2012年7月24日火曜日

賃貸マンションへエアコン新設工事

午前中、いつもご依頼いただいている賃貸マンションの、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-GV282-W 霧ヶ峰汎用機です。


各部屋同じ造りなので毎回同じ様な感じです。

位置決めをし、背面板と化粧カバーを取付けます。

室内機を掛け、配管類を接続していきます。


室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機側が完了。

外部配管は化粧テープ巻き仕上げ。
ベランダの段差は、レンガを使って水平を取っています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


室内機側は、スリムダクトで化粧仕上げです。

設置期限があり工事が混んでいたため、期限内に設置できるかどうか微妙なところでしたが、ギリギリセーフでお引き渡しできました。
新しく入居される方も、快適にお過ごしいただけますね(^^)v

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年7月21日土曜日

駐車場を広く使うため室外機を移設

「室外機の場所を移動して欲しい」とお電話いただきました。
お聞きすると、「うちと同じ状況の、室外機移設工事のBlog記事を見て電話しました」との事。
そう言えば、以前にも同じ様な記事を書いた記憶がありますが、最近こう言う感じのお問い合わせ多いんですよね。
Blog続けてきて良かったなと思えます。

現地を拝見。

縦に2台駐車できるスペースの途中に、室外機がポツリ。
軽自動車なら十分ですが、普通車だとちょっと狭く感じるので移動します。

室外機を撤去。


配管が短いので、配管内に窒素ガスを流しながら溶接して延長します。


化粧カバー(スリムダクト)も延長します。


室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引き完了後、試運転を行なって異常がない事を確認し、お引き渡しです。


こんな感じで仕上がりました(^^)v

「やっぱり室外機が無いと、広くてキレイですね。」と、喜んでいただきました。
これで気にせず、広々と駐車場が使える様になりました。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
この様なお客様のご要望に合わせた工事も、お気軽にご相談ください。

追記:かなり腰の痛みが激しいです。
工事は予定通り進めて参りますが、作業スピードはかなり遅くなっておりますのでご了承くださいませ<(_ _)>


2012年7月20日金曜日

7月20日現在の工事状況

Blog、放置しております<(_ _)>
とてもじゃなく、Blogなんか書いてる時間ありません。

現在の工事状況ですが、7月前半の2週間待ちの状態から抜け出し、約1週間待ちの状況になっております。
本日もたくさんのお電話・メールにてご予約を頂いております<(_ _)>

修理のお問い合わせも多いですが、この時期はアベ冷熱技研の施工分を優先しておりますので、他社施工の修理につきましては1週間以上お待ちいただく場合もございますのでご了承ください。

さて、私事ではございますが、昨日、また腰を痛めてしまいました。。。
Facebookでは、その辺りの事もちょこちょこ書いています。
立ち上がる時に激痛が走るので、昨晩は自宅駐車場で倒れてしまいました(^_^;)
昨日・本日とお伺いさせていただいたお客様には、大変ご迷惑をお掛けいたしました<(_ _)>
夕方、時間ができたので早速病院へ行ってきましたが、ちょっと長引きそうな感じです。

もちろん、休む気はさらさらありません(日曜日は定休です)ので、ご予約いただいているお客様はご安心ください。
激痛で室外機を持ち上げる事は到底できませんが、標準工事程度なら何とか顔を歪めながらもやっています。
周りの方から「休めば?」ってお声掛けいただきますが、休むなら1週間後でしょうね。

日曜日にはBlogの更新もできる・・・「かも」知れません。
気長にお付き合いくださいませ<(_ _)>

2012年7月18日水曜日

フロンガス補充修理作業(量販店Y電機施工の巻)

本日もエアコンのガス補充依頼で、修理にお伺いしてきました。

もう今回は頭に来たので社名を公表しようかと思いましたが、まぁ「量販店Y電機」としておきましょう。

今回ご依頼いただいたお客様が「量販店Y電機」でエアコンをご購入され、その下請業者1名が工事に訪れたそうです。
エアコンの効きが悪くなったので「量販店Y電機」に修理依頼をしたところ、メーカーのサービスが修理に来ました。
そのサービスマンは、「ガスが漏れているので、漏れている箇所を修理して補充しないといけない」と言って、補充のみして帰ったそうです。
またエアコンの効きが悪くなったので、今度はメーカーに電話したところ、「ハシゴが立てれないので、漏れているところを点検できない」と断られたそうです。
困ったお客様は「量販店Y電機」へ電話したところ、「工事に関する保証はできない」と言う感じの応えが帰ってきたそうです。。。
そこでお客様は、当時工事を行った業者の連絡先を控えていたので、そこに電話すると「現在使われていません」。。。

「量販店Y電機」が保証すべき問題ですよね。 当然「量販店Y電機」が。
「量販店Y電機」・・・恐ろしや。 売りっぱなし、やりっぱなし「量販店Y電機」。。。
もう名前出さなくても判りますよね・・・(^_^;)

困り果てたお客様は、ネット検索でアベ冷熱技研を見つけていただきました<(_ _)>
実は最初、お電話お受けした時点でお断りさせていただくつもりでした(当然Y電機が保証すべき問題のため)が、一週間以上お待ちいただく事を了承いただく事と、あまりにも無気に断られたお客様がお気の毒でしたので、お引き受けする事にしました。

まずはガス圧を測定するため、試運転。


かなり減っているので、これでは効きませんねぇ。

残ガスを室外機内へ回収し、修理作業に掛かります。

メーカーに「ハシゴが掛からない」と言われた場所。


何とか立てましたが、垂直に近く、作業できる角度は保てません。


とりあえず上がって、屋根の上から手の届く範囲で作業開始。
配管接続部をフレアツールを使って再加工します。

フレア部分はパッキンの役目を行うので、エアコン工事の重要なポイントです。

トルクレンチを使って、規定値で締め上げます。

写真はバンザイして、つま先立ちで撮っているので近くに見えますが、このナット締めるのに苦労しました。
この後、配管をしっかりと保温して、ハシゴ作業終了。

室外機側の接続部も同様に、フレア再加工し接続。


いつもの様に電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。


はい、カットしたフレア部です。

ちょっと歪んでるのが判りますか?

