2024年8月26日月曜日

ナント46年お使いの分電盤をパナソニック分電盤へ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。

先々週、エアコンの取替工事にお伺いした際に見た分電盤。
古い分電盤の左には、オール電化にした際に設置された浴室換気乾燥機とエコキュート、IHクッキングヒーターの専用回路が増設されていました。

主幹ブレーカーの製造年を見ると1978年... 46年もこのままの状態。
ブレーカーメーカーの取替え推奨年は13~14年です。
経年劣化でもしもの場合に動作しなければ、考えるだけで恐ろしくなりますね。

オール電化の際の工事は、他社施工です。
なぜその時に分電盤取替えを提案されなかったんですかね?
分電盤ごと取り替えれば、こんな無理な工事しなくてもキレイに納めることができたハズです。

仕事も雑な様で、穴を開けたら切屑の掃除はなし...
通電されている端子台に、木片が乗っている状態はかなり危険です。

という訳で、エアコン工事の際に分電盤の取替えをご提案させていただいていまして、「阿部さんにやってもらえるなら是非。」との事で、ご依頼いただきました。

では取替作業に掛かります。
まだ暑い時期ですので、停電時間はなるべく短めに進めていきます。

既存の盤を撤去する訳ですが、主幹ブレーカーの二次側はビスが緩んで黒化していました。
ビスが緩むとそこが熱を帯びて、こうやって黒く変色してしまいます。

一次側はしっかり締まっていたので変色はありませんが、より線そのまま接続なので気持ちのいいものではありません。

既存の盤を撤去しました。

新しい盤を据付けて、ケーブルを接続していきます。
一次側の先端には、R形端子を圧着します。

主幹ブレーカーの一次側へ、しっかりと留めておきます。
R形端子でしっかりと接続しているので、余程のことが無い限りビスが緩むことはありません。

各回路のケーブルも整理して、分岐ブレーカーへ接続します。
絶縁測定を行い、異常がないことを確認して電源投入。

各回路の行き先が分かっている専用回路のみ、回路名を入れさせていただきました。


蓋を閉じればスッキリです。
増設ブレーカーの跡が残念ですけど、カバープレートで塞ぐ方が大ばしくなってしまうので、今回はコーキングで穴を塞ぎました。

「ありがとうございました。これで安心して過ごせます。またなんかあったら声掛けますから、これからもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