2021年6月1日火曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修とエアコン工事

3月から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が、本日最終日でした。
3月からって、かなり長い期間でしたけど、「まだ入居は決まってないけど、阿部さんの空いてる時に取り掛かっといてもらわんと、忙しくなるやろうけん。」とご配慮いただいていまして、合間を見て取り掛かっていました。

結構古いマンションなので、設置されてているエアコンもなかなかの年代物です。

これらは撤去処分してしまいます。

まぁ、外すとこうなりますよねぇ(^_^;)
クロスは貼り替える予定です。

トイレの換気扇は毎回苦労します。
天井ボードの上に取付けられているので、取外すのがかなり大変なんです。
こういう所は先にやっておかないと、クロス貼り替え後ではできません。

ダクト接続も大変なので、先に新しい換気扇に取替えておきます。

コンセント類はプレートを外して、浮かせておきます。

スイッチやリモコンも浮かせておく事で、クロス屋さんがクロスをキレイに貼りやすくなります。
ここまでが3月頃の作業でした。
その後、大工さんが入る予定だったんですけど、建築屋さんが他の現場が忙しくなって、こちらのマンションに手が回らないと言うことで、しばらく放置されていました。

まぁ、阿部もかなり予定が詰まってきて、完全に忘れていたんですけど、先月「6月中旬に入居が決まったんで、阿部さんの都合でかまいませんから現場に入ってもらえませんか。」とご連絡いただき、先週から合間を見て作業に掛かっていました。

まずは、配線器具から取り掛かります。
浴室のスイッチなんですけど、なぜかトイレ用の消し遅れスイッチが付いていました(^_^;)
換気扇があるからでしょうけど、消し遅れって3分くらいしか動作しないので意味ありませんよね。

配線器具類はすべてコスモシリーズへ取替えます。
浴室のスイッチは、照明と換気扇と分けました。
換気扇はタイムスイッチがお奨めではありますが、予算の都合というのもありまして、パイロットスイッチにしました。

古いコンセントは緩くなっていたりして発熱の危険があるので、この際にすべて取替えます。

テレビユニットも高シールドタイプに交換。
受信レベルもきちんと測定しておきます。

照明器具はすべてLED化。

古い分電盤も取替えます。

撤去して。

新しい分電盤を設置して、ケーブルを接続していきます。

扉付き分電盤にコンパクトブレーカーでスッキリしました。

エアコンは、以前他で使っていたものを取外して洗浄後、保管していたものを取付けます。

位置決めをして、背面板を設置。
コンセントの位置がなんとも微妙な位置なので、室内機の取付け位置を変更しました。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存の配管化粧カバーは、塗装がこってり乗っていて使い物にならなかったので、新しいものに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機の後ろに排水口があって、大雨の時には飛沫が飛んでいたので、ブロックで嵩上げしておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して完了です。

明日明後日に美装屋さんと建具屋さんが入って、現場がお引渡しになります。
入居までに間に合いそうですね。

実はもう一部屋あります...
そちらはまだ入居が決まっていないので、しばらくしてからまた現場へ入る予定です。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

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