2012年9月3日月曜日

アンテナ配線分配工事

「アンテナ線が無い部屋に、分配配線してテレビが見れる様にしてほしい」とご依頼いただき、午前中工事にお伺いしてきました。

お客様のご希望は「できるだけ既存設備を利用して、費用を抑えたい」との事でした。
既存設備は・・・

建て替えた方が良さそうですが、流用をご希望です。

BSは雨の日にブロックノイズが出るそうで、これは後ほど測定してみます。


2分配器が2つ有りますが、地上波とBSが別系統で配線されていました。


と言う状況で、現状の受信レベルを居間のテレビの所で測定してみます。

う~ん、このまま分配すると、全部の部屋が映らなくなりそうです。。。

まず、BSアンテナをどうにかします。


現状でレベル測定するとレベルは十分出ていますが、C/N値が何とも・・・


屋根に掛かっているのが気になるので、BSアンテナを金具ギリギリまで下げて見ます。


改善されました(^^)v

ホントは20dB以上欲しいですが、何せ現状流用なので。

で、地デジのレベルが低いので、分配をどうしようかと悩んだ結果、当社に転がっていた中古のBS/UHFブースターを使用する事でお話が決まりました。

かなり古いタイプですが、まだまだ現役で使えます。
ちなみに、これで中古品の在庫は無くなりましたので、悪しからず<(_ _)>

ブースターで増幅してやる事で、バラバラに配線されていた地上波とBSを1本のケーブルで送る事ができ、見た目にもスッキリ配線できます。

ブースターの左側は、新たに取付けた屋外用4分配器です。

当初の目的である、分配延長配線を行います。

屋外をずっと横引きしていきます。
写真では判りにくいですね。

ブースター電源部を宅内のテレビ横へ設置。


ブースター出力を調整し、受信レベルを安定させます。

エラーフリーでキレイに受信ができるようになりました(^^)v
13ch(Eテレ)のレベルが低いですが、将来アンテナを建て替えれば改善されるハズです。

後はお客様に映り具合をご確認いただいて、お引き渡しです。


アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2012年8月31日金曜日

一般住宅で漏電修理作業

朝一番に「漏電しているので見てほしい」と、3年前に電気容量増設工事にお伺いしたお客様からお電話いただき、点検にお伺いしてきました。

夜中3時頃に電気が点かない事に気が付いて、朝5時頃、四国電力に電話されたそうで、電力の方が点検に来てくれたそうです。
分電盤上部左端の分岐ブレーカー回路が悪い様で、遮断されていました。
この回路は台所で、専用回路以外の照明・コンセントが使えません。
他の回路は問題なく使用されています。

遮断されている回路の絶縁抵抗を計ると・・・漏電してます。

最初、建物が古く、器具も当時の物が多いので、「器具の不良だろう」と安気にかまえていました。

怪しそうな器具を、回路から外して行きます。


20年以上使われている器具もあります。。。


コンセントに刺さっている家電品はすべて外します。

怪しそうなスイッチやコンセントも見受けられます。

・・・が、すべての器具を回路から外しても、漏電が解消されません。。。
ここまでで、お昼になってしまいました。
午後から他の現場の予定が入っていましたが、午後からのお客様へ事情をご説明させていただき工事日程を変更、こちらのお宅を優先させていただきました<(_ _)>

さて、昼から気合を入れ直して、配線を調べて行きます。
不幸中の幸いと言ってもいいでしょう? こちらの天井材、ジプトンでした。

「この辺りにジョイントボックスがあるだろう」という所に目星を付けて、ジプトンを1枚剥ぎます。

目の前にジョイント部を2ヶ所発見。
分電盤からのケーブルをカットし、点検。

分電盤からの経路は異常なく、やっぱり台所の回路が不良です。

ジョイントをカットして、回路を切り分けます。


漏電している回路を特定できました。


キッチンの後ろに隠れていた、元々のコンセントボックスから分岐している回路です。


このケーブル、床下を通って、近くのコンセントから分岐されていました。

床下へ向かっているケーブルをカットすると、漏電が無くなりました。
どうも床下でこのケーブルが傷んでいる可能性がありますが、床下に入れる場所がありません。

お客様に現状をご説明し、どうなっているか判らない漏電しているケーブルはカットして、天井裏のジョイントボックス~コンセントまで新たにケーブルを配線する事にしました。

天井から立ち下げは、モールで化粧仕上げ。


改修作業後、分電盤の所で絶縁抵抗をチェック。

当然、漏電なしです(^^)v

ブレーカーを投入します。


すべてのコンセントで電圧測定し、異常がない事を確認します。


照明も点いて、お部屋が明るくなりました。


あと、焼けてるコンセントを発見したので、新しい物に取替えさせていただきました。

結局、一人で朝一番から夕方まで、一日作業でした。。。(^_^;)
「良かった、これで安心して今晩寝れるわ。」と、寝不足気味のお客様も喜んでおられました。

あ、言っておきますけど、今回の回路は、3年前に当社が触った回路ではありません。
かなり前、床を張り替える際に、電気に詳しいご主人さんが配線されたそうです。
でも昨晩突然ですから、どうなんでしょう?
点検できない床下なので、見れないのが残念ではありますが。。。

アベ冷熱技研は第一種電気工事士が施工する、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事や修理もお気軽にご相談ください。

