以前、ご自宅の方のオール電化工事をご依頼いただいたお客様から、「作業場の電気容量が少ないのと、動力の機械を使いたいんで、増設をお願いできませんか?」とご依頼いただき、本日竣工お引き渡しにお伺いしてきました。
ご相談いただいたのは8月でしたが、「阿部さんが暇になる秋頃でいいですから」という事で、下見だけ先に行っていました。
既存引込みはこんな感じ。
主幹容量が30Aしかなく、作業場として使用するのは貧弱です。
現在、100Vのエアコンも付いていますが、広い倉庫に8畳用とかまったく効く訳もなく、大きなエアコンも入れたいとのご希望です。
あと、動力の機械を据えたいとの事で、動力回路も新設します。
まずは、図面を作成して、四国電力へ電力申請を行います。
着工は秋ですが、早めに申請を出しておいて正解でした。
実は近くの電柱に、動力のトランスがなかったんです。
この周り、畑と住宅ばかりで、動力使うような建物がありません。
「一ヶ月以上は掛かります」との回答でしたが、まぁ秋までにできれば大丈夫ですから(^_^;)
・・・で、秋になりました・ω・
動力のトランスも電柱に上がっているので、着工します。
既存の電力量計のカバーを外してビックリ!(*_*)
いやぁ、もぅ旅立たれていた様で助かりました...(^_^;)
しかしこのメーター取付けた電気工事屋さん、メーター板くらい取り替えればいいのにって思いますよねぇ。
ケーブル外したら、メーターがボコッと外れて落ちました(T_T)
はぃ、メーター周り、こんな感じで作業を進めていきます。
エアコンの配管が、なかなか邪魔です(^_^;)
屋内の方へケーブルを引込みます。
既存の電灯盤は、動力盤として流用します。
もちろんブレーカーは新しいものに取替えます。
スマートメーターを取付けて、トルクドライバーでケーブルを接続します。
すべての配線の接続が完了すると、絶縁抵抗値と接地抵抗値を測定して、異常がない事を確認してからブレーカーを入れます。
とりあえずこれで電灯側が完了。
動力側は引込班が後日、引込みケーブルを入れてくれるのを待ちます。
後日、動力の引込みが入りました。
機械が座るところの近くへ、動力専用コンセントを増設。
電灯回路と同じように異常がない事を確認して、ブレーカーを入れます。
専用コンセントのところで電圧測定を行い、すべての工事が完了です。
電灯側は30Aだった主幹容量を、60Aへ。
動力側は将来増設も考慮して、主幹を30Aにしました。
これで快適な作業場になりますね(*^^*)
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
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