっているお客様でもあり、FB友さんでもある方のご依頼で、エアコン分解洗浄を行いました。

シャープ AY-P25SC-W(2003年製) 標準タイプです。

はぃ、エアコン分解洗浄は現在受付中止中です<(_ _)>

なぜお引き受けしたかと言うと、「阿部さん、息子が暑いのにエアコンが汚いから使ってくれないんです。阿部さんの手の空いた時でいいので、洗浄をお願いできませんか?」とお問い合わせいただきました。

え?この猛暑でエアコン無しはヤバイでしょ(^_^;)
で、そのエアコンはと言うと...


2003年製。15年経過しています。
基本的にはお奨めしませんが、「トドメさしてもらって大丈夫」のコメントでお引き受けしました(^_^;)


まずは取り外しにお伺いします。
実は既に壊れているんです(^_^;)

フラップモーターが壊れていて、水平羽根がまともに動きません。
これはお客様も確認済です。

樹脂のボディは、細かなところは10年以上経過すると、簡単に割れてしまいます。

これも最初にご説明済で、想定内です。
なにせ「トドメさしてもらって大丈夫」のお墨付きをいただいていますから(*´艸`*)

いやいや、きちんと慎重に分解しますよ(^_^;)

電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したら、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


2階、室外機地上置きなので、ハシゴ作業です。
お隣の敷地へ立てさせていただく許可はいただいています。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

ちょっと異音がしていますが、想定内です。
トドメは刺していませんから(^_^;)
「あと何年使えますかね?」と聞かれましたが、明日壊れるかも知れませんよとだけお伝えしておきました。
一切保証はありませんから(*´艸`*)

ビフォーアフターの写真をお渡しすると、「わぁ、キタナイ... いつもきれいにしていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年7月17日火曜日

西日本豪雨被災地 大洲市でエアコン工事のため現地調査

西日本豪雨で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、未だ見つからない行方不明者の方々が一日も早く見つかります様、心よりお祈り申し上げます。

阿部は発災当日から、普通に仕事を続けています。
3週間も前からお待ちいただいているお客様の期待を裏切ることはできません。

でも、阿部は防災士です。
たくさんのボランティアのみなさまが、この愛媛のために汗を流して活動している姿を見るたび、「防災士なのに仕事してていいんだろうか。」「被災地へ出向いて、1時間でもお手伝いできないか。」、仕事中もずっと考えています。

「なぜ防災士なんかになったんだろう」...一人になってニュースを見るたびに悩んでいました。

そんな阿部を励ましてくれたのは、FB友さんや先輩たちです。
「なに言よんですか、本業優先!ボランティアなんかやれる人がやったらええんですよ。」
「阿部くんが時間ができたらでええんよ。仕事休んでまでやることはない。」
「そのうちね、阿部くんじゃないとできん仕事が回ってくるけん。」

ありがたかったです。ホント、気持ちがすっと楽になりました。
おかげさまで、順調に予定通り現場を進めることができています。

そんな中、「阿部さん。お忙しい時期でアレなんですけど、助けてもらえませんか?もぅ仲間も手一杯で、エアコン工事できる人間がこっちにおらんのですよ。」と、電気工事組合青年部繋がりで、被災地大洲で電気工事をやっているKくんからの電話。

即答、快諾、、、できませんでした。
予定がパンパンなのもそうですが、いろんな意味で一瞬考え込みました。

でもね、そんな阿部を頼ってくれたのが、ものすごく嬉しかったんです。
決めました。

急遽、今日の現場が終わった夕方5時過ぎに、松山を出発。
高速を飛ばして、大洲に行ってきました。


肱川氾濫で水没した市街地...
この前の三連休で、たくさんのボランティアさんたちが応援に駆けつけてくれて、かなり良くなっているとは言え、国道沿いの店舗は...


ほとんどの店舗や企業が営業できず、片付けの途中という段階です。


少し脇へ入ると、被災ゴミでいっぱいです...


こちらの事務所は、ここが水没ラインだったそうです。

完全に水に浸かったエアコンは、まったく動作せず。
後日、このエアコンを取り替える事になりました。

もう一件はエステ店。
エアコンのファンのところくらいまで水没されたそうです。

エアコンが数台設置されていますが、ルームエアコンは普通に動作するそうです。
業務用エアコンが2台、エラーが出てまったく動作しません。
こちらは年式的にも部品がなく、取替えの方向で見積りに掛かります。

店舗内はキレイにお掃除が完了していました。
営業される気満々です。
エアコンが動けば、いつでも営業再開ができます。

阿部は「防災士」としてではなく、「技能士」としてこの町の復興のお手伝いができることになりました。
とりあえず2件、頑張ります!(*^^*)

2018年7月14日土曜日

もぅ量販店に頼みたくないという事でエアコン込みの取付工事

先月、「それでもエアコンを量販店で買いますか?エアコンの取付け直しのご依頼」の記事でお伺いさせていただいたお客様のご依頼で、2階のお部屋へエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


前回、量販店に取付工事してもらったのを後悔されていて、今回は機器込みでアベ冷熱技研へ取付工事のご依頼をいただきました<(_ _)>

まずは位置決めをして、背面板を取付けます。
あれ?ビスが効かない... このお家も下地が入ってないのか? 新築ですよ。


「この壁面、筋交いがあるので気を付けてください。」との事。
かしこまりました。任せてください。狙って開けますので(^^)


こんな感じで、筋交いに触れることなく貫通。

やっぱり石膏ボードだけで、下地がありませんね。

図面上でも、ここに室内機を取付ける様に描いてあるんですから、ここに下地を入れておくべきですよね?

阿部が間違ってるんですかね?それとも、新築で下地を入れないのが流行りなんですか?

仕方ないので、ボードアンカーでしっかりと留めます。石膏ボードに...
真ん中のビスだけ、壁内の間柱に留まっています。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はお客様のご希望により、ホワイト色のスリムダクトで。


配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。
ドレンは垂れ流しせず、排水溝まで塩ビ管で導きます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「暑い中、ありがとうございました。また今度、寝室の方にも取付けようと思ってるんで、その時はまたお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。