いつもお世話になっている賃貸住宅のオーナーさんのご依頼で、愛媛CATVが提供しているケーブルプラス電話の新設工事にお伺いしてきました。
先週、ベランダ側へ引込みが完了していました。
こちらの賃貸住宅、2階建て鉄骨造〇〇ハウス系の建物です。
最近、〇〇ハウス系は先行で光ケーブルとLANケーブルが敷設されていますが、これがあるためにCATVが導入できない場合もあります。
今回がその案件でした...
賃貸住宅ですが、今回はオーナーさんのお部屋へ導入するという事で、「直接引込みでもいいですよ」との事で実現しました。
オーナーさんは、既に愛媛CATVのイーネットワイヤレスをご利用中で、屋外でも快適にネットサービスを楽しんでおられる、愛媛CATVへービーユーザーさんです(*^^*)
CATVが導入できないというのはどういう事かと言うと、壁内に敷設されている配管内に、既に光ケーブルやLANケーブルが通っているため、そのお部屋までCATVのケーブルを通す手立てがないと言うことです。
ただし今回の様に、オーナーさんの許可をいただいて、個別に引込みが可能であれば全く問題はありません。
新しい建物の場合は、ほとんど許可は出ませんが...(^_^;)
それでは宅内工事に掛かります。
既存のテレビユニットを外して、壁内に障害物が無いことを確認して、外壁側へ小さな穴を開け、専用のケーブルを通します。
穴を開けたところには防雨カバープレートを取付けて、雨仕舞をします。
ケーブルはエアコンの配管ダクト内を通して、保安器のところへ立ち上げていきます。
「エアコンの穴から宅内へ入れればいいじゃないか」と思うかも知れませんが、このエアコン穴は隣の部屋のものですから、使えません。
ケーブルを保安器へ接続します。
宅内側の壁からの引き出しは、新たに開口して...
ノズルプレートを取付けました。
末端にコネクタ加工をして、異常がないか受信レベルを確認。
EMTA(電話用モデム)を接続して、ランプ動作確認。
電話機を接続して、きちんと通話ができるか確認してお引渡しです。
松山市内はケーブルプラス電話利用者が多いので、同サービス同士の無料通話も合わせると、かなりお得になりますね。
オーナーさんは、スマホの方も愛媛CATVのケーブルモバイルへの乗り換えを検討中との事で、愛媛CATVのサービスにどっぷりって感じですね(*´艸`*)
Hさん、いつもありがとうございます。
アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。
2019年3月19日火曜日
2019年3月18日月曜日
バイオリン教室で故障したダイキンエアコンをAI搭載三菱霧ヶ峰へ取替工事
いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZXV8019S-W おまかせA.I.自動搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。
今回ご依頼いただいたのは、「松村バイオリン教室」さんです。
勝山通りのビルの3階で、バイオリン、ビオラ、チェロを楽しめる教室です。
2012年にこちらに移転される際に、お手伝いさせていただいてからのお付き合いです。
当時、移設させていただいたダイキン製のうるるとさらら。
室外機の位置はここです。
古いテナントビルのため、一部写真で見えますが、床置きの一体型エアコンが各階に設置されていた様ですが、これはすべて動きません。
そのため各階とも、既存の一体型エアコンの前にせり出す様に室外機を据えて取付けるしかありません。
外壁はALCのためアンカーが効かないので、屋内側へ全ねじボルトを貫通させて、アングルで吊り下げる施工方法です。
3階なので、3階に付けるべきところではありますが、室外機の重量が40kgを軽く超えていますので、安全策で2階へ設置しています。
今回、このダイキンのエアコンが故障で動かなくなり、2006年製という事もあり、取替えをご依頼いただきました。
まずは既存機を取外していきます。
1階のポリカ屋根を痛めない様に、道板とコンパネを敷いて足場を作り、脚立で作業します。
こんな感じですね(^_^;)
ミシミシ言うし、脚立も揺れます...
