2024年8月8日木曜日

古いマンションで隠蔽配管流用せず別の場所へエアコン取付工事

いつもお世話になっている賃貸マンションのオーナー様のご依頼で、マンション内のご自宅へエアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV2524-W ムーブアイ搭載霧ケ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

お部屋は寝室です。
既存機はかなりレトロなダイキン製。
阿部が小学生の頃からあるマンションなので、40年は経過していますが、このエアコンまだ動いているんです...
そろそろ取替えておきたいのと、省エネタイプにしたいとのご希望です。

室外機はベランダへ、二段置きにされています。

配管は隠蔽配管になっていますが、2分の液側管を断熱していない頃の配管なので流用はしません。
この位置に新たに室内機を付けますが、この部分は建物を支えている梁なのでコア抜きはできません。
サッシの小窓を利用して配管を通すことにしました。

室外機の位置は窓の前になりますが、そこはご了承いただいています。

では作業に掛かります。
既存機は動くので、ポンプダウンを行ってガスを室外機側へ回収。
室外機を取外そうと抱えたら...動きません?
銘板の記載を目を凝らして見ると「51kg」...
まるで、「うるさら」の様です...
持てないこともありませんが室内が狭いところもあり、一人で抱えて搬出するのはかなりリスクがあるため、本日搬出するのは諦めました。
後日、手伝ってもらえる人を探して...

作業に戻ります。
小窓を利用して配管を通すので、小窓パネルを使います。
実は小窓が標準より小さいため、パネルをかなり加工して取付けています。

新しく室内機を取付けるところには専用コンセントがないため、既存の室外機用電源を使います。

こんな感じで。

塩ビ管を使ってケーブルを通していきます。

ちょっと見た目アレですけど、こんな感じで専用コンセントを増設しました。

エアコンを取付けていきます。
位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
室内室外共に、配管はテープ巻き仕上げです。
ドレンは排水溝まで塩ビ管で導きました。

既存機は200Vでしたから、分電盤のところで100Vへ切り替え。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

あと、忘れるところでした。既存室内機を撤去。
凄まじい隠蔽配管でした...

かなり大きく開口されているので、カバープレートでは役不足です。
ここはお客様がDIYでいろいろされるそうなので、このまま放置です。

重くで一人では出せない室外機は、明日の朝手伝ってくれる人が見つかったので再度搬出にお伺いさせていただく事になりました。

「良かった。これで安心して寝られる。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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