初めてのお客様のご依頼で、建物内のエアコン移設工事にお伺いしてきました。
移設するエアコンは、三菱霧ヶ峰の6畳用。
このお部屋は使わないので、建物の反対側の寝室へ移設をご希望です。
室外機周りはこんな感じでした。
それにしても、これ、プロの方が施工したんですかね?
配管が宙を舞っていますよ...
移設する場所は、こちら。
もちろん、エアコン専用コンセントはありません。
エアコンと一緒に、専用コンセントも移設ですね。
分電盤周りはこんな感じ...
う~ん、、、これはどうにかしたいところですが、予算の都合上、ここはこのまま。
では作業に掛かります。
午前中は専用コンセントのために、ケーブルを這わせていきます。
天井裏隠蔽も考えたんですけど、この建物、結構屋根が複雑に入り組んでいて、目標の部屋まで天井裏が続いていないため、部屋から部屋を経由しての露出配線に...
ケーブルをステップルで留める工法が一般的ですが、今回は横引きの部分だけモールを使います。
黒色のモール、初めて使いました(^_^;)
写真で見ると、どこにモールがあるのか解りませんね。
こちらの部屋は一番近いベージュ色にしましたが、少し明るかったですね。
移設先の部屋に、専用コンセントが付きました。
ここまでで、午前中が終了です... う~ん、時間が掛かる。
午後からはエアコンを取外して、移設先へ取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。
こちらの壁、土壁の上に漆喰を塗っています。
内壁、外壁共に漆喰なので、慎重に開けないとバサッと周辺が崩れてしまいます。
キレイに開きました。我ながら惚れ惚れ(u_u*)
これ以上崩れない様に、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
土壁でビスが効かないので、スライド金具を使っています。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管は縁側を横断して、、、
柱を立ち下げて、室外機へ接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
さて、真空引きしている間に、先ほどの部屋の専用コンセントに繋がっていたケーブルを撤去します。
使わないので置いておいてもいいんですが、屋外をぐるっと回っているので、見た目が悪いから取外して欲しいとの事です。
VVFケーブルは屋内用です。
屋外で使用する場合は、パイプなどに収めて保護してやらないといけません。
直射日光が当たる南側になると、こんな風に被覆が劣化してきます。
酷い場合は、芯線が露出して漏電してしまいます。
せめて軒下の日が当たらないところを通して欲しいですね。
作業が完了すると、試運転を行います。
元の配管工事が怪しかったので、運転圧もチェックしておきます。
大丈夫ですね。良かった。
室外機周りはこんな感じです。
置けるところはここしかありませんでした(^_^;)
「キレイにしていただいて、ありがとうございました。また何かお願いする事があると思いますから、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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