43kgある室外機を撤去しました。
架台はこんな感じで取付けてあります。
錆もなく、まだまだ十分使えるので、これは流用します。
室内機も撤去完了。
新しい室内機の取付けに掛かります。
既存機は2.8kwの10畳用でしたので、今回は8.0kwの26畳用にしました。
なので、既存の位置からずらして、教室の中心に室内機を取付ける様にします。(写真左の柱が教室の中心です)
なぜ10畳用から26畳用にしたのかと言うと、向かい側に4.0kwの14畳用が付いているのですが、これがかなりの年代物で効きも悪く、いつ壊れてもおかしくないと言う状況でしたので、1台で済む様に26畳用にしました。
能力が上がりましたから、当然配管サイズも太くなります。
太い銅管は手で曲げると簡単に折れてしまうので、ベンダを使って丁寧に曲げ加工します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管も立ち下げ。上がったり降りたりの繰り返しです。
新しい室外機をセット。この室外機も41kgあります。これを3階にセットするのは、とても危険ですね...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きを行っている間に、電源を延長していきます。
100Vから200Vへ切り替えて、コンセントを取付けました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
外周りはこんな感じで完成です。
室内周りはこんな感じで仕上がりました。
配管化粧カバーもお奨めさせていただいたんですけど、「テープ巻きで全然気にならないんで、テープ巻きでいいです。」との事でf(^_^;)
朝から取り掛かって夕方まで丸一日掛かりましたが、「いやぁ、暖房良く効きますね。AI搭載ですか。最近のエアコンは凄いなぁ。これで真夏も暑い思いせず済みそうです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、おみやげまでいただきました(*´∀`*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
三菱電機 MSZ-ZXV8019S-W おまかせA.I.自動搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。
今回ご依頼いただいたのは、「松村バイオリン教室」さんです。
勝山通りのビルの3階で、バイオリン、ビオラ、チェロを楽しめる教室です。
2012年にこちらに移転される際に、お手伝いさせていただいてからのお付き合いです。
当時、移設させていただいたダイキン製のうるるとさらら。
室外機の位置はここです。
古いテナントビルのため、一部写真で見えますが、床置きの一体型エアコンが各階に設置されていた様ですが、これはすべて動きません。
そのため各階とも、既存の一体型エアコンの前にせり出す様に室外機を据えて取付けるしかありません。
外壁はALCのためアンカーが効かないので、屋内側へ全ねじボルトを貫通させて、アングルで吊り下げる施工方法です。
3階なので、3階に付けるべきところではありますが、室外機の重量が40kgを軽く超えていますので、安全策で2階へ設置しています。
今回、このダイキンのエアコンが故障で動かなくなり、2006年製という事もあり、取替えをご依頼いただきました。
まずは既存機を取外していきます。
1階のポリカ屋根を痛めない様に、道板とコンパネを敷いて足場を作り、脚立で作業します。
こんな感じですね(^_^;)
ミシミシ言うし、脚立も揺れます...
43kgある室外機を撤去しました。
架台はこんな感じで取付けてあります。
錆もなく、まだまだ十分使えるので、これは流用します。
室内機も撤去完了。
新しい室内機の取付けに掛かります。
既存機は2.8kwの10畳用でしたので、今回は8.0kwの26畳用にしました。
なので、既存の位置からずらして、教室の中心に室内機を取付ける様にします。(写真左の柱が教室の中心です)
なぜ10畳用から26畳用にしたのかと言うと、向かい側に4.0kwの14畳用が付いているのですが、これがかなりの年代物で効きも悪く、いつ壊れてもおかしくないと言う状況でしたので、1台で済む様に26畳用にしました。
能力が上がりましたから、当然配管サイズも太くなります。
太い銅管は手で曲げると簡単に折れてしまうので、ベンダを使って丁寧に曲げ加工します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管も立ち下げ。上がったり降りたりの繰り返しです。
新しい室外機をセット。この室外機も41kgあります。これを3階にセットするのは、とても危険ですね...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きを行っている間に、電源を延長していきます。
100Vから200Vへ切り替えて、コンセントを取付けました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
外周りはこんな感じで完成です。
室内周りはこんな感じで仕上がりました。
配管化粧カバーもお奨めさせていただいたんですけど、「テープ巻きで全然気にならないんで、テープ巻きでいいです。」との事でf(^_^;)
朝から取り掛かって夕方まで丸一日掛かりましたが、「いやぁ、暖房良く効きますね。AI搭載ですか。最近のエアコンは凄いなぁ。これで真夏も暑い思いせず済みそうです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、おみやげまでいただきました(*´∀`*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:
エアコン工事
2019年3月16日土曜日
標準工事でないレアケースの配管経路でエアコン取付工事
一昨日、電気容量増設工事をご依頼いただいたお客様お宅で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。
エアコン機器はお客様支給品です。
まず最初に、居間の方から取付けていきます。
普通の和室ですが...
