2021年5月5日水曜日

漏電遮断器がない分電盤取替えと専用コンセント増設電気工事

みなさん、連休はいかがお過ごしですか。
阿部は日曜日だけ休みました。
今年の目標は、「日曜日だけは休む!」です(u_u*)

という訳で、今日は大雨でしたが、午後から電気工事にお伺いしてきました。

初めてご依頼いただいたお客様で、「水槽用のコンセントを増設したいけど、分電盤が古すぎて気持ち悪いんです」と言うことで、先々週現地調査にお伺いしていました。
いやぁ、いい感じに油が乗っていますね(^_^;)

右側に漏電遮断器が見えますが、これはキッチンのコンセント回路だけ繋がっています。
一次側(電力メーターからのケーブル)は、主幹ブレーカーは無く、そのまま分岐ブレーカーに接続されています。
この分岐ブレーカーは漏電しても反応しない、配線遮断器です。
主幹ブレーカーがありませんから、容量オーバーすると電柱側のヒューズが切れてしまいます。
電柱側が切れてしまうと、電力会社へ連絡して復旧されるまで停電したままになってしまいますね。
この状態でコンセント増設は、かなりリスクが高いです。

電気を安全にご使用いただくために、漏電遮断器搭載の分電盤に取替えをお奨めさせていただいて、本日工事にお伺いしました。

まずは、既存の盤を撤去。

新しい分電盤を取付けていきます。

分電盤の取替えが完了すると、奥の部屋へケーブルを通していきます。

久しぶりにオール露出配線です。

分電盤と奥の部屋の間に階段スペースがあるため、天井裏隠蔽配線はできません。

この建物、生活はされていないそうで、大きな水槽がたくさん置いてあります。
「こういう状態なんで、見た目はいいですから」という事で、水槽近くまで露出配線でコンセントを設置。

ブレーカーをONにして電圧測定後、異常がない事を確認してお引渡しです。
「ありがとうございます。これで安心して使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

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