三菱電機 MSZ-AXV2525-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機は三菱重工製。ビーバーエアコンです。


1995年製なので30年目になります。
今年運転してみるとランプ点滅で動かなくなっていたそうで、「急がないので、阿部さんの時間が取れる時でいいです。」という事で、本日までお待ちいただいていました。
このエアコン、8畳用なのに200Vでした。
これは100Vへ切り替えないといけませんね。

お部屋は2階。室外機は1階地上置きです。


手前の室外機は10年前に取替えさせていただいたもので、今回はその奥の室外機になります。


30年...ホントよく頑張りましたね。


まずは既存機の撤去から。


この時代の工事はパテ無しが標準だったんですかね?
パテ埋めがされていなくて、通気口になっていました。


室内機を外すと、スリーブもありません。


穴の奥をよく見てみると、筋交いを貫通していますね...
建物の構造から、筋交いがここにあるのは解っていると思いますが。
そもそも穴の位置が高いし、なぜ右に寄せなかったのかが不思議です。


筋交いはどうにもならないので、作業を進めます。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管類は新しいものに取替えますが、既存配管化粧カバーは流用です。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りは、こんな感じで完成。

室外機の位置はもともと奥側でしたが、お客様のご希望で手前に設置しました。
既存の室外機があったところは床下の通気口があって、それを塞いでしまっている状態だったので、配管距離も短くできるこの位置がベストと思います。
これでこのお部屋も、快適にご使用いただける様になりましたね(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。