2024年4月2日火曜日

学生時代に通った食堂の厨房用有圧換気扇の取替工事

まず最初に書いておきますが、阿部は油汚れがどうにも苦手ですので、今回の様な工事は基本的にお受けしていませんので、ご了承ください<(_ _)>

知り合いの大工さん経由で何度か工事や修理にお伺いしている、松山で知らない人はいない老舗食堂様のご依頼で、厨房に設置されている厨房用有圧換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 EF-30BSXC2-HC ステンレス製有圧換気扇(排気温度80°耐熱形)をお買い上げいただきました。

先々週大工さんから、「阿部さんが忙しいのは重々承知しとんですけど、○○さんとこの厨房に付いとる換気扇の調子が悪いんで、見てあげてもらえんやろか?」と、いつもの調子で電話いただいたんですけど、えぇ~厨房ですかぁ~あんまりやりたくないなぁ...って言いながら(^_^;)点検にお伺いしていました。

老舗食堂ですから、厨房の換気フードの中はまぁ凄いです。
阿部が学生時代に通ってた頃には、既に数十年営業されていた訳ですから。

症状としては、使っていたら突然止まっていたという事ですが、点検にお伺いした際には正常に動いていました。
とりあえず銘板を見たいのに、油こってりでまったく分かりません...
お聞きすると20年以上は使われている様なので、取替えをお奨めさせていただき、ご依頼いただきました。

品番が分からないので、外形寸法から新しく取替える換気扇の機種選定させていただきました。

では作業に掛かります。
食品を扱う厨房ですから、しっかりと養生して、足元のコンロ台には養生シートとコンパネを敷いての作業となります。

最初に書きましたが、阿部は油汚れが苦手です...
全身を包む使い捨ての保護衣をまとって作業を行います。
...凄い嫌そうな顔してますね...

換気扇を留めているビスも、油に埋もれてしまっています。
下手に緩めようとして、ビス頭をなめてしまうと厄介です。

ここで活躍するのが、このWD-40のディグリーザー。

ビスに泡を吹きかけると、トロトロと油が溶け落ちていきます。
う~ん...気持ち悪い...

なんとか外すことができました。

新旧交代です。


悪戦苦闘して、なんとか新しい換気扇を取付けました。

全部上向きで中腰作業なのと、事あるごとに硬化した油の塊が降ってくるので、精神的にもボロボロになります。

既存のケーブルと接続して、しっかりと自己融着テープで絶縁して完成。
あとは電源を入れて、異常がない事を確認してお引渡しです。

「痛い出費やけど、この換気扇が止まったら仕事にならんなるけんな。早めに取替えてもろて良かった。またエアコンとかもあるけん、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

最初に書きましたけど、もう一度。阿部は油汚れがどうにも苦手ですので、今回の様な工事は基本的にお受けしていませんので、ご了承ください<(_ _)>

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