今日もCATVの工事を2件、完了しました。
午後からお伺いしたお宅は新築で、テレビも録画機器も新品でした。
通常なら、1時間そこそこで内線工事が完了し、設定・説明ですばやく完了の予定だったんですが。。。
そこには、新型のブルーレイディスクが座っていました。
パソコン×1台、テレビ×3台、ビデオ×1台、STB×1台、設定作業は順調に進んでいたのですが・・・
最後にブルーレイディスクの設定を行っていると、アナログ放送は受信できたのに、地上デジタル放送だけ受信できない???
他の機器はちゃんと受信できたのに、ブルーレイだけ受信してくれないんです。
5回か6回、再スキャンしましたが反応なし。。。
配線もすべてチェックしましたが、まったくだめ。
早速メーカーへ問い合わせ。
メーカーさん曰く、「配線は正しく接続されてますか?」「設定の方法は間違っていませんか?」と、素人さんに聞くようなことを聞かれたので、「私、CATVの工事業者なんで、その辺のところは間違いありません」とキッパリ伝えると、「では、入力レベルは?」との問いに・・・カチン!<`ヘ´>
「レベル測定器で測って81dBあるのに、これ以上あげろと言われるんですか?!これ以上増幅すれば入力オーバーになりますよ!」
と言いつつも、メーカー様の言うとおりに、ブースターのレベルを最大にして再スキャン。
もちろん受信できません。
「受信する訳ないですよね。だって、機器の初期不良なんですから。」と心の中で叫びながら、自社機器の不良を認めたくないメーカー様の言う通りに、黙々と作業。。。
「こちらで検討して、折り返しお電話します」とメーカー様が口を割られたのは、このお宅で作業開始して3時間後のこと。
携帯電話のバッテリーがいつまで持つか不安を抱えながら、愛媛CATVへも状況を伝え、こちら側の不具合でない事を確認。
いつまで待ってもメーカー様からお電話を頂けないので、先にお客様へSTBの説明を行っていました。
説明が完了するころ携帯が鳴り、メーカー様から。
「こちらの方から、代わりの機器をお送りいたしますので、お客様に替わっていただけますか?」
おいおい、謝罪の言葉は無いのかよ<`ヘ´>
と思いつつ、お客様へ交代。
長々とお話されたあと、通話の切られた携帯電話が手元に。。。
おいっ!無駄な作業時間と携帯通話料金、そして屈辱的な対応への謝罪はどうなったんだぁ!?
で、お客様曰く、、、「代替品送っていただくのはいいんですが、また設定に来ていただけるんですか?」
自分 「ん?・・・え?・・・えぇぇっぇぇっ??? ちょっと待ってください。メーカーの人間が交換に来るんじゃないんですか?」
お客様 「はい。日通便で送るので、手元にあるブルーレイを、その配送員へ渡してくださいって言われました。配送の方じゃ、設定できませんよねぇ。。。」
あぁ~のぉ~やろぉぉぉおおおおおお!・・・・・とブチ切れるのを我慢していると。
お客様 「あ、そうだ!新品だから保証が付いてますよね。買った家電屋さんに頼むからいいですよ(^_^)v」
・・・冷静に考えればそうでした。
そう言えば、今週の占いに「何事も落ち着いて平常心で取り組みましょう」と出ていたのを思い出しました。
落ち着いて、落ち着いて。。。
みなさん、年末無事故で乗り切りましょうね(^_^;)