10年前に設置させていただいたマルチエアコンで、天井カセット形室内機の分解洗浄をご依頼いただき、本日お伺いしてきました。
三菱電機 MLZ-GX362AS(2012年製) 天井カセット形1方向吹出しタイプです。

特に臭いが出るとか、機器が悪いとかの不具合はありませんが、どうにも吹出口のカビが気になるとの事で、今回ご依頼いただきました。


ちょうど10年ですし、洗浄するチャンスは今年しかないでしょうという事でお引き受けいたしました。
実は昨年末頃に一度ご相談いただいていましたが、まだ暖房で使われているという事で、暖かくなってからお伺いする事にしていました。
今回のエアコンは、室内機2台、室外機1台のマルチエアコンです。
まずは、配管内のフロンガスを室外機側へ回収するポンプダウン作業から。


室内機を撤去しました。


2、3日お預かりするので、とりあえず段ボールで塞いでおきます。


持ち帰った室内機を分解していきます。
このタイプの室内機は、熱交換器の裏側にファンがあるため、目視ではファンの状態を確認できませんし、取付けたままではファンや熱交換器の裏側を洗浄することはできません。


熱交換器を外すと、ファンが出てきます。


吹出口ほどのカビは生えていませんね。


なんか期待外れです(^_^;)
室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


吹出口裏側↓


ファン↓


洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。


さくっと書いてますけど、一人で降ろしたり吊り込むの結構大変なんですよ...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


「いやぁ、簡単に考えてましたが、結構大変な作業ですな。キレイにしてもらってありがとうございます。また他の部屋のもお願いすると思うんで、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
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詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
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