「うちの浴室、タイル貼りで寒いんです。入院している母親が退院する前に、浴室暖房機を取付けたいんです。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。
三菱電機製 V-241BK-RN バスカラット壁掛タイプです。
浴室はこんな感じのタイル貼り仕上げで、結構寒いです。
換気口があるので、暖房だけでなく換気機能搭載機種をお奨めさせていただきました。
外部フードも取替えたいところですが、モルタルで埋められているので、これは流用します。
さて、浴室暖房機は200Vの専用回路が必要です。
既存の分電盤は分岐回路がすべて使われているため、増設が必要ですね。
まずは電源工事から取り掛かります。
和室の押入れの上に点検口があるので、ここから天井裏へアクセスします。
1階の天井裏は上に2階が乗っているため、かなり狭いスペースでの作業になります。
分電盤のところにケーブルが通りました。
浴室の方は外部で電源接続を行うため、外壁へ穴を開けます。
こちらもケーブルが通りました。
ジョイントボックスと配管を取付けて、ケーブル類を収めます。
アース線は地上まで立ち下げて、アース棒を打ち込みます。
分岐スペースがないので、分岐ブレーカーボックスを増設してケーブルを接続。
分電盤周りはこんな感じで完成。
ここからバスカラットの取付けに掛かります。
既存のグリルを外します。
換気ユニットを取付け。
本体を設置。
電源は外部のジョイントボックス内で接続して、完成です。
ブレーカーをONにして。
試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
これでお母様が退院されても、暖かいお風呂で快適にお過ごしいただけますね(*^^*)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。この様な工事も、お気軽にご相談くださいませ(^^)
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