2021年9月10日金曜日

ネット速度を改善したいのでCATV回線の光化と地デジアンテナ新設工事

仕事上でもお世話になっているFB友さんのご依頼で、愛媛CATVの契約見直しと光eねっと切替工事にお伺いしてきました。

お家の新築当初から、愛媛CATVのテレビ・ネット・電話のトリプルサービスをご利用でした。
今回、ネット動画の視聴や、Zoomなどでネット会議の際に、画面がコマ落ちするのをどうにかしたいとの事でご相談いただきました。
ご利用中のネットサービスは同軸回線のため、下り15Mbpsです。
Youtubeくらいなら十分ご覧いただけますが、Zoomなどで高画質双方向のネット会議に使うと少し容量不足です。

光化すれば上下最大100Mbpsの通信速度が出るので、安定してご利用いただける様になります。
ただしですね、こちらのご契約内容から光へ変えた場合、月額利用料が結構上がります。

いろいろとお話をさせていただき、重点項目は「ネットの安定性」というところで、電話サービスの方は、固定電話をほとんど使っていないと言うことで解約。
テレビも地デジとBSが見れたらいいと言うことで、こちらも解約。
テレビは解約してしまうと見れなくなるため、地デジのアンテナを新設し、ネットの光化を行う事でご依頼いただきました。

と、ここまでが7月のお話です。
現在、愛媛CATVの光化工事は、お申込みいただいてから引込工事が完了するまでに、2ヶ月程度を要しています。
ご検討中の方は、お早めにご相談ください。

という訳で本日、引込みが入ったと言うことで、宅内工事にお伺いしてきました。

新しいキャビネットの上に、古い保安器が縛られています。
この保安器は今後不要になるので、本日の工事が完了後に撤去されます。
青いケーブルが既存のネット用同軸ケーブルです。
基本的に、この青いケーブルは残置するのですが、配管サイズが14φと細いので、青いケーブルに光ケーブルを繋いで、抜き替えをします。

これがですね........配管が細すぎて青いケーブルがビクともしません...
ハシゴの上で体重掛けて引っ張るのは、まぁまぁ気持ち悪いです(^_^;)

配管の中に、これでもか!というくらい入線液を噴射して、宅内側から目一杯引きます。
何とか通りました...
電気工事屋さん、申し訳ないんですけど配管は16φでお願いしますね(u_u*)

またハシゴへ登って、宅内側と引込側の光ケーブルを、メカニカルスプライスを使って接続します。
ハシゴ上で髪の毛ほどのケーブルを扱うのは、なかなか神経を使います。

キャビネット内へ整然と収めます。

引込側はこれで完成。

宅内へ戻って、末端に光コネクタを取付けます。
受光レベルを測定して、異常がない事を確認し、S-ONUへ接続します。

S-ONUの電源を入れて、持参パソコンで速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで、上下90%以上の速度が出ました。
いつも安定してて、惚れ惚れしますね(*´艸`*)

あとは既存のWi-Fiルーターへ接続して、通信ができる事を確認いただいて、ネット工事は完了です。

さて、アンテナの方に掛かります。
BSアンテナは元々設置されていますので、これを流用します。

CATVとBSはどうやって混合してるのかと思ったら、2分配器を逆接続していました。
まぁ間違いではありませんけど、、、

BSの電源はどうしてるんだろうかと宅内設備を見てみると、CATVのブースター手前で2分配で分けて電源部を入れていました。
これも間違いではないですけど、まぁまぁなレベル損失ですよね(^_^;)
今までよくBSが映っていたなぁと、逆に感心します。
この辺はすべて撤去しますね。

地デジ用のUHFアンテナを設置して、松山本局を狙います。

本局の送信塔が目視できるので、受信レベルは十分です。

エラーもなく、キレイに受信できています。

地デジとBSの混合ブースターを、アンテナ付近に設置。
メンテナンスしやすい様に、ベランダ側へ取付けました。

ごちゃごちゃしていた機器を撤去して、ブースター電源部を設置。

各部屋のテレビユニットで、受信レベルを測定しながら、

ブースターの出力レベルを調整します。

あとはテレビのチャンネルを再設定して、きちんと映ることを確認していただいてお引渡しです。
「ありがとうございます。これでネットも快適に使えます。またいろいろとお世話になりますね。」と、お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