2023年6月29日木曜日

30年以上お使い?の東芝エアコンを三菱霧ヶ峰GVタイプへ取替工事

一昨年、職場のエアコンの取替工事をご依頼いただいたお客様のご依頼で、ご自宅のリビングに設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5622S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプです。

既存機は東芝製。
まだ動くそうですが、電気代が気になるのと、故障したら大変なので取替えておきたいとのご希望です。
ゆうに30年は超えてますよね?

配管はサッシの上をずっと横引きされて、、、

室外機はこの位置にありました。
今回取替えるにあたって、室外機の位置は最短距離になる様に取付けをご希望です。

さて、取外しに掛りますが、コンセントがないので気になっていたんですけど...やっぱり...
この頃の時代は、ヨリ線と単線の直接接続が当たり前の様に行われていましたが、発火事故の原因になるため、現在は禁止されています。

既存機撤去完了です。
そもそも、コンセントと穴の位置が逆ですよね?
電気工事屋さんが失敗したんでしょうね。
コンクリート打ちっぱなしなので、修正はできません。

新しい室内機の背面板を取付けて、電源ケーブルを延長。
コンセントを取付けておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

コンセントとプラグは、室内機裏へ収めました。
室内機の横にコンセント取付けようかと思ったんですが、打ちっぱなしの壁の見た目が損なわれるので、この様な形にしました。

外部配管は、外壁に合わせてグレー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
手洗いが奥にあるため、これを外して室外機を奥に置こうかとお客様が悩まれていましたが、せっかくあるものを外してしまうのはもったいないですから、少し窓に掛りましたけどこの位置で収まりました。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
既存機は12畳用でしたが、今回は18畳用をチョイスされました。
広いリビング・ダイニングなので、これで今年の夏からは快適にお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年6月28日水曜日

賃貸マンションでエアコン新設とIH用コンセント増設工事

いつもお世話になっているFB友さんのご依頼で、エアコン取付けとコンセント増設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

今回は5階建てマンションの最上階。
なんと、エレベーターがありません!
朝イチから、汗だくだくでエアコンと材料、工具類を、一人で一人で一人で上げました(´;ω;`)

ぜぇぜぇ言いながら、取付けスタートです。
取付ける部屋はダイニングキッチン。室外機はベランダ置き。専用コンセント有りです。

配管穴は無いのかと思ったら、クロスの後ろに隠れていました。

位置決めをして、背面板を設置。
右に寄せるつもりだったんですけど、目の前に冷蔵庫があるので窓の中心へ取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

賃貸マンションなので、配管はすべてテープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してエアコン完了です。
「おぉ!めっちゃ涼しい!今日から涼しく料理ができる。」と、大変喜ばれていました(^^)

さて、その料理をするのにガスコンロは使わず、100VのIHコンロを使いたいとの事で、コンロの近くに専用コンセントを増設します。
ちなみに賃貸なので、許可を取っていただく必要があります。
今回のオーナー様は、「コンセント付けてもらえるなら、ぜひやって下さい。」との事で、OKもらっています。

当初は、すべて化粧モールで露出配線でいくつもりでしたが、やっぱり隠蔽できるなら隠蔽にしたいなぁと、ウズウズしてきまして...
分電盤のある内玄関にダウンライトを見つけたので、天井裏をチェックしてみます。

おっと。見渡しがいいじゃないですか!
ただし、ダウンライトの穴に頭は入らないので、スマホを突っ込んでで撮影しながらの地道な作業になります。

コンセント開口をして壁内を立ち上げ、なんとか天井裏でケーブルを手繰り寄せて、ダウンライトのところまで通すのに成功!

ダウンライトのところから、分電盤手前でケーブルを引き下ろし成功!

分電盤の上は梁なので、こんな感じに仕上げました。

コンセントを取付けて、電圧確認で異常なし。

あとはIHコンロを接続して、動作確認を行ってお引渡しです。
「完璧やないですか!キレイに収まりましたね!さすがです!」と、大変お喜びいただきました(^^)

蒸し暑くなってきました。
これで快適にキッチンをお使いいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年6月27日火曜日

リフォームされた古民家のダイニングにエアコン新設工事

県外からお引越しされてきたお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機霧ヶ峰、お客様支給品です。

お問い合わせをいただいたのは5月の末頃でした。
6月の予定が詰まっていて、かなりお待ちいただく旨をお伝えしましたが、「時期的なことでかなり迷ったのですが、阿部さんのお仕事ぶりをブログで拝見してとても素晴らしいお仕事をされていると思いましたので、ぜひお願いしたいという結論に至りました。」と大変ありがたいお返事をいただきましたので、お引き受けさせていただきました。

建物は古民家の部類に入る年代物ですが、一部リフォームされています。
今回はダイニングに取付けをご希望で、専用コンセントは200Vで既に設置されていました。
室内機の取付位置は、隣の部屋も風が行く様にしたいとのご希望で、コンセント側とは違う場所へ取付けます。

室外機の設置場所はこちら。
外壁は土壁で漆喰造りです。

では作業に掛ります。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を慎重に開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、柱に合わせてブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

外周りはこんな感じで完成。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
コンセントまでは化粧モールで横引きしました。
上からぐるっと回す方がキレイなんですけど、付属のコードが届かないためこんな感じにしかなりませんでした。

最初のお問い合わせから、約一ヶ月もお待たせしてしまいましたが、「わぁ涼しい!さすが!凄いキレイに取付けてもらって、ありがとうございます!これで涼しく食事ができる様になりました!」と、ご夫婦で大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年6月24日土曜日

室外機を駐車場に置きたくないので長尺配管のエアコン取付工事

先月、会社の移転に伴いエアコンをご購入いただいたお客様から、移転前に使われていたエアコンを、ご自宅の子供部屋へ移設する工事をご依頼いただきました。

設置する部屋は2階で、真っ直ぐ配管を降ろすと駐車場に室外機を置く様になってしまうため、建物裏まで延長して欲しいとのご希望です。

では工事に掛ります。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を慎重に開けていきます。

エアコン専用コンセントのケーブルが出てきました。
まぁこれは想定内なので気をつけて開けましたが、気の利く電気工事士さんならこの配線ルートは取りません。
この辺りに穴を開けるだろうなと機転が利く人であれば、下からケーブルを通してくれていますね。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管距離が長いのでダクトの取付けも大変ですが、配管の取り回しもなかなか...

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

横引きが長いので、ドレンは立ち下がったところで地面に浸透させる方法で対処しました。

手こずったのは、雨樋管と水栓、屋外コンセントのルート。
何事もなかったかの様に見えると思いますが、かなり小技を使って時間が掛かっています。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付作業が完了すると、冷房の最低温度設定で運転開始。

今回、配管距離が10mを超えるため、フロンガスを追加充填しなければなりません。

全長13mですから、メーカー規定の算出式から160gのフロンガスを追加充填しました。

あとは運転中のガス圧を測定して、異常がない事を確認してお引渡しです。

「キレイに取付けていただいて、ありがとうございます。会社の方もお世話になりました。またお願いしますね。」と、子供さんも出てこられて大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。