2024年4月24日水曜日

狭いスペースに室外機を置きたいご希望のエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン取付けのご依頼をいただき、本日午後からお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2523-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

取付けるのはこちらのお部屋。
2010年にフルリフォームした際に、アベ冷熱技研でエアコン専用コンセントも設置済です。

室外機を置く場所は事前調査で決めてはいましたが、「阿部さん、当日言うて申し訳ないんやが、ここに室外機は置けんかな?」とお客様。
なかなかビチビチな上に、雨水管まで立ち下がっている状況です...
まぁ、なんとかなるでしょう。やってみます。

しかしこの内壁、入り組んでいて壁内に何かありそうで嫌な感じですね。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。
ちなみに、2010年のリフォームの際に、内壁も外壁も石綿の含まれていないものに変わっているので、今回飛散防止対策の必要はありません。

内壁と外壁の間にはブロック壁がありまして、壁の厚みは320mmもあります。
内側と外側から作業して、なんとか貫通。

配管穴には、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

壁の厚みが320mmもあるので、配管接続部分が壁の中になるため、配管を接続してから掛けます。

なんとか掛かりました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
室外機が置けるとか置けないとかじゃなく、狭すぎて体が入りにくく、スリムダクト留めたり、配管取り回しする方が大変でした...

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
かなり時間が掛かってしまいましたが、ご希望通りに設置できて良かったです。

「ありがとうございました。これで夏もこの部屋でぐっすり寝れる。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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