早朝から高速道路を通って、喜多郡内子町の縫製作業場へ、床置形パッケージエアコンの取替工事に行ってきました。
既存の三洋電機製8馬力パッケージエアコンです。
室内機↓
室外機↓

��0年選手ですが、基板の不良で動かなくなっていました。
修理の方向で考えていましたが、すでにメーカーに部品が無く、取替えとなりました。。。
撤去は先週行いました。
もちろんフロンガスは回収して、破壊処理に出します。

��馬力タイプは、フロンガスの量も結構入っています。
回収量は、9.78kg・・・(>_<)
きちんと「フロン回収行程管理票」を作成して報告いたします。
室内機が撤去されました。
ここから、本日の作業です。
冷媒配管やドレン配管は、床下を通っていて交換できないため、既存配管を流用する工事を行います。

��馬力は、配管サイズが1インチ(25.4mm)なので、すべて溶接接続となります。
曲がりがあれば、エルボを使って溶接。。。
時間と手間が掛かります。

配管はそのまま溶接すると、管内部に酸化皮膜ができてしまうため、少量の窒素ガスを流しながら溶接します。
また、すべての接続完了後にもこの窒素ガスを使って、配管内部に圧力を掛け、ガス漏れが無いかテストをします。
漏れが無ければ、真空ポンプを使用して配管内部の真空乾燥を行い、フロンガスを送って完了となります。
ここで、通常は試運転に移りますが、今回は既存配管流用なので「配管内洗浄」を行います。
「えっ?ガス送ってから洗浄?」と思った方は、遅れてますよ(^_^)

三菱電機のリプレースインバーター機種は、室外機のディップスイッチ1つで、既存配管の内部洗浄をしてくれるんです!
すばらしい技術ですねぇ。
ということで、今回設置させていただいたのは、三菱電機製 ワイドリプレースインバータータイプ 8馬力床置形パッケージエアコンです。

でかいです。。。室内機の重さは、120kgを越えています。
でも室外機は、コンパクトでスリムになりました。
もちろん、転倒防止金具を使って地震対策も万全です。
そうそう、これで今年から電気代も、ものすごぉ~く安くなって快適に作業ができますよ(^_^)v