エアコン機器は、以前住まわれていたところで使っていたものを、引越し業者さんに取外してもらったものです。


室内機を確認すると、配管の断熱材が無理矢理な感じで剥がされていました。


何がしたかったのかよく解りませんが、ちょっと酷くないですか?
配管が結露しない様にきちんと補修しておきます。
余計な手間なのでホントやめてほしいです。

取付けるお部屋は2階寝室。


外から見上げるとこんな感じです。
確認せず右後方で配管穴を開けると、電気の一次側ケーブルを切断しそうですね。


配管穴は左後方で真っ直ぐ下へ配管を降ろすイメージで進めます。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。

新築なのでアスベスト対策は必要ありません。
配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

配管穴に合わせて背面板を設置。


いつもなら室内機を掛けて配管を接続しますが、この東芝の機種は毎回配管を繋いでから室内機を掛けます。


室内機重量14kg近くあるのに、室内機裏の部材がヤワなのです。
詰め物をして壁に掛けると、裏のドレンパンが破損しそうなくらい頼りない構造のため、阿部的にはあまりやりたくない工法で施工するしかありません。
お客様の持ち物を壊す訳にはいきませんから。
室内機が掛かりました。
配管を押し込みながら、14kgの室内機をバンザイの体勢で脚立に上って掛けるのは、なかかな神経を使います。

外周りに掛かります。


外部配管は外壁に合わせて、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機もこんな事になっていました。

お金をいただいて仕事しているプロであれば、もう少しポリシーを持ってお客様の大切な持ち物を扱うべきだと思いますが。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。


これでこのお部屋も快適にご使用いただける様になりましたね(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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