2025年2月6日木曜日

3年も使ってないのに異臭が凄いのでシンプルなエアコンに取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2824-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は東芝製。分譲マンションのリビングでお使いです。

2022年製です。まだ新しいのにどうして?って思いますよね。
夏場に内部クリーンが作動すると、耐えられない臭いがするそうです。
洗浄する選択肢もありますが、お客様が「洗ってもまた数年で同じ臭いが出るなら、自動掃除機能の付いていないシンプルなエアコンに取替えたいんです。」との強いご希望でしたので、今回取替えのご依頼をいただきました。
既存機は取外して、知り合いの方に譲られるそうです。

しかしこの設置状況はどうなんですかね?
取付けた業者さんがどうこうではなく、この構造はおかしくないですか?
カーテンボックスのせいで、かなり施工性が悪くなっています。
見た目重視のカーテンボックスなのに、本末転倒ですよね。

しかも室内機の後ろにある木製のボックスはなんなんでしょうか。
まったく意味不明で見た目も悪いですね。

マンションなので、室外機はベランダ置きです。

ドレンはこんな感じにされていて、「これどうにかなりませんか?」とお客様。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。
コンセントが見当たらないなぁと思ってたら、こんなところに。
カーテンボックスのせいで、室内機外すのにもかなり苦労しました...

結局、この木製ボックスの意味は不明です。
このまま取付けるしかありません。

新しい室内機の背面板を取付けます。
コンセントをどうにかしたいところですが、どうにもならないのでこのまま。

室内機を取付けます。
これも、カーテンボックスに配管を差し込みながら掛けるのに苦労しました。

既存機と同じ様にテープ巻きにしようかと思いましたが、当社倉庫にMDダクトのフリーダクトの切れ端があったので使用してみました。

配管接続はかなりタイトです...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ドレンは排水口まで塩ビ管で導きました。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「室内機のパイプのカバー、もともとエアコンに付いている部品かと思いました。きれいにしてもらって、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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