いつもお世話になっているお客様のご依頼で、リビングに設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-JXV6324S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。
既存機は富士通ゼネラル製。
2005年製なので、20年選手です。
14年前に分解洗浄をさせていただいたものです。
20年目でまだ動いていますが、今回、写真左に写っている引戸の調子が悪いため、壁を開口して直した後この壁一面のクロスを貼り替えるとの事で、じゃぁエアコンも取替えるかという話になってご依頼いただきました。
配管は隠蔽配管で、建物裏の方へ室外機が設置されています。
工期は2日間。
1日目の午前中にエアコンを外した後、午後から建築屋さんが入って引戸の修理。
2日目の午前中にクロスを貼り替えて、午後から新しいエアコンの取付けという流れです。
昨日、既存機撤去と配管工事にお伺いしていました。
まずはポンプダウンを行って、フロンガスを室外機側へ回収します。
室外機を撤去しました。
基礎から出ている配管が短いので、溶接して延長します。
とりあえず時間がないので、この状態で翌日へ備えます。
室内機を外していきます。
こちらのお宅も、阿部の嫌いな工法です。
冷媒配管は左から。ドレン管は右側。
これやられると、取替えの際に大変苦労します。
撤去しました。
既存機は幅が広いタイプだっため、配管とドレン管の間が離れすぎています。
当初、どうせクロスを貼り替えるなら、壁開口して冷媒配管を右に寄せようと思っていたんですが、こんなところに間柱があるのがわかって、開口しても寄せれないということになりました...
じゃぁドレンを寄せるかとも考えましたが、ドレン側も難ありということで断念...
昨日はここまでで時間切れでした。
そして本日午後から、クロスの貼り替えが終わったので取付けにお伺いしました。
位置決めをして背面板を設置。
既存配管にフレアナットを取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
ドレンはきちんと勾配を取って既存管へ挿入。
マンション用のMDダクトのウォールカバーで化粧しました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
泥ハネ軽減のため、ブロックを敷いています。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
右側のカバー、そんなに目立たないでしょ?
ドレンに合わせて取付けていたら、換気扇に当たって前面カバーが開かなかったかも知れません。
今日は最強寒波到来で、外で作業してたら横風と雪で吹雪の様になってどうなることかと思いましたけど、なんとか工期内に完工できて良かったです。
「きれいに取付けていただいて、ありがとうございます。右側も目立たないし良かったです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