
手前が今回解体する予定の納屋です。
比較的新しい奥の倉庫に、電気設備をまとめたいとの事です。


電力量計は古い納屋の入口に設置されていました。


単相2線式100Vで、ブレーカーは漏電遮断器ではなく配線遮断器のみ。
右側には制御系の箱があります。
建物裏には大きなビニールハウスが3棟建っていて、その中の暖房機を制御するための制御機器が入っていました。

ハウスは現在解体中で、このシステムは使われていません。
電力量計は納屋の対面にある倉庫の入口付近に移動させます。

とは言え、電柱からの引込点も変える必要があります。
今回の場合は引込点は納屋ですが、倉庫のところで経由しています。


これは引込線を張り替えなくて済むので、お客様の負担はかなり減りますね。
さて、電力量計と引込点を触るので、四国電力へ電力申請を行わなければなりません。
古い設備なので最初の頃の図面は無いそうです。
倉庫の方の電気設備は、、、お客様が無資格で施工されたそうで(小声)
図面を作成して四国電力へ変更申請。

申請が通ったので、本日工事にお伺いしてきました。
倉庫の方の第一支持点のところから、一次側ケーブルを降ろすための塩ビ電線管を取付けていきます。


古いスレート屋根は簡単に割れて踏み抜いてしまうため、足場板を敷いて作業に当たります。
軒屋根を交わして配管を降ろし、配管内にケーブルを通します。


倉庫内の設備はお客様の作品です(小声)


このまま流用するのは危なっかしいので、ついでに改修します。
コンパネを使ってベースにします。

「できるだけ安く」とのご希望ですので、納屋で使っていた制御用のボックスを流用して、ブレーカーを収めます。


流用なのでビス穴がいっぱい空いていますが気にしません。
土埃が凄かったので、洗ってはおきましたが。


主幹ブレーカーは30Aの漏電遮断器を設置。
分岐ブレーカーは既存流用で20Aの配線遮断器を設置。
40wx2灯用の蛍光灯1台とコンセント1箇所なので十分です。
棚に転がしてあったスイッチとコンセントは、新しいものに替えてコンパネに取付けました。

ケーブルの接続が完了すると、絶縁抵抗計を使ってケーブルに異常がないことを確認。


電力量計の移設に掛かります。
納屋に付いていた電力量計を外します。


土埃まみれだったメーターを拭き上げて、倉庫側へ設置。
ケーブルを接続して、トルクドライバーを使って規定トルクで締め上げます。


また屋根上に上がって、倉庫から納屋に引いている引込線をカットして、電力量計まで引いたケーブルと引込線を仮接続します。

アベ冷熱技研は四国電力の計器認定店ですが引込認定店ではないため、この接続は仮接続になります。(引込認定店になるためには、3名以上の認定作業者が必要)
後日、引込認定店が正式に接続して、責任分界点の位置が決まります。
納屋側の引込線を切断したため、倉庫側の引込点に引っ張り荷重が掛かるので、支線を取っておきました。


こんな感じで完了です。


冷たい風がずっと吹いていて、涙と鼻水が止め処なくでした...
電力量計がきちんと動作している事を確認して、工事完了です。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:
コメントを投稿