外壁との間に縁側があるので、ここを横引きしなければなりません。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。
配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。
縁側の横引きは、マンションなどで使うMDダクトを使います。
ドレンが流れやすい様に、外側へ向かって勾配を付けています。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
縁側の横引きはこんな感じです。スッキリしてるでしょ?(*^^*)
阿部は途中から次の部屋の施工に取り掛かって、親父に外部作業をお願いしたので、真空引きの写真は撮り忘れです。
外部配管もスリムダクトで化粧仕上げにしました。
作業が完了すると、試運転をして1台目完了。
2台目はキッチンです。
室内機の取付位置は、ここしかありません。
室内機の後ろ側は浴室で、外壁に面していません。
このキッチンの中で唯一外壁に面している壁が、戸棚の下のスペースのみ。
配管穴を開けていきます。
なぜ目一杯上に開けないの?というのは後ほど。ちゃんと測って位置決めしています。
配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機の位置決めをして、MDダクトを配置していきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
室内側はこんな感じで完成。
「難しいならテープ巻きでもいいですよ」とお聞きしていましたが、せっかくなので頑張ってみました。
ジャバラ(フリーダクト)はあまり使いたくない方なんですけど、この微妙な段差を交わすためには、ジャバラを使うしかないんですよねぇ...
外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。
なぜ配管穴の位置を下げたのかは、ご覧の通りです。
給湯器のリモコン線を通すために、防雨カバーが付いていました。
これ外してエアコンの配管穴から入れようかとも思ったんですが、微妙に上の水切りも掛かりそうだったので、安全策を取りました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
外周りはこんな感じで完成です。
一部テープ巻きになっていますが、散水栓や雨樋、ガスの配管があるため、無理にダクト施工はしていません。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「電気工事からエアコン工事、去年はCATVの工事まで、キレイにしていただいてありがとうございました。主人も職人気質なんで、丁寧にやってもらえる業者さんにお願いしたいって言ってて、念願かなったりです。ホント、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
エアコン機器はお客様支給品です。
まず最初に、居間の方から取付けていきます。
普通の和室ですが...
外壁との間に縁側があるので、ここを横引きしなければなりません。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。
配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。
縁側の横引きは、マンションなどで使うMDダクトを使います。
ドレンが流れやすい様に、外側へ向かって勾配を付けています。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
縁側の横引きはこんな感じです。スッキリしてるでしょ?(*^^*)
阿部は途中から次の部屋の施工に取り掛かって、親父に外部作業をお願いしたので、真空引きの写真は撮り忘れです。
外部配管もスリムダクトで化粧仕上げにしました。
作業が完了すると、試運転をして1台目完了。
2台目はキッチンです。
室内機の取付位置は、ここしかありません。
室内機の後ろ側は浴室で、外壁に面していません。
このキッチンの中で唯一外壁に面している壁が、戸棚の下のスペースのみ。
配管穴を開けていきます。
なぜ目一杯上に開けないの?というのは後ほど。ちゃんと測って位置決めしています。
配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機の位置決めをして、MDダクトを配置していきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
室内側はこんな感じで完成。
「難しいならテープ巻きでもいいですよ」とお聞きしていましたが、せっかくなので頑張ってみました。
ジャバラ(フリーダクト)はあまり使いたくない方なんですけど、この微妙な段差を交わすためには、ジャバラを使うしかないんですよねぇ...
外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。
なぜ配管穴の位置を下げたのかは、ご覧の通りです。
給湯器のリモコン線を通すために、防雨カバーが付いていました。
これ外してエアコンの配管穴から入れようかとも思ったんですが、微妙に上の水切りも掛かりそうだったので、安全策を取りました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
外周りはこんな感じで完成です。
一部テープ巻きになっていますが、散水栓や雨樋、ガスの配管があるため、無理にダクト施工はしていません。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「電気工事からエアコン工事、去年はCATVの工事まで、キレイにしていただいてありがとうございました。主人も職人気質なんで、丁寧にやってもらえる業者さんにお願いしたいって言ってて、念願かなったりです。ホント、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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