2021年9月14日火曜日

賃貸マンションで移設・分解洗浄したエアコンの取付工事

いつもお世話になっている賃貸マンションのオーナー様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱重工 SRK-22TV-W(2017年製) スタンダードタイプです。

このエアコン、8月にリフォーム工事を行った別のマンションに設置されていたものです。

リフォームでお部屋がキレイになるので、そちらには新しいエアコンを取付けて、このエアコンは保管しておこうと言う事になりました。
ただし、内部が汚れているので、分解洗浄もご依頼いただきました。

8月、繁忙期真っ只中でしたが、ぽっかり空いた日に洗っておきました。
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄したエアコンは、室外機と共にこちらのマンションの保管部屋へ置いていました。

今回、既にリフォーム完了したお部屋の入居が決まったそうで、本日取付工事にお伺いしました。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部のスリムダクトも、新しいものに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ベランダ周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これで新しい入居者さんも、気持ちよくお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年9月13日月曜日

【お知らせ】エアコン分解洗浄の受付を再開いたします

朝晩涼しくなってきましたね。

「エアコン分解洗浄の受付はまだ再開しないの?」と、お声掛けをいただく様になりました。
エアコン工事の方も少し落ち着いてきましたので、この辺でエアコン分解洗浄の受付を再開させていただこうと思います。

ただし、まだ日中は蒸し暑い日が続きます。
まだ冷房を使われている方は、もう少し様子を見られてからをお奨めします。
それから現在、阿部一人で作業を行っているため、一度に2台以上の洗浄はお引き受けできませんので、ご了承ください。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。


・工事にお伺いする際の新型コロナ感染対策について
阿部は、9月2日にワクチン接種2回目を完了しました。
お伺いする際は、体調万全で、マスクをしてお伺いさせていただきます。
対面でお話する際や室内作業の際はマスクを付けさせていただきますが、屋外での作業はマスクを外して作業を行わさせていただきます。
作業中は窓を全開にしていただいて、できるだけ阿部から離れてください。
阿部は日々、たくさんのお客様と接していますので、お互いの感染を防ぐためにも何卒ご了承ください。

2021年9月10日金曜日

ネット速度を改善したいのでCATV回線の光化と地デジアンテナ新設工事

仕事上でもお世話になっているFB友さんのご依頼で、愛媛CATVの契約見直しと光eねっと切替工事にお伺いしてきました。

お家の新築当初から、愛媛CATVのテレビ・ネット・電話のトリプルサービスをご利用でした。
今回、ネット動画の視聴や、Zoomなどでネット会議の際に、画面がコマ落ちするのをどうにかしたいとの事でご相談いただきました。
ご利用中のネットサービスは同軸回線のため、下り15Mbpsです。
Youtubeくらいなら十分ご覧いただけますが、Zoomなどで高画質双方向のネット会議に使うと少し容量不足です。

光化すれば上下最大100Mbpsの通信速度が出るので、安定してご利用いただける様になります。
ただしですね、こちらのご契約内容から光へ変えた場合、月額利用料が結構上がります。

いろいろとお話をさせていただき、重点項目は「ネットの安定性」というところで、電話サービスの方は、固定電話をほとんど使っていないと言うことで解約。
テレビも地デジとBSが見れたらいいと言うことで、こちらも解約。
テレビは解約してしまうと見れなくなるため、地デジのアンテナを新設し、ネットの光化を行う事でご依頼いただきました。

と、ここまでが7月のお話です。
現在、愛媛CATVの光化工事は、お申込みいただいてから引込工事が完了するまでに、2ヶ月程度を要しています。
ご検討中の方は、お早めにご相談ください。

という訳で本日、引込みが入ったと言うことで、宅内工事にお伺いしてきました。

新しいキャビネットの上に、古い保安器が縛られています。
この保安器は今後不要になるので、本日の工事が完了後に撤去されます。
青いケーブルが既存のネット用同軸ケーブルです。
基本的に、この青いケーブルは残置するのですが、配管サイズが14φと細いので、青いケーブルに光ケーブルを繋いで、抜き替えをします。

これがですね........配管が細すぎて青いケーブルがビクともしません...
ハシゴの上で体重掛けて引っ張るのは、まぁまぁ気持ち悪いです(^_^;)

配管の中に、これでもか!というくらい入線液を噴射して、宅内側から目一杯引きます。
何とか通りました...
電気工事屋さん、申し訳ないんですけど配管は16φでお願いしますね(u_u*)

