2022年7月6日水曜日

キッチンにエアコン新設と専用コンセント増設ついでに分電盤取替工事

3年前にエアコンをご購入いただいたお客様のご依頼で、キッチンへエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2521-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

ご希望はこの辺りへ取付けですが、専用コンセントがありません。

エアコン専用コンセントは、分電盤からケーブルを引いて設置すればいいのですが、肝心の分電盤の分岐回路がいっぱいで、増設するための空きがありません。
いつもなら、隣にボックスを付けて増設しますが、見た目も悪いので分電盤ごと取替えて欲しいとのご希望でご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
まずは、専用コンセントの増設から。

天井裏からケーブルを通していきます。

室内機のところに、コンセントを取付けました。

分電盤までケーブルが通りました。

既存の分電盤を撤去して、取替えていきます。

分岐回路×10回路、予備スペース×2回路の分電盤に取替えましたから、将来の増設にも対応できます。

では、エアコンの取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。
実はこの壁、ブロック壁なんです。
今日の作業のメインはこの穴開けと言っても過言でないくらい、腕がシビレました...

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
勝手口のドアが室外機に当たるんですけど、後でお客様が当たらないように対策をされるそうです。
ここしか室外機が置けないので、仕方ありませんね。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して完了です。
「暑い中、ありがとうございました。これで涼しくなります。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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