三菱電機製 PKZ-ERP56KC 三相200V スリムER 壁掛形パッケージエアコンです。
既存機は天吊形でした。
3年程前から基板を取替えたり、リモコンを取り替えたり、修理を何度かしてきました。
今回はスイッチを入れるとブレーカーが落ちてしまう状況になり、設置から20年近く経つ事と、省エネ性能を考えてご相談いただき、取替えをご依頼いただきました。
既存機の撤去に掛かります。
室外機は、軒先に二段置架台を使って設置されています。
辛うじて、マグネットスイッチを押すとコンプレッサーが起動するので、強制的に室外機側へフロンガスを回収します。
室内機を撤去しました。
室外機は、電動式リフトを使って入れ替えます。
リフトは3mまでしか届かないので、軽トラに乗せて使用しました。
ここから先、室外機側は社長に任せて、自分は室内機設置へまわります。
まずは室内機設置場所を右へ移動するため、天井を開口して配管を溶接延長します。
室内機を設置し、配管類を接続していきます。
配管接続が終わった時点で、室外機側で真空引き作業を開始しますが、室内作業がバタバタで写真を取り忘れました(-_-;)
既存のドレン配管は、高さが合わないので使えないため、隣の診察室にある流し台まで延長します。
できるだけ見た目を良くするため、断熱ソフトドレンホースをベージュ色のVE管の中に通して化粧しました。
流し台側はこんな感じです。
室外機側は既に設置完了。
後は、リモコンを取付けて試運転を行います。
異常がない事を確認して、お引き渡しです。
既存機はカーテンの左側にあって効率が悪かったので、壁掛タイプを通路側に設置させていただきました。
一定速タイプからインバータータイプに替わりましたので、かなりの省エネ効果が期待できます(^^)v
後は、持ち帰った室外機に充填されているフロンガスを回収します。
回収したフロンガスは、地球温暖化防止のため適正に管理・破壊処理を行います。
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。