またハシゴへ登って、宅内側と引込側の光ケーブルを、メカニカルスプライスを使って接続します。
ハシゴ上で髪の毛ほどのケーブルを扱うのは、なかなか神経を使います。

キャビネット内へ整然と収めます。

引込側はこれで完成。

宅内へ戻って、末端に光コネクタを取付けます。
受光レベルを測定して、異常がない事を確認し、S-ONUへ接続します。

S-ONUの電源を入れて、持参パソコンで速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで、上下90%以上の速度が出ました。
いつも安定してて、惚れ惚れしますね(*´艸`*)

あとは既存のWi-Fiルーターへ接続して、通信ができる事を確認いただいて、ネット工事は完了です。

さて、アンテナの方に掛かります。
BSアンテナは元々設置されていますので、これを流用します。

CATVとBSはどうやって混合してるのかと思ったら、2分配器を逆接続していました。
まぁ間違いではありませんけど、、、

BSの電源はどうしてるんだろうかと宅内設備を見てみると、CATVのブースター手前で2分配で分けて電源部を入れていました。
これも間違いではないですけど、まぁまぁなレベル損失ですよね(^_^;)
今までよくBSが映っていたなぁと、逆に感心します。
この辺はすべて撤去しますね。

地デジ用のUHFアンテナを設置して、松山本局を狙います。

本局の送信塔が目視できるので、受信レベルは十分です。

エラーもなく、キレイに受信できています。

地デジとBSの混合ブースターを、アンテナ付近に設置。
メンテナンスしやすい様に、ベランダ側へ取付けました。

ごちゃごちゃしていた機器を撤去して、ブースター電源部を設置。

各部屋のテレビユニットで、受信レベルを測定しながら、

ブースターの出力レベルを調整します。

あとはテレビのチャンネルを再設定して、きちんと映ることを確認していただいてお引渡しです。
「ありがとうございます。これでネットも快適に使えます。またいろいろとお世話になりますね。」と、お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2021年9月9日木曜日

エアコン同一建物内移設工事と専用コンセント移設工事

初めてのお客様のご依頼で、建物内のエアコン移設工事にお伺いしてきました。

移設するエアコンは、三菱霧ヶ峰の6畳用。
このお部屋は使わないので、建物の反対側の寝室へ移設をご希望です。

室外機周りはこんな感じでした。

それにしても、これ、プロの方が施工したんですかね?
配管が宙を舞っていますよ...

移設する場所は、こちら。
もちろん、エアコン専用コンセントはありません。
エアコンと一緒に、専用コンセントも移設ですね。

分電盤周りはこんな感じ...
う~ん、、、これはどうにかしたいところですが、予算の都合上、ここはこのまま。

では作業に掛かります。
午前中は専用コンセントのために、ケーブルを這わせていきます。
天井裏隠蔽も考えたんですけど、この建物、結構屋根が複雑に入り組んでいて、目標の部屋まで天井裏が続いていないため、部屋から部屋を経由しての露出配線に...

ケーブルをステップルで留める工法が一般的ですが、今回は横引きの部分だけモールを使います。
黒色のモール、初めて使いました(^_^;)
写真で見ると、どこにモールがあるのか解りませんね。

こちらの部屋は一番近いベージュ色にしましたが、少し明るかったですね。

移設先の部屋に、専用コンセントが付きました。
ここまでで、午前中が終了です... う~ん、時間が掛かる。

午後からはエアコンを取外して、移設先へ取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。
こちらの壁、土壁の上に漆喰を塗っています。
内壁、外壁共に漆喰なので、慎重に開けないとバサッと周辺が崩れてしまいます。

キレイに開きました。我ながら惚れ惚れ(u_u*)

これ以上崩れない様に、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。
土壁でビスが効かないので、スライド金具を使っています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管は縁側を横断して、、、

柱を立ち下げて、室外機へ接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

さて、真空引きしている間に、先ほどの部屋の専用コンセントに繋がっていたケーブルを撤去します。
使わないので置いておいてもいいんですが、屋外をぐるっと回っているので、見た目が悪いから取外して欲しいとの事です。

VVFケーブルは屋内用です。
屋外で使用する場合は、パイプなどに収めて保護してやらないといけません。
直射日光が当たる南側になると、こんな風に被覆が劣化してきます。
酷い場合は、芯線が露出して漏電してしまいます。
せめて軒下の日が当たらないところを通して欲しいですね。

作業が完了すると、試運転を行います。

元の配管工事が怪しかったので、運転圧もチェックしておきます。
大丈夫ですね。良かった。

室外機周りはこんな感じです。
置けるところはここしかありませんでした(^_^;)
「キレイにしていただいて、ありがとうございました。また何かお願いする事があると思いますから、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。