2012年8月29日水曜日

東野でテレビアンテナ建替工事

台風の影響で雨が心配でしたが、午前中の曇り時にアンテナの建替工事にお伺いしてきました。


母屋の隣の2階建て建物屋上に設置されていた、既存のアンテナ。。。

かなり老朽化していて、台風で倒壊しないかお客様が心配されていて、今回の建替えをご依頼いただきました。

既存のブースターや分配器もゴチャゴチャしているので、この辺りも整理します。


大きなボックスには、ブースター電源部でも入っているのかな?と思ったら・・・

2分配器だけ・・・ 隣に屋外用の4分配器が付いていました。
なので、合計5分配されている計算。
ここをどうするかは、後でお客様にご相談します。

まずは既存アンテナを撤去します。


新しいアンテナは、屋上の手摺にポールを抱かせて建てます。


UHFアンテナを取付け、松山本局を狙います。

目視で送信塔が確認できる、抜群のロケーションです。

当然エラーフリーで、十分なレベルが確保できました。


お客様が他の場所に取付けていたBSアンテナも、同じ場所へ移設します。

今までBSは映ってなかったそうです。 多分、取付けの向きが悪かったと思われます。。。

曇りですが、十分なレベルを確保できました。


ブースターは、お客様が以前購入されていた物を流用します。


分配器周りを整理します。

中身が腐食していた4分配器を、屋外用の4分配器に取替え、既存の屋内用2分配器は流用します。
6分配器に取替えも検討しましたが、将来リフォームされる予定で、その時にキチッと配線分けをすることになり、この様な形に収まりました。

ブースター電源部は、居間のテレビ後ろへ設置。


宅内でレベルを確認しながら、ブースターの出力調整を行います。


ケーブルが古いので不安がありましたが、エラーフリーで問題なしですね。

キレイな電波が来ました(^^)v
BS放送もご覧いただける様になり、大変喜んでいただけました<(_ _)>
大きな台風が来る前に建替えができて、一安心ですね。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2012年8月27日月曜日

三菱電機BXVタイプへ取替工事

ご注文いただいていたエアコンが入荷したので、午後から取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-BXV362-W (100V仕様)ムーブアイ搭載 霧ヶ峰 自動フィルター掃除機能付きタイプです。


既存機は取外す前に写真を撮り忘れました。。。(^_^;)
2003年製 ダイキン 2.8kw汎用機でした。

今回、故障修理でご依頼いただき、先週点検にお伺いしていました。
どうも室外機側の異常の様で、ある程度運転後停止するという、修理屋泣かせの症状が出ていました。
エラーコードから、おそらく室外機基板、もしかしたら室内機基板も、最悪はコンプレッサーかも・・・と言う状況で、「室外機基板を取り替えて様子を見てみますか?」とご提案させていただきましたら、「もうすぐ10年なので、取替えも有りかも。」と言う事で、お見積りさせていただきました。

リビングとダイニングの続き間に、2台のエアコンでご使用されていましたが、もう一台も3年程前に故障したままで、今回の1台で過ごされていましたので、1台で十分な能力を発揮できる様、12畳用で各ランクのエアコンをご提案させていただき、取替える方向でBXVタイプを選択されました。

既存の室外機はベランダ置きで、サーキュレーション(吐き出した熱風をまた吸い込む)気味でしたので、二段置台を利用して室外機を上げる事にします。


既存機を撤去。


室内機を取付けるための背面板を設置。

貫通スリーブも入れておきます。

室内機を取付けます。

配管穴の位置は変える事ができないので、上下左右ビチビチの寸法です。。。

コンセントは上に1.5cm移動できましたが、それでもこんな状態です。

コンセントの位置が悪いんですよねぇ。。。

途中経過の写真がありませんが、結構時間が掛かりながらも真空引き開始。
電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

溶融亜鉛メッキ仕上げの二段置台を使って、室外機をカサ上げしました。
これにより放熱が良くなり、無駄な電力を使用しなくなります。
お客様は、「この下に物が置ける様になってうれしい」とお話されていました。

室内機・室外機のドレンは、塩ビ管を使って排水口まで導きます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


まだまだ蒸し暑い日が続きますが、今日から快適なリビングに戻りましたね(^^)v


三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年8月26日日曜日

エアコン室内機配管溶接修理作業

「オークションでエアコン購入したら、2分側の接続部分がカットされていたので、Blogに載っている見たいに、溶接して修理して欲しい」とお電話いただきました。
「ありがとうございます。引き取りにお伺いしますので、ご住所を教えてください。」とお聞きすると・・・

「いやいや、千葉なんですよ。送りますから。」とお客様。
「ち、千葉ですか?何で地元の業者さんに言わないんですか?」とお聞きすると、メーカーは当然の如く断られたそうで、地元業者さんにも断られたそうです。。。
まぁ、断る理由も同業者として解らないまでもありませんが、県外にまで助けを求めないといけない状況はいかがなものかと(^_^;)

料金をお答えすると、「その位なら送ります。ホームページに載ってる住所でいいんですね?」と言う事で、昨日夕方、クロネコさんが届けてくれました。

見事に2分側配管がカットされ、接続不能になってます。。。
これ外す時、フロンガスポンプダウンしたのかな?と言う不安はさて置き、修理に掛かります。

室内機に付属している2分側の配管は、曲げに耐えられる様に2分より少し太くなっています。
このため配管加工がし辛いので、間に2分の銅管を挿入して2箇所溶接で接続します。


溶接が完了すると、窒素ガスを使い配管内に圧力を掛けて気密試験を行います。


漏れがない事を確認して、修理完了です(^^)v


後は梱包して、クロネコさんに配達していただきます。

後はキチッと工事していただき、無事運転できることを祈るばかりです。
N様、月曜日のお昼過ぎ頃にはお届けできるそうですので、今しばらくお待ちください。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
この様な修理も、お気軽にご相談ください。