2008年1月14日月曜日

天吊形パッケージエアコン洗浄

本日は、市内の某美容室に設置されている天吊形パッケージエアコンの洗浄工事にお伺いしました。


ダイキン製4馬力タイプで、98年製の天吊形です。

早速、分解していきます。
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熱交換器のみを残して、基板やファンモーターなどの電気系統や、外面カバー・ファン・ドレンパンなど、すべて取り外します。

電気系統以外は、屋外で高圧洗浄機を使って丸洗いします。
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エアコンは外面がきれいに見えても、内部は結構汚れています。
熱交換器の吸い込み側は、ホコリで目詰まりしていました。
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ドレンパンも汚れが目立ちます。
これを放って置くと、ドレン管が詰まってしまい水漏れの原因となります。
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ファンは、結構汚れる部分です。
ファンに付いたホコリは、風量を落とす原因になります。
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約4時間で、洗浄工事完了しました。
こちらの場合、ホコリが主体だったので作業的には早く終わりました。
これが食堂などの場合、油やカビがこびり付いていて、ちょっとやそっとじゃ落ちないんですよね。
早め早めの洗浄が大事です。

ところでこちらのエアコン、分解しててこんな物を発見!
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断熱材の残骸が・・・?
どうも、ネズミがいた様です。
配管が丸裸になってしまっています。
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で、配管接続部に目をやると???
オイルがにじんでいます。。。(オイルがにじんでいる場合→ガス漏れ)
発見してしまいました・・・(-_-;)

「ガス漏れ発見!」は、自分自身がやった工事で無くとも、嫌ぁ~な気分になります。
今回は、漏れ箇所をお客様に確認していただき、このエアコンを設置された業者さんに点検していただくようにお奨めいたしました。

これって、ここまで分解していなかったら発見できなかったんですよね。
空調業者は分解できるところまで分解して洗浄、プロの目で異常箇所を見つけます。
エアコンの洗浄はクリーニング業者ではなく、機器に精通した空調業者へご依頼ください<(_ _)>

分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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