反対側を見ると一目瞭然です。

これだけ大きなキズが入っていると、運転中高圧になったフロンガスは漏れてしまいます。
工事をされた業者さんが使っていたフレアツールに異常があった様ですね。
残念ですが、この時期、この業者さんが施工したエアコンは、すべて同様な症状が現れているハズです。

真空引きが終わると、冷房運転開始。


様子を見ながら、新冷媒(R410A)を追加充填していきます。


規定ガス圧まで上昇し、冷風が出る事をご確認いただいて作業終了となります。

「もうY電機には頼まない」とお客様。
それは適正なご判断だと思います。

たぶん、連絡の付かない下請業者さんは辞めたんだと思います。
お客様にはお気の毒ですが、断ったメーカーは正解だと思います。
安い値段で工事させられて、安い値段で卸させられて、尚且つ支払いが遅い・・・誰だってイヤですよね。

それでも「量販店Y電機」で買う人が多いのは何故でしょう?
「安くてポイントが付くから」・・・
じゃあ、そうしてください。
安い物(工事)は安いナリ。
どうぞどうぞ、逆に高物に付きますから(^_^;)

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。

2012年7月17日火曜日

フロンガス補充修理作業(リサイクルショップ施工の巻)

この時期になって来ると、毎年増えるのが「エアコンのガス補充依頼」。
先週から大量にお電話頂きますが、アベ冷熱技研施工以外の修理は一週間程度お待ち頂きます。
ほとんどの方が、予定日数をお伝えすると「他を当ります」と諦められますが、今回は外国人の方で「一週間でも待ちます」との事でしたので、一週間後の本日お伺いしてきました。

もちろん、自分は英語しゃべれませんから、間に通訳の方がいらっしゃいます(^_^;)

取付け方を見た瞬間、プロの工事じゃないと判りました。

室内機下部はきちんと掛かっていないため、地震が起これば落ちます。。。

室外機へ接続されている配管の取り回しも、結構乱雑。

プラロックは無し。

どこの業者が施工したのかお聞きすると、「リサイクルショップで購入したら、そこの人が取付けてくれた」と。。。

運転して見ると、コンプレッサーも起動しますが冷風は出ません。
室外機バルブ付近が湿っていたので、気になってバルブキャップを回すと、簡単に手で回りました。。。
きちんと締めていなかったため、ここから少量づつ漏れたんでしょう。

バルブのところには、オイルが溜まっていました。

修理料金をご説明し、既に12年目になるこのエアコンを修理しても、デメリットの方が多い事をお伝えしましたが、「それでも構わない」との事でしたので、修理に掛かります。

配管接続部のフレアもすべて加工しなおしますので、室内機側も触ります。

あらあら、ドレンホースが右側から出ています。。。
素人工事も甚だしい。
結局、テープも全部剥いでやり直しです。

フレアを再加工し接続、しっかり断熱します。


室外機側も接続しなおし、電動真空ポンプを使って、しっかりと配管内部を真空乾燥させます。


試運転開始。


様子を見ながら、フロンガスを充填していきます。

今回の使用ガスは、旧冷媒「R22」。
R22の在庫量が減ってきましたが、補充するかどうか悩みどころですねぇ。

規定圧力まで上昇し、冷風が出る様になったのを確認して作業終了。

間に通訳さんを交えて、「なぜ冷えないか」「年式が古いため、ガスを入れても翌日故障するかも知れない」「フレア加工の重要性」など、専門用語を交えながらいろんなお話をさせていただきましたが、通訳さんも考え込みながらも、しっかりと理解していただきました。

英語もしゃべれたらいいんですけどねぇ。。。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。

2012年7月13日金曜日

三菱重工製 標準機エアコン分解洗浄&移設工事

お昼から、お預りしいていたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

三菱重工 SRK28SEV5-W(2002年製)


電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

電気系統は外してあるので、完全に丸洗いができます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いする訳ですが、今回は移設工事も一緒です。

当初のご依頼は、このリビングに付いているエアコンの洗浄でしたが、既に10年以上お使いの機種でしたので、分解洗浄のデメリットをお伝えしたところ、寝室に付いてあった今回洗浄した物をリビングへ移設し、保管してある別のエアコンを寝室へ取付ける事になりました。

リビングの既存機を撤去し、洗浄した室内機を取付け、配管を接続していきます。


配管接続が終わると、いつもの様に電動式真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認します。


このエアコン、取外す時に嫌な感じがしたんです。
配管接続口にオイルが漏れた形跡があったのですが、案の定ガス不足です。

施工不良だった様ですね。
分解洗浄しなければ、解らなかったところです。

様子を見ながら、規定圧までフロンガスを充填します。


適正圧力まで上昇し、しっかりと冷房が効く様になりました。


こんな感じで完成です。

このマンションも微妙な位置に穴とコンセントがあるので、結構時間が掛かりました。

寝室の方も、保管されていたエアコンを設置して完了です。

少々時間が掛かりましたが、洗浄・工事共にご満足いただけました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

お陰様を持ちまして、今シーズンご予約いただいていたエアコン分解洗浄がすべて完了いたしました。
たくさんのご依頼、誠にありがとうございました<(_ _)>
2012年7月現在、エアコン分解洗浄の受付は中止しております。
受付再開は、秋口を予定しておりますのでよろしくお願いいたします。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
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